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公開番号
2025088741
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2024203214
出願日
2024-11-21
発明の名称
衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01F
11/00 20060101AFI20250604BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】露出位置と隠れ位置との間で変換できる衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置の提供。
【解決手段】可動ハウジング手段1が軸線Lに沿って固定手段3に対してリニア移動して露出位置と隠れ位置との間で変換できる構成により、ハウジング手段1が露出位置に位置する際は少なくとも1つの緩衝部材12の下端が上端蓋31の上端面311に一致するため車両もしくは通行人に働きかけることができるので、衝突による破損の可能性を抑えることができる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
可動ハウジング手段と、前記可動ハウジング手段内に収容される電子機器と、固定手段と、付勢手段とを備える衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置であって、
前記可動ハウジング手段は本体及び少なくとも1つの緩衝部材を有し、前記本体は上端壁と前記上端壁の周縁から下側へ延伸すると共に所定の軸線の周りを囲む周壁とを有し、且つ、前記上端壁は前記周壁と共に収容空間を画成し、前記少なくとも1つの緩衝部材は前記周壁の外側に配置されるように構成されており、
前記電子機器は、前記収容空間内に収容されるように前記可動ハウジング手段の前記本体に固定される電子モジュールを有するように構成されており、
前記固定手段は、前記可動ハウジング手段の前記本体の周りに取り付けられる上端蓋を有し、前記上端蓋には前記本体が通過するための通過孔が形成されており、
前記付勢手段は、前記可動ハウジング手段が前記上端蓋により阻止されるまで前記可動ハウジング手段を上側へ移動させる押圧力を前記可動ハウジング手段に対して与え続けるように構成されており、
前記少なくとも1つの緩衝部材は、いずれも前記上端壁に隣接する上端から前記固定手段の前記上端蓋の上面に隣接する下端まで前記周壁から下側且つ前記軸線から離れる側へ斜めに延伸する上端斜面を有し、
前記可動ハウジング手段は前記軸線に沿って前記固定手段に対してリニア移動して露出位置と隠れ位置との間で変換することができる、衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記軸線と平行な方向に沿って前記可動ハウジング手段を貫通する貫通部及び前記固定手段に接続する上接続部をそれぞれ有する案内棒を複数有する案内手段を更に備える、請求項1に記載の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
【請求項3】
前記可動ハウジング手段は、それぞれ前記軸線に沿って延伸して各前記案内棒がそれぞれ通過する案内孔が形成される複数の案内ブロックを更に有し、
前記案内手段は各前記案内棒に固定される下接続部材を更に有する、請求項2に記載の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
【請求項4】
前記案内手段は、各前記案内孔内にそれぞれ配置されて各前記案内棒が通過する複数のスリーブ部材を更に有する、請求項3に記載の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
【請求項5】
前記付勢手段は、各前記案内棒にそれぞれ取り付けられ、且つ、それぞれの上端にあるばね上端が各前記案内ブロックに当接し、下端にあるばね下端が各前記下接続部材に当接するばねを有する、請求項3に記載の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
【請求項6】
前記周壁は前記上端壁の周縁から下方へ延伸する第1の部分と、前記軸線から離れる方向に向かって前記第1の部分の周縁から延伸する第2の部分と、前記第2の部分の周縁から下方へ延伸する第3の部分と、を有し、各前記案内ブロックは前記第3の部分に配置されており、
前記可動ハウジング手段は各前記案内ブロックからそれぞれ上側へ延伸するように前記第2の部分の周縁に配置される複数の半欠け包囲ブロックを更に有し、
前記固定手段は、それぞれ各前記半欠け包囲ブロック内において前記上端蓋から下方へ延伸して各前記案内ブロックの上に配置されると共に、それぞれ1つの前記案内棒の前記上接続部に接続する接続孔が形成される柱部材を複数本有する、請求項3に記載の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
【請求項7】
前記固定手段は前記上端蓋の外側に位置する外台座を更に有し、前記外台座は環状に形成されて前記上端蓋の外側に配置される装着リング部と、前記装着リング部の周縁の下側から前記軸線側へ延伸して前記上端蓋を下から保持する保持リングと、前記保持リングの内側周縁から前記軸線と平行な方向に沿って下側へ延伸すると共に、前記案内手段及び前記付勢手段が収容配置される下チャンバーを画成する下管状部材と、を有するように構成される、請求項2に記載の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
【請求項8】
前記本体は更に前記周壁に配置される制限ブロックを複数有し、前記上端蓋は各前記制限ブロックを阻止するのに用いられる複数のストッパを更に有する、請求項1に記載の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
【請求項9】
前記本体の前記周壁に窓が形成されており、
前記可動ハウジング手段は前記窓を覆う透明板を有する保護部材を更に有する、請求項1に記載の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
【請求項10】
前記上端蓋に固定されるクリーニング台及び前記透明板に接触するように前記クリーニング台に配置されるクリーニング部材を有するクリーニング手段を更に備える、請求項9に記載の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電子装置に関し、特に、衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載される埋め込み式撮影装置は、車両のナンバープレートの撮影に適し、この埋め込み式撮影装置は、地中に埋設される筐体と、筐体内に固定された撮影手段とを備え、この撮影手段は、地上に露出するカメラモジュールを有する。この埋め込み式撮影装置はカメラモジュールを用いて車両のナンバープレートを撮影することができるが、カメラモジュールが地面に露出しているため、車両や歩行者の通行の妨げになりやすく、また直接衝撃を受けて故障することが多く、よってこの埋め込み式撮影装置はまだ改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
台湾登録実用新案第M613848号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は従来技術の問題点を解決できる衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成すべく、本発明は可動ハウジング手段と、前記可動ハウジング手段内に収容される電子機器と、固定手段と、付勢手段とを備える衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置であって、
前記可動ハウジング手段は本体及び少なくとも1つの緩衝部材を有し、前記本体は上端壁と前記上端壁の周縁から下側へ延伸すると共に所定の軸線の周りを囲む周壁とを有し、且つ、前記上端壁は前記周壁と共に収容空間を画成し、前記少なくとも1つの緩衝部材は前記周壁の外側に配置されるように構成されており、
前記電子機器は、前記収容空間内に収容されるように前記可動ハウジング手段の前記本体に固定される電子モジュールを有するように構成されており、
前記固定手段は、前記可動ハウジング手段の前記本体の周りに取り付けられる上端蓋を有し、前記上端蓋には前記本体が通過するための通過孔が形成されており、
前記付勢手段は、前記可動ハウジング手段が前記上端蓋により阻止されるまで前記可動ハウジング手段を上側へ移動させる押圧力を前記可動ハウジング手段に対して与え続けるように構成されており、
前記少なくとも1つの緩衝部材は、いずれも前記上端壁に隣接する上端から前記固定手段の前記上端蓋の上面に隣接する下端まで前記周壁から下側且つ前記軸線から離れる側へ斜めに延伸する上端斜面を有し、
前記可動ハウジング手段は前記軸線に沿って前記固定手段に対してリニア移動して露出位置と隠れ位置との間で変換することができる、衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置を提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置は、可動ハウジング手段が軸線に沿って固定手段に対してリニア移動して露出位置と隠れ位置との間で変換できる構成により、可動ハウジング手段が露出位置に位置する際は少なくとも1つの緩衝部材の下端が上端蓋の上端面に一致するため車両もしくは通行人に衝突しないよう働きかけることができるので、衝突による破損の可能性を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置の実施例が示される斜視図であり、図中の可動ハウジング手段は露出位置にある。
同実施例の分解斜視図である。
同実施例の局部分解斜視図であり、可動ハウジング手段と電子機器と固定手段の上端蓋とクリーニング手段とが示されている。
上方から見る同実施例の可動ハウジング手段の本体の斜視図である。
下方から見る同実施例の可動ハウジング手段の本体の斜視図である。
同実施例の本体と案内手段と付勢手段が示される一部分解斜視図である。
同実施例の可動ハウジング手段及び固定手段が示される一部分解斜視図である。
上方から見る同実施例の固定手段の外台座の斜視図である。
同実施例が土地に埋め込まれて且つ可動ハウジング手段が露出位置にある様子が示される断面図である。
可動ハウジング手段が隠れ位置にある様子を示すために固定手段の外台座が省略される可動ハウジング手段及び付勢手段の斜視図である。
可動ハウジング手段が隠れ位置にある様子が示される断面図である。
本発明の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置の他の1つの実施例が土地に埋め込まれる様子が示される断面図である。
本発明の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置の更に他の1つの実施例の構成が示される斜視図である(露出位置)。
同更に他の1つの実施例の断面図である(露出位置)。
同更に他の1つの実施例の構成が示される斜視図である(隠れ位置)。
同更に他の1つの実施例の断面図である(隠れ位置)。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1と図2と図9に本発明の衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置の1つの実施例が示されており、図示のようにこの衝突防止機能を持つ埋め込み式電子装置は土地8に埋め込まれて設置されるのに適し、且つ、可動ハウジング手段1と、電子機器2と、固定手段3と、クリーニング手段4と、案内手段5と、付勢手段6と、発光手段7とを備える。
【0009】
図2~図4に示されるように、可動ハウジング手段1は本体11と、複数の緩衝部材12と、複数の制限ブロック13と、保護部材14と、複数の案内ブロック15と、複数の半欠け包囲ブロック16と、複数の突条17と、下端蓋18とを有する。
【0010】
図3と図4と図5と図9とに示されるように、本体11は上端壁111と上端壁111の周縁から下方へ延伸すると共に軸線Lの周りを囲む周壁112とを有し、且つ、上端壁111は周壁112と共に収容空間110を画成する。
(【0011】以降は省略されています)
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