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公開番号
2025127721
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024600
出願日
2024-02-21
発明の名称
再生アスファルト混合物の製造方法
出願人
株式会社NIPPO
代理人
弁理士法人SIPPs
主分類
E01C
19/10 20060101AFI20250826BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】 本発明は、環境・安全面での実施に問題がなく、既存のプラントの生産性を落とすことなく製造可能で、かつに疲労抵抗性等において優れた性状を有する再生アスファルト混合物の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のアスファルト混合物の製造方法は、再生骨材と再生用添加剤とを混合して第1の混合物を得る第1の混合工程、第1の混合物と新規骨材とを混合して第2の混合物を得る第2の混合工程、及び第2の混合物と新規アスファルトとを混合して再生アスファルト混合物を得る第3の混合工程を含み、第1~第3の混合工程が、同一のミキサー内で行われ、第1の混合工程及び第2の混合工程の合計の時間が、第3の混合工程の時間よりも長く、かつ第3の混合工程が、40秒以内で行われる。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
再生骨材と再生用添加剤とを混合して第1の混合物を得る第1の混合工程、
第1の混合物と新規骨材とを混合して第2の混合物を得る第2の混合工程、及び
第2の混合物と新規アスファルトとを混合して再生アスファルト混合物を得る第3の混合工程、
を含む、再生アスファルト混合物の製造方法であって、
第1~第3の混合工程が、同一のミキサー内で行われ、
第1の混合工程及び第2の混合工程の合計の時間が、第3の混合工程の時間よりも長く、かつ第3の混合工程が、40秒以内で行われる、再生アスファルト混合物の製造方法。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
第1の混合工程及び第2の混合工程が、50秒以内で行われる、請求項1に記載の再生アスファルト混合物の製造方法。
【請求項3】
第1の混合工程が、40秒以内で行われ、第2の混合工程が、15秒以内で行われ、第3の混合工程が、30秒以内で行われる、請求項1に記載の再生アスファルト混合物の製造方法。
【請求項4】
一度に製造される再生アスファルト混合物が、0.5トン~5.0トンの範囲である、請求項1に記載の再生アスファルト混合物の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、再生アスファルト混合物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
アスファルト舗装には、砕石や砂等の骨材とバインダとしてのアスファルトを混合した アスファルト混合物が用いられる。
【0003】
従来、アスファルト舗装の表層と基層に施工されたアスファルト混合物の廃材を破砕して再利用する再生骨材が製造されている。この再生骨材は、アスファルト混合物の材料として用いられ、新規のアスファルト及び新規の骨材とを混ぜ合わせてアスファルト混合物としてアスファルト舗装道路に広く施工されている。
【0004】
しかし、再生骨材は廃材となった旧骨材の表面に旧アスファルトが被覆されており、この再生骨材を繰り返して再生することにより、旧アスファルトも製造時の再加熱や使用中の紫外線等により劣化するため、品質が劣る再生骨材が近年増加している。これにより、再生骨材を用いた再生アスファルト混合物の性能も低下する問題が生じる。
【0005】
そこで、再生骨材に付着した旧アスファルトの性状を回復させるために、再生アスファルト混合物に再生用添加剤を含有させることが知られている。
【0006】
再生用添加剤を用いた再生アスファルト混合物は、加熱した再生骨材、加熱した新規の骨材、再生用添加剤、新規のアスファルト等をミキサーに投入して攪拌混合することで製造される。
【0007】
特許文献1は、このような再生アスファルト混合物の製造方法において、加熱した再生骨材に再生用添加剤を添加・混合した後、新規骨材及び新規アスファルトと混合することを開示している。このようなアスファルト混合物の製造方法によれば、再生骨材のみに向けて再生用添加剤が添加され、再生用添加剤の全量が再生骨材中に混ぜ込まれることとなり、再生骨材に含まれる旧アスファルトの性状回復に効果的に作用し、高品質の再生アスファルト混合物を製造できることが期待できるとしている。
【0008】
特許文献2は、このような再生アスファルト混合物の製造方法において、再生用添加剤を再生骨材に添加して、再生用添加剤を含む再生骨材を養生してから、養生した再生骨材と、新規骨材、新規アスファルト等とを混合することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2010-100996号公報
特開2020-037798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1に記載の方法では、混合時間が長くなるために、既存のプラントで製造しようとすると、生産性が落ちてしまう。また、特許文献2に記載の方法では、再生用添加剤の種類によっては、養生の間の環境・安全面において、既存のプラントでの実施が困難になることがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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