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公開番号2025081256
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2024196886
出願日2024-11-11
発明の名称新規な縮合ヘテロ環アミド化合物及び有害生物防除剤
出願人日産化学株式会社
代理人
主分類C07D 498/04 20060101AFI20250520BHJP(有機化学)
要約【課題】優れた有害生物防除効果を有する新規な薬剤を提供する。
【解決手段】式(1):
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[式(1)中、QはQ-3等を表し、JはJ-2等を表し、GはG-3等を表し、R³は水素原子等を表し、Yは酸素原子等を表し、Z¹はハロゲン原子等を表し、Z²はハロゲン原子等を表し、t4は、0、1、2、3又は4の整数を表す。]で表される縮合ヘテロ環アミド化合物若しくはその塩に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
式（１）：
TIFF
2025081256000023.tif
53
46
［式中、Ｑは、Ｑ－１、Ｑ－２、Ｑ－３、Ｑ－４、Ｑ－６、Ｑ－８、Ｑ－９、Ｑ－１０、Ｑ－１２ａ又はＱ－４７ａを表し、
TIFF
2025081256000024.tif
58
114
Ｚ
１
は、ハロゲン原子、Ｃ
１
～Ｃ
６
アルキル、ハロ（Ｃ
１
～Ｃ
６
)アルキル、Ｃ
１
～Ｃ
６
アルコキシ又はシアノを表し、
Ｊは、Ｊ－１又はＪ－２を表し、
TIFF
2025081256000025.tif
31
56
Ｇは、Ｇ－１、Ｇ－２、Ｇ－３又はＧ－７を表し、
TIFF
2025081256000026.tif
36
169
Ｚ
２
は、ハロゲン原子、Ｃ
１
～Ｃ
６
アルキル又はハロ（Ｃ
１
～Ｃ
６
）アルキルを表し、
Ｒ
1
は、水素原子、ハロゲン原子又はハロ（Ｃ
１
～Ｃ
６
）アルキルを表し、
Ｒ
３
は、水素原子を表し、
Ｙは、酸素原子又は硫黄原子を表し、
ｔ２は、０、１又は２の整数を表し、
ｔ３は、０、１、２又は３の整数を表し、
ｔ４は、０、１、２、３又は４の整数を表し、
ｔ５は、０、１、２、３、４又は５の整数を表す。］で表される縮合ヘテロ環アミド化合物又はその塩。
続きを表示（約 420 文字）【請求項２】
Ｑは、Ｑ－１、Ｑ－２又Ｑ－３を表し、
Ｚ
１
は、ハロゲン原子を表し、
Ｇは、水素原子又はＧ－３を表し、
Ｚ
２
は、ハロゲン原子を表し、
Ｙは、酸素原子を表す請求項１に記載の縮合ヘテロ環アミド化合物又はその塩。
【請求項３】
請求項１又は２のいずれか１項に記載の縮合ヘテロ環アミド化合物及びその塩から選ばれる１種又は２種以上を有効成分として含有する有害生物防除剤。
【請求項４】
請求項１又は２のいずれか１項に記載の縮合ヘテロ環アミド化合物及びその塩から選ばれる１種又は２種以上を有効成分として含有する農薬。
【請求項５】
請求項１又は２のいずれか１項に記載の縮合ヘテロ環アミド化合物及びその塩から選ばれる１種又は２種以上を有効成分として含有する哺乳動物又は鳥類の内部若しくは外部寄生虫の防除剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、新規な縮合ヘテロ環アミド化合物及びそれらの塩、その製造中間体、並びに該化合物及び／又はその塩を有効成分として含有する有害生物防除剤、農薬、防除剤、殺虫剤若しくは殺ダニ剤、種子処理剤及び土壌処理剤に関するものである。
続きを表示（約 800 文字）【背景技術】
【０００２】
ある種のヘテロ環アミド化合物は、有害生物防除活性を示すことが知られている（例えば、特許文献１、２）また、ある種の縮合ヘテロ環アミド化合物の合成法が知られている（例えば、非特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０２１／２６１５６２号
国際公開第２０２３／１２７８０６号
【非特許文献】
【０００４】
ケミカルコミュニケーションズ（Chemical Communications），２００５年，３５８０頁
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、薬剤の長年にわたる使用は、既存の殺虫剤に対して抵抗性を獲得した害虫や有害生物の発生を引き起こし得る。そのため、優れた有害生物防除効果を有する新規な薬剤の開発が常に期待されている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明者らは、上記の課題解決を目標に鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る下記式（１）で表される新規な縮合ヘテロ環アミド化合物が優れた有害生物防除活性、特に殺虫・殺ダニに対して優れた活性を示すことを見出し、本発明を完成した。
【０００７】
すなわち、本発明は以下の式（１）で表される縮合ヘテロ環アミド化合物又はその塩に関するものである。
【０００８】
式（１）：
【０００９】
TIFF
2025081256000001.tif
53
46
【００１０】
［式中、Ｑは、Ｑ－１、Ｑ－２、Ｑ－３、Ｑ－４、Ｑ－６、Ｑ－８、Ｑ－９、Ｑ－１０、Ｑ－１２ａ又はＱ－４７ａを表し、
（【００１１】以降は省略されています）

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