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公開番号
2025106341
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025056015,2023556474
出願日
2025-03-28,2022-03-14
発明の名称
ピラゾロピリジン誘導体及びその使用
出願人
ノバルティス アーゲー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07D
471/04 20060101AFI20250708BHJP(有機化学)
要約
【課題】広間隔ジンクフィンガーモチーフ(WIZ)発現レベルの低下又は胎児ヘモグロビン(HbF)発現の誘導並びに鎌状赤血球症及びβ-サラセミアなどの遺伝性血液疾患(例えば、ヘモグロビン異常症、例えばβ-ヘモグロビン異常症)を治療する医薬組成物を提供する。
【解決手段】下式(I’’)
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025106341000474.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">57</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image>
の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、プロドラッグ、立体異性体
若しくは互変異性体(式中、Xは、CH、CF及びNから選択される)が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式(I’’)
TIFF
2025106341000400.tif
57
170
(式中、
TIFF
2025106341000401.tif
8
170
は、単結合又は二重結合であり;
Xは、CH、CF及びNから選択され;
R
x
は、水素、C
1
~C
6
アルキル、ハロ(例えば、F、Cl)、C
1
~C
6
アルコキ
シル及びC
3
~C
8
シクロアルキルから選択され;
R’は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
R
1
は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
各R
2
は、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル、ハロ及びオキソから独立に
選択され、前記C
1
~C
6
アルキルは、R
2a
の0~1つの出現で置換されているか;又
は非隣接炭素原子上の2つのR
2
は、それらが結合されている前記非隣接炭素原子と共に
、架橋環を形成し;
R
2a
は、C
1
~C
6
アルコキシル及びヒドロキシルから選択され;
R
3
は、水素、C
1
~C
8
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
、C
1
~C
6
ハロアルキル、-C(=O)-O-(R
5
)、-C(=O)-(R
6
)、C
続きを表示(約 6,700 文字)
【請求項2】
R
x
は、水素、C
1
~C
6
アルキル及びハロ(例えば、F、Cl)から選択される、式
(I’’)の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、プロドラッグ、
立体異性体若しくは互変異性体。
【請求項3】
式(I’)
TIFF
2025106341000402.tif
56
170
(式中、
TIFF
2025106341000403.tif
8
170
は、単結合又は二重結合であり;
Xは、CH、CF及びNから選択され;
R’は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
R
1
は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
各R
2
は、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル、ハロ及びオキソから独立に
選択され、前記C
1
~C
6
アルキルは、R
2a
の0~1つの出現で置換されているか;又
は非隣接炭素原子上の2つのR
2
は、それらが結合されている前記非隣接炭素原子と共に
、架橋環を形成し;
R
2a
は、C
1
~C
6
アルコキシル及びヒドロキシルから選択され;
R
3
は、水素、C
1
~C
8
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
、C
1
~C
6
ハロアルキル、-C(=O)-O-(R
5
)及び-C(=O)-(R
6
)から選択され
、前記C
1
~C
8
アルキル及びC
1
~C
6
ハロアルキルは、独立に、R
3a
の0~3つの
出現で置換されているか;又は
R
3
が結合されている窒素原子と一緒のR
【請求項4】
式(I)
TIFF
2025106341000404.tif
56
170
(式中、
Xは、CH、CF及びNから選択され;
R’は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
R
1
は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
各R
2
は、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル、ハロ及びオキソから独立に
選択され、前記C
1
~C
6
アルキルは、R
2a
の0~1つの出現で置換されているか;又
は非隣接炭素原子上の2つのR
2
は、それらが結合されている前記非隣接炭素原子と共に
、架橋環を形成し;
R
2a
は、C
1
~C
6
アルコキシル及びヒドロキシルから選択され;
R
3
は、水素、C
1
~C
8
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
、C
1
~C
6
ハロアルキル、-C(=O)-O-(R
5
)及び-C(=O)-(R
6
)から選択され
、前記C
1
~C
8
アルキル及びC
1
~C
6
ハロアルキルは、独立に、R
3a
の0~3つの
出現で置換されているか;又は
R
3
が結合されている窒素原子と一緒のR
3
と、R
2
【請求項5】
Xは、CH、CF及びNから選択され;
R’は、水素及びC
1
~C
3
アルキルから選択され;
R
1
は、水素及びC
1
~C
3
アルキルから選択され;
各R
2
は、非置換C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル及びハロから独立に選
択されるか;又は非隣接炭素原子上の2つのR
2
は、それらが結合されている前記非隣接
炭素原子と共に、架橋環を形成し;
R
3
は、水素、C
1
~C
8
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
、C
1
~C
6
ハロアルキル、-C(=O)-O-(R
5
)及び-C(=O)-(R
6
)から選択され
、前記C
1
~C
8
アルキル及びC
1
~C
6
ハロアルキルは、独立に、R
3a
の0~3つの
出現で置換されているか;又は
R
3
が結合されている窒素原子と一緒のR
3
と、R
2
が結合されている炭素原子と一緒
のR
2
とは、N及びOから選択される0~1つの追加のヘテロ原子を含む5又は6員ヘテ
ロシクリルを形成し;
各R
3a
は、C
3
~C
10
シクロアルキル、N、O及びSから独立に選択される1~2
つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクリル、N、O及びSから独立に選択される1~
4つのヘテロ原子を含む5~10員ヘテロアリール、C
6
~C
【請求項6】
Xは、CH及びNから選択され;
R’は、水素及びメチルから選択され;
R
1
は、水素及びメチルから選択され;
各R
2
は、非置換C
1
~C
6
アルキル及びハロから独立に選択されるか;又は非隣接炭
素原子上の2つのR
2
は、それらが結合されている前記非隣接炭素原子と共に、C
1
~C
3
アルキレン架橋環を形成し;
R
3
は、水素、C
1
~C
8
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
、C
1
~C
6
ハロアルキル、-C(=O)-O-(R
5
)及び-C(=O)-(R
6
)から選択され
、前記C
1
~C
8
アルキル及びC
1
~C
6
ハロアルキルは、独立に、R
3a
の0~3つの
出現で置換されているか;又は
R
3
が結合されている窒素原子と一緒のR
3
と、R
2
が結合されている炭素原子と一緒
のR
2
とは、0~1つの追加のOヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロシクリルを形成し;
各R
3a
は、C
3
~C
10
シクロアルキル、N、O及びSから独立に選択される1~2
つのヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクリル、N、O及びSから独立に選択される1~
4つのヘテロ原子を含む5~10員ヘテロアリール並びにフェニルから独立に選択され、
前記C
3
~C
10
シクロアルキル、4~6員ヘテロシクリル、5~10員ヘテロアリール
及びフェニルは、R
3b
の0~4つの出現で置換されており;
各R
3b
【請求項7】
Xは、CH及びNから選択され;
R’は、水素であり;
R
1
は、水素であり;
各R
2
は、非置換C
1
~C
6
アルキル及びフルオロから独立に選択されるか;又は非隣
接炭素原子上の2つのR
2
は、それらが結合されている前記非隣接炭素原子と共に、C
1
~C
3
アルキレン架橋環を形成し;
R
3
は、C
1
~C
8
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
及びC
1
~C
6
ハ
ロアルキルから選択され、前記C
1
~C
8
アルキルは、R
3a
の0~2つの出現で置換さ
れており、及び前記C
1
~C
6
ハロアルキルは、R
3a
の0~1つの出現で置換されてお
り;
各R
3a
は、C
3
~C
10
シクロアルキル、N及びOから独立に選択される1~2つの
ヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクリル、N、O及びSから独立に選択される1~3つ
のヘテロ原子を含む5~6員ヘテロアリール並びにフェニルから独立に選択され、前記C
3
~C
10
シクロアルキル、4~6員ヘテロシクリル、5~6員ヘテロアリール及びフェ
ニルは、R
3b
の0~4つの出現で置換されており;
各R
3b
は、ハロ、C
1
~C
6
ハロアルキル、C
1
~C
6
ハロアルコキシル、C
1
~C
6
アルキル及びヒドロキシルから独立に選択され;
【請求項8】
Xは、CH及びNから選択され;
R’は、水素であり;
R
1
は、水素であり;
各R
2
は、非置換C
1
~C
6
アルキルから独立に選択されるか;又は非隣接炭素原子上
の2つのR
2
は、それらが結合されている前記非隣接炭素原子と共に、C
1
~C
3
アルキ
レン架橋環を形成し;
R
3
は、C
1
~C
8
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
及び非置換C
1
~
C
6
ハロアルキルから選択され、前記C
1
~C
8
アルキルは、R
3a
の0~2つの出現で
置換されており;
各R
3a
は、C
3
~C
10
シクロアルキル、N及びOから独立に選択される1~2つの
ヘテロ原子を含む4~6員ヘテロシクリル、N、O及びSから独立に選択される1~3つ
のヘテロ原子を含む5~6員ヘテロアリール並びにフェニルから独立に選択され、前記C
3
~C
10
シクロアルキル、4~6員ヘテロシクリル、5~6員ヘテロアリール及びフェ
ニルは、R
3b
の0~3つの出現で置換されており;
各R
3b
は、ハロ、C
1
~C
6
ハロアルキル、C
1
~C
6
ハロアルコキシル、C
1
~C
6
アルキル及びヒドロキシルから独立に選択され;
R
4
は、C
3
~C
8
【請求項9】
Xは、CH及びNから選択され;
R’は、水素であり;
R
1
は、水素であり;
各R
2
は、非置換C
1
~C
3
アルキルから独立に選択され;
R
3
は、C
1
~C
6
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
及び非置換C
1
~
C
6
ハロアルキルから選択され、前記C
1
~C
6
アルキルは、R
3a
の0~2つの出現で
置換されており;
各R
3a
は、C
3
~C
10
シクロアルキル、1つのOヘテロ原子を含む4~6員ヘテロ
シクリル、1~2つのNヘテロ原子を含む6員ヘテロアリール及びフェニルから独立に選
択され、前記C
3
~C
10
シクロアルキル、4~6員ヘテロシクリル、6員ヘテロアリー
ル及びフェニルは、R
3b
の0~2つの出現で置換されており;
各R
3b
は、クロロ、フルオロ、C
1
~C
6
ハロアルキル、C
1
~C
6
ハロアルコキシ
ル及びC
1
~C
6
アルキルから独立に選択され;
R
4
は、C
3
~C
8
シクロアルキル、C
1
~C
6
アルキル、1つのOヘテロ原子を含む
4~6員ヘテロシクリル及びフェニルから選択され、前記C
1
~C
6
【請求項10】
R
3
は、C
1
~C
6
アルキル及び-CH
2
-R
3a
から選択される、請求項1~9のい
ずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、プロドラ
ッグ、立体異性体若しくは互変異性体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
優先権の主張
本願は、2021年3月15日に出願された米国仮特許出願第63/161139号明
細書及び2021年3月22日に出願された米国仮特許出願第63/164130号明細
書に対する優先権の利益を主張し、その開示は、参照により全体として本明細書に組み込
まれる。
続きを表示(約 5,000 文字)
【0002】
本開示は、ピラゾロピリジン誘導体化合物及び医薬組成物と、広間隔ジンクフィンガー
モチーフ(WIZ)タンパク質発現レベルの低下及び/又は胎児ヘモグロビン(HbF)
タンパク質発現レベルの誘導並びに鎌状赤血球症及びβ-サラセミアなどの遺伝性血液疾
患(ヘモグロビン異常症、例えばβ-ヘモグロビン異常症)の治療におけるその使用とに
関する。
【背景技術】
【0003】
鎌状赤血球症(SCD)は、赤血球細胞を鎌の形状にゆがめる一群の重度の遺伝性血液
疾患である。これらの細胞は、血流の閉塞を起こし得、激痛、臓器損傷及び早死につなが
る。βサラセミアは、βグロビンの合成が減少するか又はないことにより起こり、貧血を
起こす一群の遺伝性血液疾患である。
【0004】
胎児ヘモグロビン(HbF)誘導は、SCD及びβ-サラセミア患者の症状を改善する
ことが知られており、臨床で遺伝子的(グロビン制御遺伝子座及びBCL11A中の一塩
基多型)及び薬理学的(ヒドロキシウレア)の両方で検証されている(Vinjamur
,D.S.,et al.(2018),The British Journal o
f Haematology,180(5),630-643)。ヒドロキシウレアは、
SCDの現在の標準治療であり、HbFの誘導により利益を与えると考えられているが、
遺伝毒性があり、用量を規定する好中球減少症を起こし、40%未満の奏効率を有する。
臨床及び前臨床的に標的とされている他の機構としては、HDAC1/2(Shears
tone et al.,2016,PLoS One,11(4),e0153767
)、LSD1(Rivers et al.,2018,Experimental H
ematology,67,60-64)、DNMT1、PDE9a(McArthur
et al.,2019,Haematologica doi:10.3324/h
aematol.2018.213462)、HRIキナーゼ(Grevet et a
l.,2018,Science,361(6399),285-290)及びG9a/
GLP(Krivega et al.,2015,Blood,126(5),665
-672;Renneville et al.,2015,Blood,126(16
),1930-1939)の阻害がある。さらに、免疫調節剤ポマリドミド及びレナリド
ミドは、エクスビボでヒト初代赤血球細胞中において(Moutouh-de Pars
eval,L.A.et al.(2008),The Journal of Cli
nical Investigation,118(1),248-258)及びインビ
ボで(Meiler,S. E. et al.(2011),Blood,118(4
),1109-1112)HbFを誘導する。WIZは、遍在的に発現しており、G9a
/GLPヒストンメチルトランスフェラーゼをゲノム遺伝子座に標的化して、クロマチン
構造及び転写を調節することにおいて役割を果たす(Bian,Chen,et al.
(2015),eLife 2015;4:e05606。
【発明の概要】
【0005】
本開示は、WIZタンパク質発現レベルを低下させ、且つ/又は胎児ヘモグロビン(H
bF)発現を誘導することにおいて有効である治療剤に関する。本開示は、WIZタンパ
ク質発現レベルを低下させ、且つ/又は胎児ヘモグロビン(HbF)発現を誘導すること
において有効であるピラゾロピリジン化合物、その薬学的に許容できる塩、その組成物並
びに上記に詳述された病態及び目的のための療法におけるその使用にさらに関する。
【0006】
本開示は、第1の態様において、式(I’’)
TIFF
2025106341000001.tif
57
170
(式中、
TIFF
2025106341000002.tif
8
170
は、単結合又は二重結合であり;
Xは、CH、CF及びNから選択され;
R
x
は、水素、C
1
~C
6
アルキル、ハロ(例えば、F、Cl)、C
1
~C
6
アルコキ
シル及びC
3
~C
8
シクロアルキルから選択され;
R’は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
R
1
は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
各R
2
は、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル、ハロ及びオキソから独立に
選択され、C
1
~C
6
アルキルは、R
2a
の0~1つの出現で置換されているか;又は非
隣接炭素原子上の2つのR
2
は、それらが結合されている非隣接炭素原子と共に、架橋環
を形成し;
R
2a
は、C
1
~C
6
アルコキシル及びヒドロキシルから選択され;
R
3
は、水素、C
1
~C
8
アルキル、CN
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
、C
1
~
C
6
ハロアルキル、-C(=O)-O-(R
5
【0007】
本開示は、さらなる態様において、式(I’)
TIFF
2025106341000003.tif
58
170
(式中、
TIFF
2025106341000004.tif
7
170
は、単結合又は二重結合であり;
Xは、CH、CF及びNから選択され;
R’は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
R
1
は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
各R
2
は、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル、ハロ及びオキソから独立に
選択され、C
1
~C
6
アルキルは、R
2a
の0~1つの出現で置換されているか;又は非
隣接炭素原子上の2つのR
2
は、それらが結合されている非隣接炭素原子と共に、架橋環
を形成し;
R
2a
は、C
1
~C
6
アルコキシル及びヒドロキシルから選択され;
R
3
は、水素、C
1
~C
8
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
、C
1
~C
6
ハロアルキル、-C(=O)-O-(R
5
)及び-C(=O)-(R
6
)から選択され
、C
1
~C
8
アルキル及びC
1
~C
6
ハロアルキルは、独立に、R
3a
の0~3つの出現
で置換されているか;又は
R
3
【0008】
本開示は、さらなる態様において、式(I)
TIFF
2025106341000005.tif
56
170
(式中、
Xは、CH、CF及びNから選択され;
R’は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
R
1
は、水素及びC
1
~C
6
アルキルから選択され;
各R
2
は、C
1
~C
6
アルキル、C
1
~C
6
ハロアルキル、ハロ及びオキソから独立に
選択され、C
1
~C
6
アルキルは、R
2a
の0~1つの出現で置換されているか;又は非
隣接炭素原子上の2つのR
2
は、それらが結合されている非隣接炭素原子と共に、架橋環
を形成し;
R
2a
は、C
1
~C
6
アルコキシル及びヒドロキシルから選択され;
R
3
は、水素、C
1
~C
8
アルキル、C
2
~C
6
アルケニル、-SO
2
R
4
、C
1
~C
6
ハロアルキル、-C(=O)-O-(R
5
)及び-C(=O)-(R
6
)から選択され
、C
1
~C
8
アルキル及びC
1
~C
6
ハロアルキルは、独立に、R
3a
の0~3つの出現
で置換されているか;又は
R
3
が結合されている窒素原子と一緒のR
3
と、R
2
【0009】
さらなる態様において、本開示は、治療上有効な量の式(I’’)、(I’)、(I)
、(Ia’’)、(Ia’)、(Ia)、(Ib’’)、(Ib’)、(Ib)、(Ic
’’)、(Ic’)、(Ic)、(Id’’)、(Id’)、(Id)、(Id-1)、
(Id-2)、(Id-3)、(Ie’’)、(Ie’)若しくは(Ie)の化合物又は
その薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、プロドラッグ、立体異性体若しくは互変
異性体及び薬学的に許容できる担体又は賦形剤を含む医薬組成物を提供する。
【0010】
さらなる態様において、本開示は、医薬品として使用するための、式(I’’)、(I
’)、(I)、(Ia’’)、(Ia’)、(Ia)、(Ib’’)、(Ib’)、(I
b)、(Ic’’)、(Ic’)、(Ic)、(Id’’)、(Id’)、(Id)、(
Id-1)、(Id-2)、(Id-3)、(Ie’’)、(Ie’)若しくは(Ie)
の化合物又はその薬学的に許容できる塩、水和物、溶媒和物、プロドラッグ、立体異性体
若しくは互変異性体を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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