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公開番号2025123638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019198
出願日2024-02-13
発明の名称路面切削機
出願人範多機械株式会社
代理人個人
主分類E01C 23/12 20060101AFI20250818BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】電動モータと油圧モータとを組みあせて、切削ドラムを回転させる路面切削機を提供すること。
【解決手段】路面切削機100は、路面を切削するための切削ドラム101と、切削ドラム101を回転させるための油圧モータ106と、バッテリ115の電力で動作する電動モータ112と、切削ドラム101の回転を、油圧モータ106によって回転させるか、若しくは、電動モータ112によって回転させるかを切り替えるための第1~第3のクラッチ107,108,109と、各クラッチ107,108,109、油圧モータ106、及び電動モータ112の動作を制御する制御装置113とを備える。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
路面を切削するための切削ドラムと、
前記切削ドラムを回転させるための油圧モータ又はエンジンからなる駆動装置と、
バッテリの電力で動作する電動モータと、
前記切削ドラムの回転を、前記駆動装置によって回転させるか、若しくは、前記電動モータによって回転させるかを切り替えるための切替手段と、
前記切替手段、前記駆動装置、及び前記電動モータの動作を制御する制御装置とを備えることを特徴とする、路面切削機。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御装置は、通常モードの場合には、前記駆動装置のみによって、前記切削ドラムを回転させように制御することを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
【請求項3】
前記制御装置は、アシストモードの場合には、前記駆動装置及び前記電動モータの両方によって、前記切削ドラムを回転させるように制御することを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
【請求項4】
前記制御装置は、負荷が所定値以上となった場合に、前記アシストモードに移行することを特徴とする、請求項3に記載の路面切削機。
【請求項5】
前記制御装置は、充電のみモードの場合には、前記駆動装置の回転力を前記電動モータに伝達し、
前記電動モータによって発電された電力が前記バッテリに充電されるように制御することを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
【請求項6】
前記制御装置は、整備モードの場合には、前記電動モータのみに前記切削ドラムを回転させるように制御することを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
【請求項7】
前記制御装置は、作業&充電モードの場合には、前記駆動装置に前記切削ドラムを回転させるとともに、前記電動モータを回転させて前記バッテリに充電させるように制御することを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
【請求項8】
前記切替手段は、
前記電動モータに直接又は間接的に接続される第1のクラッチと、
前記切削ドラムに直接又は間接的に接続される第2のクラッチと、
前記油圧モータに直接又は間接的に第3のクラッチとを含み、
前記制御装置は、作業モードに応じて、前記第1~第3のクラッチを制御することを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
【請求項9】
前記制御装置は、通常モードの場合には、前記第1のクラッチをオフにして、前記電動モータからの回転力が前記切削ドラムに伝達しないように制御することを特徴とする、請求項8に記載の路面切削機。
【請求項10】
前記制御装置は、アシストモードの場合には、前記第1~第3のクラッチをオンにして、前記電動モータ及び前記駆動装置からの回転力が前記切削ドラムに伝達するように制御することを特徴とする、請求項8に記載の路面切削機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、路面切削機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
路面切削機は、表面に多数のビットを備えた切削ドラムを回転させて、路面を切削し、切削した路面をコンベア等で回収して、別のダンプカーに積載する装置である。
従来の路面切削機の切削ドラムは、油圧モータで回転させるのがほとんどであったが、特許文献1~6に記載のように、電動モータで、切削ドラムを回転させる装置についても提案されてきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-023755号公報
特開2022-186972号公報
特許6690854号公報
特許7168737号公報
特許7169317号公報
実用新案登録第3115763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、電動モータと油圧モータとを組み合わせて、切削ドラムを回転させる路面切削機は、存在しなかった。
【0005】
それゆえ、本発明は、電動モータと油圧モータとを組みあせて、切削ドラムを回転させる路面切削機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような特徴を有する。本発明は、路面を切削するための切削ドラムと、切削ドラムを回転させるための油圧モータ又はエンジンからなる駆動装置と、バッテリの電力で動作する電動モータと、切削ドラムの回転を、駆動装置によって回転させるか、若しくは、電動モータによって回転させるかを切り替えるための切替手段と、切替手段、駆動装置、及び電動モータの動作を制御する制御装置とを備えることを特徴とする、路面切削機である。
【0007】
好ましくは、制御装置は、通常モードの場合には、駆動装置のみによって、切削ドラムを回転させるように制御するとよい。
【0008】
好ましくは、制御装置は、アシストモードの場合には、駆動装置及び電動モータの両方によって、切削ドラムを回転させるように制御するとよい。
【0009】
好ましくは、制御装置は、負荷が所定値以上となった場合に、アシストモードに移行するように制御するとよい。
【0010】
好ましくは、制御装置は、充電のみモードの場合には、駆動装置の回転力を電動モータに伝達し、電動モータによって発電された電力がバッテリに充電されるように制御するとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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