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公開番号2025136908
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024035842
出願日2024-03-08
発明の名称法面機械
出願人株式会社NIPPO
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類E01C 19/26 20060101AFI20250911BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】法面を安定して走行させることができる法面機械を提供する。
【解決手段】伴走するサポート機械が有する支持ロープに吊り下げられて、法面を自走する法面機械において、車輪支持部22と、車輪支持部22に傾動可能に支持され、支持ロープが連結される車両本体20と、車両本体20の車輪支持部22に対する傾きの状態を検知するセンサと、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
伴走するサポート機械が有する支持ロープに吊り下げられて、法面を自走する法面機械において、
車輪支持部と、
前記車輪支持部に傾動可能に支持され、前記支持ロープが連結される車両本体と、
前記車両本体の前記車輪支持部に対する傾きの状態を検知するセンサと、
を備える法面機械。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記車輪支持部と前記車両本体の間に、
前記車両本体の傾きに応じて伸縮するばね機構を備える、
請求項1に記載の法面機械。
【請求項3】
前記車両本体の傾きを禁止する禁止部を備える、
請求項1に記載の法面機械。
【請求項4】
前記車輪支持部は、台座部材を備え、
前記センサは、前記台座部材と前記車両本体との間隔を測定する変位センサである、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の法面機械。
【請求項5】
前記センサの検出値が、所定範囲に収まるように前記支持ロープを繰り出し、又は、巻き取り制御する、
請求項4に記載の法面機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、法面機械に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、伴走するサポート機械が有する支持ロープに吊下げられて、法面を自走して舗装する、アスファルトフィニッシャ等の法面機械を開示する。特許文献1では、サポート機械のウインチから支持ロープを繰り出し、又は、巻き取り制御することで、支持ロープの張力を調整し、法面上の法面機械を支持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平1-260103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1では、法面機械とサポート機械の距離が変化し、支持ロープの張力が急激に変化した際の、法面機械の走行の安定性に課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、法面を安定して走行させることができる法面機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、伴走するサポート機械が有する支持ロープに吊り下げられて、法面を自走する法面機械において、車輪支持部と、前記車輪支持部に傾動可能に支持され、前記支持ロープが連結される車両本体と、前記車両本体の前記車輪支持部に対する傾きの状態を検知するセンサと、を備える。
センサにより車両本体の傾きを検知し、車両本体の傾きが予め定めた所定範囲を逸脱した場合、所定範囲に収まるように支持ロープを繰出し、又は、巻取り制御することにより、法面機械の走行の安定性を確保できる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、法面上の法面機械を安定して走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
法面作業装置の側面図である。
法面機械の側面図である。
前輪支持部を示す平面図である。
前輪支持部を示す正面図である。
後輪支持部を示す平面図である。
後輪支持部を示す正面図である。
図6のVII-VII断面図である。
図7のVIII-VIII断面図である。
制御系のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
[1-1.構成]
図1は、法面作業装置1の側面図である。
法面作業装置1は、テストコース、競技場などの、傾斜のある法面Sを自走し、法面Sを舗装するアスファルトフィニッシャや転圧ローラなどの法面機械2と、法面Sの下方に位置する平坦路Gを、法面機械2と伴走するサポート機械3と、を備える。法面作業装置1は、法面作業システムと呼ぶこともできる。
【0009】
[1-1-1.サポート機械]
サポート機械3は、走行部4と、走行部4の上部に旋回可能に配置される旋回体5と、旋回体5の上部に連結される車体6とを備える。走行部5は車輪7と、車輪7を駆動する駆動部(不図示)と、を備える。
車体6には、運転室8が配置される。
作業者は、運転室8に乗り込みサポート機械3を運転し、サポート機械3は、平坦路G上を走行自在である。
【0010】
サポート機械3は、車体6から上方に向かって延びるブーム9を備える。
ブーム9は、下ブーム9Aと、中ブーム9Bと、上ブーム9Cと、を備える。下ブーム9Aには、起伏用の油圧シリンダ(不図示)が連結され、下ブーム9Aは、車体6に対して起伏自在に支持される。中ブーム9Bと、上ブーム9Cには、伸縮用の油圧シリンダ(不図示)が連結され、中ブーム9Bと、上ブーム9Cは、下ブーム9Aに対して伸縮自在に構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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