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公開番号
2025130565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027819
出願日
2024-02-27
発明の名称
アスファルトフィニッシャ
出願人
株式会社NIPPO
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
E01C
19/48 20060101AFI20250901BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】構造体や型枠等の近傍において、舗装材の締固め密度を十分に確保することができる、アスファルトフィニッシャを提供する。
【解決手段】アスファルトフィニッシャ1は、第1タンパ機構35が備える第1タンパエッジ38の車幅方向の両端に、所定幅を持って前側に突出する第2タンパ機構50を備え、第2タンパ機構50の第2タンパエッジ53は、下面が前上がりに形成され、第1タンパエッジ38で舗装材を突き固めるに先立ち、第2タンパエッジ53により舗装材を突き固め可能とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
上下に微振動して舗装材を敷均すスクリードプレートと、前記スクリードプレートの前側に配置され、上下に振動して舗装材を突き固めるタンパ機構とで構成されるスクリード機構を備えるアスファルトフィニッシャにおいて、
前記タンパ機構が備える第1タンパエッジの車幅方向の両端に、所定幅を持って前側に突出する第2タンパ機構を備え、
前記第2タンパ機構の第2タンパエッジは、下面が前上がりに形成され、
前記第1タンパエッジで舗装材を突き固めるに先立ち、前記第2タンパエッジにより舗装材を突き固め可能とする、
アスファルトフィニッシャ。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第2タンパエッジの後端縁の高さは、前記第1タンパエッジの前端縁の高さよりも大きい、
請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項3】
前記タンパ機構は、タンパ回転軸部と、前記タンパ回転軸部が挿通され、前記第1タンパエッジと共に振動する第1タンパロッド部と、を備え、
前記第2タンパ機構は、前記タンパ回転軸部が挿通され、前記第2タンパエッジと共に振動する第2タンパロッド部と、を備える、
請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項4】
前記タンパ機構は、タンパ回転軸部と、前記タンパ回転軸部が挿通され、前記第1タンパエッジと共に振動する第1タンパロッド部と、を備え、
前記第2タンパ機構は、第2タンパ回転軸部と、前記第2タンパ回転軸部が挿通され、前記第2タンパエッジと共に振動する第2タンパロッド部と、を備え、
前記スクリード機構は、前側の壁部を構成するデフレクタ板を備え、
前記デフレクタ板から前記第2タンパロッド部を臨むように、前記デフレクタ板に切り欠き部が形成されている、
請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項5】
前記第2タンパ機構は、前記第1タンパエッジの車幅方向の両端における前側に設けられる突出部として構成され、
前記突出部の下面の後端縁は、前記第1タンパエッジの下面の前端縁に連続して形成される、
請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項6】
前記スクリード機構は、前記タンパ機構の前側に舗装材の供給量を調整するストライクオフプレートを備え、
前記ストライクオフプレートには、前記第2タンパエッジが嵌まるスペース部が形成されている、
請求項1から5のいずれかに記載のアスファルトフィニッシャ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アスファルトフィニッシャに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
アスファルトフィニッシャは、上下に微振動して舗装材を敷均すスクリードプレートと、スクリードプレートの前側に配置され、上下に振動して舗装材を突き固める締固め装置(タンパ機構)と、を備える。
路面舗設箇所では、幅方向の一方の側端部が構造体で囲われ、他方の側端部が木材製の型枠等で囲われ、構造体と型枠等の間に舗装材が投入され、同混合物がタンパ機構で突き固められ、ついで、スクリードプレートで敷均される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-090551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来のアスファルトフィニッシャでは、構造体や型枠等の近傍における、舗装材の締固め密度が不足する虞があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の課題を解消し、構造体や型枠等の近傍において、舗装材の締固め密度を十分に確保することができる、アスファルトフィニッシャを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るアスファルトフィニッシャは、上下に微振動して舗装材を敷均すスクリードプレートと、前記スクリードプレートの前側に配置され、上下に振動して舗装材を突き固めるタンパ機構とで構成されるスクリード機構を備えるアスファルトフィニッシャにおいて、前記タンパ機構が備える第1タンパエッジの車幅方向の両端に、所定幅を持って前側に突出する第2タンパ機構を備え、前記第2タンパ機構の第2タンパエッジは、下面が前上がりに形成され、前記第1タンパエッジで舗装材を突き固めるに先立ち、前記第2タンパエッジにより舗装材を突き固め可能とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、構造体や型枠等の近傍の舗装材を、第1タンパエッジに加え第2タンパエッジで突くことができる。よって、構造体や型枠等の近傍の舗装材の締固め密度を十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、アスファルトフィニッシャの側面図である。
図2は、アスファルトフィニッシャを上方から見た概略図である。
図3は、図2のIII-III方向から見た断面概略図である。
図4は、図2のIV-IV方向から見た断面概略図である。
図5は、図4のV-V方向から見た断面概略図である。
図6は、変形例1に係る第2タンパ機構を示す図である。
図7は、変形例1に係る突出部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本発明の実施形態に係るアスファルトフィニッシャ1の側面図である。図2は、アスファルトフィニッシャ1を上方から見た概略図である。図3は、図2のIII-III方向から見た断面概略図である。
各図に適宜に付す符号FRは前方を示し、符号LHは左方を示し、符号UPは上方を示す。
アスファルトフィニッシャ1は、車体2、ホッパ3、及びスクリード機構4を備える。
【0009】
車体2は、後輪5及び前輪6を備える。後輪5と前輪6とをそれぞれ駆動する不図示のモータは、油圧ポンプから作動油の供給を受けて回転する油圧モータである。車体2は、後輪5及び前輪6の代わりにクローラを備えていてもよい。
ホッパ3は、舗装材を受け入れる。舗装材は、例えば、アスファルト混合物である。ホッパ3は、車体2の前側に設置され、ホッパシリンダ10によって車幅方向に開閉可能に構成される。アスファルトフィニッシャ1は、ホッパ3を全開状態にして不図示のダンプトラックの荷台から舗装材を受け入れる。
【0010】
車体2の後側に給送された舗装材は、車体2の車幅方向に延びるように設けられるスクリュスプレッダ15によって、車体2の後側且つスクリード機構4の前側で車幅方向に敷き拡げられる。図2では、スクリュスプレッダ15によって敷き拡げられた舗装材Pをドット模様で示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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