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公開番号
2025133198
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024030997
出願日
2024-03-01
発明の名称
床版部材設置装置及び床版部材の設置方法
出願人
五洋建設株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E01C
9/08 20060101AFI20250904BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】床版部材直下の地盤や路盤の強度を確保するとともに、床版部材を精度よく所定の角度に据え付けることができる床版部材設置装置及び床版部材の設置方法の提供。
【解決手段】この床版部材設置装置は、床版部材1の下側周縁部に固定された弾性型枠部材4と、床版部材1の周縁部に固定された複数の高さ調節具5,5…と、床版部材1の上面に設置された1又は複数の傾斜計測手段6a,6aと、弾性型枠部材4内に充填材8を供給する充填材供給手段7とを備え、複数の高さ調節具5,5…により精度よく床版部材1を据え付け、且つ、床版部材と地盤2との間に安定した路盤部3を形成できるようにしている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
路盤部を介して床版部材を地面上に設置するための床版部材設置装置において、
前記床版部材の下側周縁部に固定された弾性を有する弾性型枠部材と、前記床版部材の周縁部に固定された複数の高さ調節具と、前記床版部材の上面に設置された1又は複数の傾斜計測手段と、前記弾性型枠部材内に充填材を供給する充填材供給手段とを備え、
前記傾斜計測手段による計測値に基づいて前記複数の高さ調節具により前記床版部材の周縁部の設置高さが調節され、前記弾性型枠部材が前記地面に押し当てられ、且つ、前記床版部材が所望の角度に配置されるようにしたことを特徴としてなる床版部材設置装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記床版部材の下面に前記充填材の充填を検知する充填検知器を備えている請求項1に記載の床版部材設置装置。
【請求項3】
前記弾性型枠部材は、透明又は半透明な部材によって構成されている請求項1又は2に記載の床版部材設置装置。
【請求項4】
前記複数の高さ調整具は、前記傾斜計測手段の計測値に基づいてそれぞれ自動的に高さが調節されるようにした請求項1又は2に記載の床版部材設置装置。
【請求項5】
路盤部を介して床版部材を地面上に設置する床版部材の設置方法において、
前記床版部材の下側周縁部に弾性を有する弾性型枠材を固定するとともに、前記床版部材の周縁部に複数の高さ調節具を固定しておき、
前記高さ調節具を介して前記床版部材を前記地面に仮置きした後、
前記床版部材の上面部に設置した1又は複数の傾斜計測手段による計測値に基づいて前記複数の高さ調節具によって前記弾性型枠部材を前記地面に押し当てつつ、前記床版の周縁部の高さを調整して前記床版部材を所望の角度に配置し、
然る後、前記弾性型枠材内に充填材を充填して前記床版部材と前記地面との間に前記路盤部を形成することを特徴とする床版部材の設置方法。
【請求項6】
前記床版部材の下面に設置した充填検知器で前記充填材の充填状況を確認する請求項5に記載の床版部材の設置方法。
【請求項7】
前記充填材の充填中に前記傾斜計測手段による計測値の変化に基づいて前記高さ調節具によって前記床版部材を所望の角度に維持する請求項5又は6に記載の床版部材の設置方法。
【請求項8】
隣接した複数の床版部材を設置するに際し、
各床版部材に設置された前記傾斜計測手段による計測値に基づいて前記複数の高さ調節具によって前記弾性型枠部材を前記地面に押し当てつつ、前記複数の前記床版部材を所望の角度に配置し、
然る後、前記複数の前記床版部材下の前記弾性型枠部材に囲まれた空間に充填材を充填し、前記複数の前記床版部材下に連続した路盤部を形成する請求項5又は6に記載の床版部材の設置方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に地上を走行可能な門型移動クレーンやガントリークレーン、重機等の走行路を構築するための床版部材設置装置及び床版部材の設置方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、港湾施設や造船施設等では、門型移動クレーン等の大型クレーンや重機が走行する際の荷重を支持できるよう表面部が床版部材によって舗装された走行路が構築されている。
【0003】
この種の舗装された走行路には、床掘後の地盤上に砕石等の路盤材を埋め戻して路盤を形成し、締固めた路盤上面に工場等で予め製作された走行路用のプレキャスト床版を据え付けて舗装するものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-280008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の如き従来の技術では、地盤や路盤の締固め度にバラツキがあったり、走行路用のプレキャスト床版が水平に据え付けられていなかったりすると供用後に不均等な荷重によって路盤の不等沈下や舗装に段差が生じ、門型移動クレーン等の大型クレーンやその他の重機等の走行に支障をきたすおそれがあった。
【0006】
そこで、本発明は、このような従来の問題に鑑み、床版部材直下の地盤や路盤の強度を確保するとともに、床版部材を精度よく所定の角度に据え付けることができる床版部材設置装置及び床版部材の設置方法の提供を目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の如き従来の問題を解決するための請求項1に記載の発明の特徴は、路盤部を介して床版部材を地面上に設置するための床版部材設置装置において、前記床版部材の下側周縁部に固定された弾性を有する弾性型枠部材と、前記床版部材の周縁部に固定された複数の高さ調節具と、前記床版部材の上面に設置された1又は複数の傾斜計測手段と、前記弾性型枠部材内に充填材を供給する充填材供給手段とを備え、前記傾斜計測手段による計測値に基づいて前記複数の高さ調節具により前記床版部材の周縁部の設置高さが調節され、前記弾性型枠部材が前記地面に押し当てられ、且つ、前記床版部材が所望の角度に配置されるようにしたことにある。
【0008】
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記床版部材の下面に前記充填材の充填を検知する充填検知器を備えていることにある。
【0009】
請求項3に記載の発明の特徴は、請求項1又は2の構成に加え、前記弾性型枠部材は、透明又は半透明な部材によって構成されていることにある。
【0010】
請求項4に記載の発明の特徴は、請求項1又は2の構成に加え、前記複数の高さ調整具は、前記傾斜計測手段の計測値に基づいてそれぞれ自動的に高さが調節されるようにしたことにある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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