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公開番号
2025089919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204894
出願日
2023-12-04
発明の名称
仮桟橋構築工法及び仮桟橋解体工法
出願人
日本ジュウキケンセツ株式会社
代理人
個人
主分類
E01D
21/00 20060101AFI20250609BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】 簡易かつ安全な工程で行う仮桟橋の構築と撤去方法の提供をすることを目的とする。
【解決手段】 搭乗設備機構20を備えた仮設桟橋構築工法及び仮桟橋解体工法であって、 既存ステージ1から架設方向に、先方支柱E2と先方受桁B2と側方先方主桁A2aを配置する新設ステージの骨組構造体設置工程と、搭乗設備機構20のレール体28が横断方向となるように側方先方主桁A2a間に掛け渡して、横断方向に連結する横桟b2及びブレースC2を連結する正面空間補強連結工程と、搭乗設備機構20のレール体28が縦断方向となるように既存受桁B1と先方受桁B2に掛け渡して、縦断方向に連結する縦桟a2及びブレースD2を連結する側面空間補強連結工程と、側方先方主桁A2a間に中央先方主桁A2bを既存主桁A1から張り出して配置し、覆工板3を備える覆工板敷設工程と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
レール体と、レール取付材と、前記レール体に昇降及び左右移動自在に吊架されたゴンドラと、からなる搭乗設備機構を備えた仮設桟橋構築工法であって、
既存ステージから架設方向に、横断方向に並んだ複数の先方支柱を打設し、前記先方支柱の頭部間を連結する先方受桁を設置し、既存主桁から張り出して前記先方受桁に至る先方主桁のうち側方先方主桁を配置する新設ステージの骨組構造体設置工程と、
前記搭乗設備機構の前記レール体が横断方向となるように前記側方先方主桁間に掛け渡して、横断方向に連結する横桟及びブレースを連結する正面空間補強連結工程と、
前記搭乗設備機構の前記レール体が縦断方向となるように既存受桁と前記先方受桁とに掛け渡して、縦断方向に連結する縦桟及びブレースを連結する側面空間補強連結工程と、
前記側方先方主桁間に中央先方主桁を前記既存主桁から張り出して配置し、前記側方先方主桁と前記中央先方主桁に覆工板を備える覆工板敷設工程と、を有することを特徴とする仮桟橋構築工法。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
搭乗設備機構は、複数のゴンドラと、トロリが挟持するH鋼からなるレール体と、を有し、
前記ゴンドラは、前記レール体の長手方向に移動し、ウインチによって昇降及び下降するものであって、
前記レール体を骨組構造体に取り付けるレール取付材を有することを特徴とする請求項1に記載の仮桟橋構築工法。
【請求項3】
レール体と、レール取付材と、前記レール体に昇降自在に吊架されたゴンドラと、からなる搭乗設備機構を備えた仮設桟橋解体工法であって、
既設主桁から張り出して先方受桁に至る先方主桁のうち側方先方主桁と中央先方主桁に敷設された覆工板と、前記中央先方主桁を撤去する覆工板撤去工程と、
前記搭乗設備機構の前記レール体が縦断方向となるように既存受桁と前記先方受桁とに掛け渡して、縦断方向に連結した縦桟及びブレースを解体する側面空間補強解体工程と、
前記搭乗設備機構の前記レール体が横断方向となるように前記側方先方主桁間に掛け渡して、横断方向に連結した横桟及びブレースを解体する正面空間補強解体工程と、
前記側方先方主桁を解体し、横断方向に並んだ複数の先方支柱の頭部間を連結する前記先方受桁を解体し、前記先方支柱を解体する新設ステージの骨組構造体設置工程と、を有することを特徴とする仮桟橋解体工法。
【請求項4】
搭乗設備機構は、複数のゴンドラと、トロリが挟持するH鋼からなるレール体と、を有し、
前記ゴンドラは、前記レール体の長手方向に移動し、ウインチによって昇降及び下降するものであって、
前記レール体を骨組構造体に取り付けるレール取付材を有することを特徴とする請求項3に記載の仮桟橋解体工法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高架道路等の構築のために設置する仮桟橋の構築工法及び解体工法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、山間部や斜面地において道路などを構築するための一時的な設備として仮桟橋が組み立てられ、特許文献1において、主桁の上に据え付けたゴンドラ支持装置によって、その仮桟橋の構築方法が開示されている。また、特許文献2において、昇降自在なゴンドラを備えたゴンドラユニットを第二水平鋼材同士に載架することによって、ゴンドラを昇降させることによって、各部材を撤去もしくは切断することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5400829号公報
特許第4109637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1で開示される構築方法は、ステージ毎に、ゴンドラ支持装置を解体及び設置をしなければならず作業に大きな手間がかかるものであった。特許文献2で開示される解体方法は、単位空間を占める横桁(受桁)間にしかゴンドラユニットが載架できず、その横桁を撤去した後に足場掛け渡し工程によってブレース等の撤去を行わざるを得なかった。そこで、単一の搭乗設備機構をもって主桁間や受桁間に掛け渡して構築及び解体の両方を利用することができる構築方法及び解体方法が望まれていた。また、高所に設置するゴンドラ支持装置を用いるものであって利用に際して必ずしも簡易性や安全性が高いとまではいえなかった。
【0005】
そこで、本発明は、単一の搭乗設備機構をもって主桁間や受桁間に掛け渡して構築及び解体の両方を利用することができる構築方法及び解体方法であって、簡易かつ安全な工程で行う仮桟橋の構築と撤去方法の提供をすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る仮桟橋構築工法は、レール体と、レール取付材と、前記レール体に昇降及び左右移動自在に吊架されたゴンドラと、からなる搭乗設備機構を備えた仮設桟橋構築工法であって、既存ステージから架設方向に、横断方向に並んだ複数の先方支柱を打設し、前記先方支柱の頭部間を連結する先方受桁を設置し、既設主桁から張り出して前記先方受桁に至る先方主桁のうち側方先方主桁を配置する新設ステージの骨組構造体設置工程と、前記搭乗設備機構の前記レール体が横断方向となるように前記側方先方主桁間に掛け渡して、横断方向に連結する横桟及びブレースを連結する正面空間補強連結工程と、前記搭乗設備機構の前記レール体が縦断方向となるように既存受桁と前記先方受桁とに掛け渡して、縦断方向に連結する縦桟及びブレースを連結する側面空間補強連結工程と、前記側方先方主桁間に中央先方主桁を前記既存主桁から張り出して配置し、前記側方先方主桁と前記中央先方主桁に覆工板を備える覆工板敷設工程と、を有することを特徴とするものである。
【0007】
また、仮桟橋構築工法において、搭乗設備機構は、複数のゴンドラと、トロリが挟持するH鋼からなるレール体と、を有し、前記ゴンドラは、前記レール体の長手方向に移動し、ウインチによって昇降及び下降するものであって、前記レール体を骨組構造体に取り付けるレール取付材を有することが好ましい。
【0008】
また、本発明の仮桟橋解体工法は、レール体と、レール取付材と、前記レール体に昇降自在に吊架されたゴンドラと、からなる搭乗設備機構を備えた仮設桟橋解体工法であって、既設主桁から張り出して先方受桁に至る先方主桁のうち側方先方主桁と中央先方主桁に敷設された覆工板と、前記中央先方主桁を撤去する覆工板撤去工程と、前記搭乗設備機構の前記レール体が縦断方向となるように既存受桁と前記先方受桁とに掛け渡して、縦断方向に連結した縦桟及びブレースを解体する側面空間補強解体工程と、前記搭乗設備機構の前記レール体が横断方向となるように前記側方先方主桁間に掛け渡して、横断方向に連結した横桟及びブレースを解体する正面空間補強解体工程と、前記側方先方主桁を解体し、横断方向に並んだ複数の先方支柱の頭部間を連結する前記先方受桁を解体し、前記先方支柱を解体する新設ステージの骨組構造体設置工程と、を有することを特徴とする。
【0009】
また、仮桟橋解体工法において、搭乗設備機構は、複数のゴンドラと、トロリが挟持するH鋼からなるレール体と、を有し、前記ゴンドラは、前記レール体の長手方向に移動し、ウインチによって昇降及び下降するものであって、前記レール体を骨組構造体に取り付けるレール取付材を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
請求項1及び2に記載の仮桟橋構築工法によると、単一の搭乗設備機構をもって主桁間や受桁間に掛け渡して縦桟及び横桟やブレースを構築することができ、簡易な方法で仮桟橋を構築することができる。しかも骨組構造体の内方に常にゴンドラがある状態を維持できるため、安全な工程で仮桟橋の構築を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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