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公開番号
2025094447
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023209998
出願日
2023-12-13
発明の名称
防護柵用支柱および防護柵
出願人
コスモシステム株式会社
代理人
個人
主分類
E01F
15/04 20060101AFI20250618BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】設置作業工数を削減するとともに強度を向上させることができる防護柵用支柱および防護柵を提供する。
【解決手段】防護柵用支柱1は、繊維強化樹脂製または樹脂製の第1側部10と第2側部20と結合部材とを有する。第1側部および第2側部は、互いに板面が間隙をあけて対向する1対の同一幅の細長い板部を有する。第1側部は、各板部の対向する位置に横架材を貫通させるための取付孔11を有する。第2側部の各板部は互いに板面が第1側部の各板部の長手縁部に結合しており、第1側部の各板部で挟まれる位置で取付孔と交差する位置に貫通するボルト孔21を有する。結合部材は、ボルト孔を貫通するボルト軸と、第1側部の各板部の長手縁部と第2側部の一方の板部を隔てて重なる位置に配置された頭部と、第2側部の他方の板部を隔てて重なる位置でボルト軸と螺合して固定されるナットとを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに板面が間隙をあけて対向する1対の同一幅の細長い板部を有し、各板部の対向する位置に横架材を貫通させるための取付孔を1または2以上有する繊維強化樹脂製または樹脂製の第1側部と、
互いに板面が間隙をあけて対向する1対の細長い板部を有し、各板部は前記第1側部の長手方向に沿って配置され、各板部は互いに前記板面が前記第1側部を挟んで前記第1側部の各板部の長手縁部に結合しており、前記第1側部の各板部で挟まれる位置で前記取付孔と交差する位置に貫通するボルト孔を1または2以上有する繊維強化樹脂製または樹脂製の第2側部と、
前記ボルト孔を貫通するボルト軸と、前記ボルト軸の一方の端部に結合しており前記第1側部の各板部の前記長手縁部と前記第2側部の一方の前記板部を隔てて重なる位置に配置された頭部と、前記第1側部の各板部の前記長手縁部と前記第2側部の他方の前記板部を隔てて重なる位置で前記ボルト軸と螺合して固定されるナットとを有する結合部材とを、
有することを特徴とする防護柵用支柱。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
複数の請求項1記載の防護柵用支柱と、
各防護柵用支柱の前記取付孔を貫通し前記ボルト孔に対応する固定用貫通孔を有する横架材とを有し、
前記結合部材は前記ボルト軸が前記ボルト孔および前記固定用貫通孔を貫通し前記ナットが前記ボルト軸と螺合して前記横架材を前記防護柵用支柱に固定していることを、
特徴とする防護柵。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、防護柵用支柱および防護柵に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の防護柵として、繊維強化樹脂製の複数の柱材と1または複数の中間横架材と上部横架材とを有するものが本発明者により開発されている(例えば、特許文献1参照)。その防護柵は、軽くて容易に運搬することができ、交点強度が高く、腐食に強く、寿命が長い特徴を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3194933号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の防護柵では、柱材を中空の角パイプで製造し、柱材と中間横架材等とを固定ピンおよび接着材で固定した場合、接着材で固定するのに設置作業工数がかかるという課題があった。また、柱材と中間横架材等との固定強度をより向上させるには、中空の柱材の内部に中実材料を挿入する必要があり、さらに設置作業工数がかかるという課題があった。
【0005】
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、設置作業工数を削減するとともに強度を向上させることができる防護柵用支柱および防護柵を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る防護柵用支柱は、互いに板面が間隙をあけて対向する1対の同一幅の細長い板部を有し、各板部の対向する位置に横架材を貫通させるための取付孔を1または2以上有する繊維強化樹脂製または樹脂製の第1側部と、互いに板面が間隙をあけて対向する1対の細長い板部を有し、各板部は前記第1側部の長手方向に沿って配置され、各板部は互いに前記板面が前記第1側部を挟んで前記第1側部の各板部の長手縁部に結合しており、前記第1側部の各板部で挟まれる位置で前記取付孔と交差する位置に貫通するボルト孔を1または2以上有する繊維強化樹脂製または樹脂製の第2側部と、前記ボルト孔を貫通するボルト軸と、前記ボルト軸の一方の端部に結合しており前記第1側部の各板部の前記長手縁部と前記第2側部の一方の前記板部を隔てて重なる位置に配置された頭部と、前記第1側部の各板部の前記長手縁部と前記第2側部の他方の前記板部を隔てて重なる位置で前記ボルト軸と螺合して固定されるナットとを有する結合部材とを、有することを特徴とする。
【0007】
本発明に係る防護柵用支柱は、第2側部の各板部の板面が第1側部の各板部の長手縁部に結合しており、結合部材のボルト軸が第2側部のボルト孔を貫通し、結合部材の頭部およびナットが第1側部の各板部の長手縁部と第2側部の一方の板部または他方の板部を隔てて重なる位置にあるので、ナットをボルト軸に締め付けたとき、締付けによる圧縮力は第1側部の幅方向に加わり、強度が向上している。本発明に係る防護柵用支柱は、横架材の固定に接着剤や中実材料を使用する必要がないので、設置作業工数を削減することができる。
【0008】
本発明に係る防護柵は、複数の前述の防護柵用支柱と、各防護柵用支柱の前記取付孔を貫通し前記ボルト孔に対応する固定用貫通孔を有する横架材とを有し、前記結合部材は前記ボルト軸が前記ボルト孔および前記固定用貫通孔を貫通し前記ナットが前記ボルト軸と螺合して前記横架材を前記防護柵用支柱に固定していることを、特徴とする。
本発明に係る防護柵は、本発明に係る防護柵用支柱を有するので、横架材の固定に接着剤や中実材料を使用する必要がなく、設置作業工数を削減することができる。また、強度が向上している。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、設置作業工数を削減するとともに強度を向上させることができる防護柵用支柱および防護柵を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態の防護柵用支柱を示す(A)側面図、(B)正面図である。
図1に示す防護柵用支柱の平面図である。
本発明の実施の形態の防護柵を示す(A)正面図、(B)側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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