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公開番号2025152478
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024054398
出願日2024-03-28
発明の名称土壌改質材及びそれを含む土壌
出願人株式会社NIPPO
代理人弁理士法人SIPPs
主分類E01C 13/00 20060101AFI20251002BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】 本発明は、ダマが発生しにくい、土壌改質材及びそれを含む土壌を提供する。
【解決手段】 本発明の土壌改質材は、骨材及びアスファルトを含む、土壌改質材であって、前記骨材は、粒径0.250mm以下の骨材の割合が、20質量%以下である。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
骨材及びアスファルトを含む、土壌改質材であって、前記骨材は、粒径0.250mm以下の骨材の割合が、20質量%以下である、土壌改質材。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記骨材の粒径2.00mm以上の骨材の割合が、10質量%以上である、請求項1に記載の土壌改質材。
【請求項3】
さらに、可塑剤を含む、請求項1に記載の土壌改質材。
【請求項4】
前記可塑剤が、脂肪酸系化合物を含む、請求項3に記載の土壌改質材。
【請求項5】
前記脂肪酸系化合物が、脂肪酸アルキルエステル化合物である、請求項4に記載の土壌改質材。
【請求項6】
前記骨材の含有量が、90~99質量%であり、前記アスファルト及び前記可塑剤の合計の含有量が、1~10質量%であり、前記可塑剤の含有量が、前記アスファルト100質量部に対して5~50質量部である、請求項3に記載の土壌改質材。
【請求項7】
土壌用母材及び請求項1~6のいずれか一項に記載の土壌改質材を含む、土壌。
【請求項8】
前記土壌用母材が、赤土及び山砂を含む、請求項7に記載の土壌。
【請求項9】
前記土壌用母材の含有量が、50~90体積%であり、前記土壌改質材の含有量が、10~50体積%である、請求項8に記載の土壌。
【請求項10】
請求項8に記載の土壌を表層に含む、屋外運動場。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、土壌改質材及びそれを含む土壌に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
野球場、校庭、公園等の各種の屋外運動場においては、表層に土壌が用いられている。表層の土壌は、風による影響、運動者の靴による衝撃等によって、表面に土埃が発生することがある。
【0003】
そこで、これらの土壌には、防塵剤が使われる場合がある。例えば、特許文献1は、ポリブテンエマルションを含む、屋外運動場用の防塵剤が開示されている。
【0004】
また、特許文献2は、骨材、アスファルト、及びポリブテンを含む、屋外運動場用の土壌改質材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-67841号公報
特開2021-88871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
土壌改質材は土壌用母材と混合して用いられるが、土壌用母材と土壌改質材とを混合した際に、アスファルトモルタルのダマが発生する場合がある。このようなダマの発生は、土壌用母材と土壌改質剤との均一な混合ができていないことを意味しているため、その土壌は、土埃が発生することが考えられる。
【0007】
そこで、本発明は、ダマが発生しにくい、土壌改質材及びそれを含む土壌を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、以下の態様を有する土壌改質材及びそれを含む土壌であれば、屋外運動場の凍結及びそれによる粉塵の発生を減らすことができることを見出した。
【0009】
すなわち、本発明は、以下の態様を有する:
《態様1》
骨材及びアスファルトを含む、土壌改質材であって、前記骨材は、粒径0.250mm以下の骨材の割合が、20質量%以下である、土壌改質材。
《態様2》
前記骨材の粒径2.00mm以上の骨材の割合が、10質量%以上である、態様1に記載の土壌改質材。
《態様3》
さらに、可塑剤を含む、態様1に記載の土壌改質材。
《態様4》
前記可塑剤が、脂肪酸系化合物を含む、態様3に記載の土壌改質材。
《態様5》
前記脂肪酸系化合物が、脂肪酸アルキルエステル化合物である、態様4に記載の土壌改質材。
《態様6》
前記骨材の含有量が、90~99質量%であり、前記アスファルト及び前記可塑剤の合計の含有量が、1~10質量%であり、前記可塑剤の含有量が、前記アスファルト100質量部に対して5~50質量部である、態様3に記載の土壌改質材。
《態様7》
土壌用母材及び態様1~6のいずれか一項に記載の土壌改質材を含む、土壌。
《態様8》
前記土壌用母材が、赤土及び山砂を含む、態様7に記載の土壌。
《態様9》
前記土壌用母材の含有量が、50~90体積%であり、前記土壌改質材の含有量が、10~50体積%である、態様8に記載の土壌。
《態様10》
態様8に記載の土壌を表層に含む、屋外運動場。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ダマが発生しにくい、土壌改質材及びそれを含む土壌を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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