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公開番号2025094593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210245
出願日2023-12-13
発明の名称グラウンドのリフォーム工法
出願人青野スポーツ施設株式会社
代理人弁理士法人 丸山国際特許事務所
主分類E01C 13/00 20060101AFI20250618BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】本発明は、悪化したコンディションを改善できるグラウンドのリフォーム工法を提供する。
【解決手段】本発明に係るグラウンド10のリフォーム工法は、前記グラウンドに配置されてレーザー光を発信する回転レーザー装置40からの前記レーザー光を受信すると共にGPSを受信して走行するブルドーザー20により、前記グラウンドの勾配を修正する勾配修正工程と、新たな土壌12を補充する土壌補充工程と、前記補充された土壌を、前記ブルドーザーにより前記レーザー光と前記GPを用いて敷き均す敷均し工程と、テイラー用アタッチメント60を取り付けたトラクター30により、前記グラウンドの表層を耕運する耕運工程と、鋼材72を枠型に組んだカンナカッター70をトラクターで牽引し、前記グラウンドの不陸整正を行なう不陸整正工程と、前記グラウンドの最終仕上げを行なう最終仕上げ工程と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
グラウンドのリフォーム工法であって、
前記グラウンドに配置されてレーザー光を発信する回転レーザー装置からの前記レーザー光を受信すると共にGPSを受信して走行するブルドーザーにより、前記グラウンドの勾配を修正する勾配修正工程と、
ローラー転圧機により、前記グラウンドを転圧する一次転圧工程と、
新たな土壌を補充する土壌補充工程と、
前記補充された土壌を、前記ブルドーザーにより前記レーザー光と前記GPを用いて敷き均す敷均し工程と、
前記ローラー転圧機により、前記グラウンドを転圧する二次転圧工程と、
テイラー用アタッチメントを取り付けたトラクターにより、前記グラウンドの表層を耕運する耕運工程と、
前記ローラー転圧機により、前記グラウンドを転圧する三次転圧工程と、
鋼材を枠型に組んだカンナカッターをトラクターで牽引し、前記グラウンドの不陸整正を行なう不陸整正工程と、
前記ローラー転圧機により、前記グラウンドを転圧する四次転圧工程と、
レーキの後方にブラシを装着した仕上げ治具を取り付けたトラクターにより、前記グラウンドの最終仕上げを行なう最終仕上げ工程と、
を有するグラウンドのリフォーム工法。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記カンナカッターは、枠型に組んだ鋼材の下縁から下向きに平板状の刃部材を張り出して形成される、
請求項1に記載のグラウンドのリフォーム工法。
【請求項3】
前記カンナカッターは、後部側にウェイトを載せて牽引される、
請求項2に記載のグラウンドのリフォーム工法。
【請求項4】
前記ブルドーザーは、ゴム製のクローラーで走行する、
請求項3に記載のグラウンドのリフォーム工法。
【請求項5】
前記耕運工程は、前記グラウンドの1cm~8cmの表層を耕運する、
請求項4に記載のグラウンドのリフォーム工法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、野球グラウンドやテニスコート、公園などの土壌表面のリフォーム工法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
野球グラウンド、サッカーグラウンド、テニスコート、ソフトボールグラウンド、公園などのグラウンドでは、使用や降雨などの経年変化により、グラウンドのコンディションが悪化する。具体的には、グラウンドの水勾配の悪化や、降雨後の水たまりの発生やぬかるみの発生など排水性の問題、また、苦汁・石灰による硬化、雑草の繁茂、表面の凹凸の形成などのコンディション悪化である。
【0003】
発明者は、特許文献1において、グラウンドの表層に格子状の溝を形成し、当該溝に砕石等を充填して排水効率を高めた地盤表面排水工法を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6901143号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
グラウンドの排水性だけでなく、上記したグラウンド表面の様々なコンディションを総合的にリフォームする工法が求められている。
【0006】
本発明は、悪化したコンディションを改善できるグラウンドのリフォーム工法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るグラウンドのリフォーム工法は、
グラウンドのリフォーム工法であって、
前記グラウンドに配置されてレーザー光を発信する回転レーザー装置からの前記レーザー光を受信すると共にGPSを受信して走行するブルドーザーにより、前記グラウンドの勾配を修正する勾配修正工程と、
ローラー転圧機により、前記グラウンドを転圧する一次転圧工程と、
新たな土壌を補充する土壌補充工程と、
前記補充された土壌を、前記ブルドーザーにより前記レーザー光と前記GPを用いて敷き均す敷均し工程と、
前記ローラー転圧機により、前記グラウンドを転圧する二次転圧工程と、
テイラー用アタッチメントを取り付けたトラクターにより、前記グラウンドの表層を耕運する耕運工程と、
前記ローラー転圧機により、前記グラウンドを転圧する三次転圧工程と、
鋼材を枠型に組んだカンナカッターをトラクターで牽引し、前記グラウンドの不陸整正を行なう不陸整正工程と、
前記ローラー転圧機により、前記グラウンドを転圧する四次転圧工程と、
レーキの後方にブラシを装着した仕上げ治具を取り付けたトラクターにより、前記グラウンドの最終仕上げを行なう最終仕上げ工程と、
を有する。
【0008】
前記カンナカッターは、枠型に組んだ鋼材の下縁から下向きに平板状の刃部材を張り出して形成することができる。
【0009】
前記カンナカッターは、後部側にウェイトを載せて牽引することができる。
【0010】
前記ブルドーザーは、ゴム製のクローラーで走行することが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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