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公開番号2025088798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023203501
出願日2023-12-01
発明の名称アスファルト舗装材の車載溶解装置
出願人株式会社シー・エス・ケエ
代理人個人
主分類E01C 19/08 20060101AFI20250605BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】調製されたアスファルト舗装材の成分やその量を変動させることなく供給することができるアスファルト舗装材の車載溶解装置を提供する。
【解決手段】投入されたアスファルト舗装材Mを貯留するタンク3と、当該タンク3に付設され、タンク3内に貯留されたアスファルト舗装材Mを加熱溶解するガスバーナ7と、車両の荷台Lに設置されてタンク3を、荷台L内方の後退位置と、タンク3の底壁の一部が荷台L外へはみ出す進出位置との間で移動可能とする車輪91および平行レール91とと、底壁の一部に設けられて開放時に内部の溶解したアスファルト舗装材Mを落下排出可能とする排出口31および板状弁体8と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
投入されたアスファルト舗装材を貯留するタンクと、当該タンクに付設され、タンク内に貯留された前記アスファルト舗装材を加熱溶解する加熱手段と、車両の荷台に設置されて前記タンクを、荷台内方の後退位置と、前記タンクの少なくとも底壁の一部が荷台外へはみ出す進出位置との間で移動可能とするガイド手段と、前記底壁の一部に設けられて開放時に内部の溶解したアスファルト舗装材を落下排出可能とするゲート手段と、を備えるアスファルト舗装材の車載溶解装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記ガイド手段は、前記タンクに付設されて、前記荷台上に設けられた平行レール上を転動する車輪で構成されている請求項1に記載のアスファルト舗装材の車載溶解装置。
【請求項3】
前記タンクには当該タンク内の溶解したアスファルト舗装材を攪拌する攪拌手段が設けられている請求項1に記載のアスファルト舗装材の車載溶解装置。
【請求項4】
前記ゲート手段は、前記底壁の一部に設けられた排出口と、当該排出口を横切るように移動してこれを開閉する板状弁体で構成されている請求項1に記載のアスファルト舗装材の車載溶解装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はアスファルト舗装材を道路補修現場等で調製できるようにしたアスファルト舗装材の車載溶解装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
この種の車載溶解装置として、例えば引用文献1には、骨材供給手段、フィラ供給手段およびアスファルト供給手段等からなるアスファルト混合機をトラックの荷台上に搭載ししたものが提案されている。この場合、荷台に位置するアスファルト混合機で調整したアスファルト舗装材(アスコン)を手押し車へ移送する場合には引用文献1に示されているようにシュータ(図3の符号35)が多用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-18216
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、出願人は骨材にバインダを混ぜて加熱溶解するだけで速やかに調整できるアスコン(出願人登録商標「E・Rアスコン」)を開発し使用しているが、上記アスコンのバインダはアスファルト成分を含み粘度が高いためにシュータに付着しやすく、このため、手押し車に供給されるアスコン中のバインダの量が減少してその品質が低下し、あるいは供給されるアスコンが所望量よりも少なくなるという問題があった
【0005】
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、調製されたアスファルト舗装材の成分やその量を変動させることなく供給することができるアスファルト舗装材の車載溶解装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は、投入されたアスファルト舗装材(M)を貯留するタンク(3)と、当該タンク(3)に付設され、タンク(3)内に貯留された前記アスファルト舗装材(M)を加熱溶解する加熱手段(7)と、車両の荷台(L)に設置されて前記タンク(3)を、荷台(L)内方の後退位置と、前記タンク(3)の少なくとも底壁の一部が荷台(L)外へはみ出す進出位置との間で移動可能とするガイド手段(91,92)と、前記底壁の一部に設けられて開放時に内部の溶解したアスファルト舗装材(M)を落下排出可能とするゲート手段(31,8)と、を備える。
【0007】
好ましくは、前記ガイド手段は、前記タンク(3)に付設されて、荷台上に設けられた平行レール(92)上を転動する車輪(91)で構成される。
【0008】
好ましくは、前記タンク(3)に、当該タンク(3)内の溶解したアスファルト舗装材(M)を攪拌する攪拌手段(6)が設けられている。
【0009】
好ましくは、前記ゲート手段は、前記底壁の一部に設けられた排出口(31)と、当該排出口(3))を横切るように移動してこれを開閉する板状弁体(8)で構成されている。
【0010】
上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を参考的に示すものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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