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公開番号2025089920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204896
出願日2023-12-04
発明の名称搭乗設備機構
出願人日本ジュウキケンセツ株式会社
代理人個人
主分類E01D 21/00 20060101AFI20250609BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】 搭乗設備本体から張り出して作業をするための張出搭乗設備を用いた搭乗設備機構であって、必要な個所で取り外し自在のものを提供することを目的とする。
【解決手段】 仮桟橋101を構築又は撤去においてクレーン106等の重機で吊架可能な作業員の搭乗用に用いる搭乗設備本体10と張出搭乗設備20を備えた搭乗設備本体機構であって、搭乗設備本体10は底面11が幅方向前方の第1基端部13から幅方向後方の第2基端部14までの幅を有し、長手方向に所定長さの奥行きを有し、張出搭乗設備20は、搭乗設備本体10の第1基端部13に掛かり止め可能な掛止部30を有し、張出搭乗設備20を搭乗設備本体10に着脱可能とすることで、搭乗設備本体10の底面11から幅方向前方に張出搭乗設備20の底面25を張り出し可能とすることを特徴とする搭乗設備機構。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
仮桟橋を構築又は撤去においてクレーン等の重機で吊架可能な作業員の搭乗用に用いる搭乗設備本体と張出搭乗設備を備えた搭乗設備機構であって、
前記搭乗設備本体は、底面が幅方向前方の第1基端部から幅方向後方の第2基端部までの幅を有し、長手方向に所定長さの奥行きを有し、
前記張出搭乗設備は、前記搭乗設備本体の前記第1基端部に掛かり止め可能な掛止部を有し、
前記張出搭乗設備を前記搭乗設備本体に着脱可能とすることで、前記搭乗設備本体の底面から幅方向前方に前記張出搭乗設備の底面を張り出し可能とすることを特徴とする搭乗設備機構。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
搭乗設備本体と張出搭乗設備との間に、作業員が通過可能な開放部を有することを特徴とする請求項1に記載の搭乗設備機構。
【請求項3】
張出搭乗設備の掛止部は下方を開放して上下方向に向かう掛止空間を有する突出部材であって、前記掛止空間に前記搭乗設備本体の第1基端部の側壁部を挿入して掛かり止めることを特徴とする請求項2に記載の搭乗設備機構。
【請求項4】
掛止部は、第1基端部に掛かり止めをする第1掛止部と、前記第1基端部の上方に備える前方安全柵に掛かり止めをする第2掛止部とを有し、前記第2掛止部が前記第1掛止部よりも幅方向後方に位置するものであって、
搭乗設備本体の第1基端部は、両側の2つの側壁部と、前記側壁部の間に第2底面を有するH鋼からなることを特徴とする請求項3に記載の搭乗設備機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮桟橋の構築に用いる搭乗設備機構において張出搭乗設備を着脱自在に備えたものに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、山間部や斜面地において道路などを構築するための一時的な設備として仮桟橋が組み立てられ、特許文献1や特許文献2のように、仮設橋を構築する際に搭乗設備本体を用いて各ステージを構築している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5400829号公報
特許第4109637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
仮設桟橋の施工に際して、既存のステージから更に先に支柱を先ず打ち込み、その支柱に搭乗設備本体を載架し、受桁や斜材などを接合する必要がある。この作業において、複数の支柱間に跨る長さの足場を有する搭乗設備本体を用いることがあるが、搭乗設備本体から支柱の奥側での作業が必要になる場合があり、作業員は作業が非常に困難である。また、落下するおそれもあり危険であった。その一方で、張り出して作業する場面は現場ごとに異なることが多く、搭乗設備本体に予め備え付けることが困難であった。そのため、搭乗設備本体から張り出して作業可能な設備が求められ、必要な個所で取り外し自在のものが求められていた。
【0005】
そこで、本発明は、搭乗設備本体から張り出して作業をするための張出搭乗設備を用いた搭乗設備機構であって、必要な個所で取り外し自在のものを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、仮桟橋を構築又は撤去においてクレーン等の重機で吊架可能な作業員の搭乗用に用いる搭乗設備本体と張出搭乗設備を備えた搭乗設備機構であって、前記搭乗設備本体は、底面が幅方向前方の第1基端部から幅方向後方の第2基端部までの幅を有し、長手方向に所定長さの奥行きを有し、前記張出搭乗設備は、前記搭乗設備本体の前記第1基端部に掛かり止め可能な掛止部を有し、前記張出搭乗設備を前記搭乗設備本体に着脱可能とすることで、前記搭乗設備本体の底面から幅方向前方に前記張出搭乗設備の底面を張り出し可能とする搭乗設備機構である。
【0007】
また、搭乗設備本体と張出搭乗設備との間に、作業員が通過可能な開放部を有することが好ましい。
【0008】
また、張出搭乗設備の掛止部は下方を開放して上下方向に向かう掛止空間を有する突出部材であって、前記係止空間に前記搭乗設備本体の第1基端部の側壁部を挿入して掛かり止めることが好ましい。
【0009】
また、掛止部は、第1基端部に掛かり止めをする第1掛止部と、前記第1基端部の上方に備える前方安全柵に掛かり止めをする第2掛止部とを有し、前記第2掛止部が前記第1掛止部よりも幅方向後方に位置するものであって、搭乗設備本体の第1基端部は、両側の2つの側壁部と、前記側壁部の間に第2底面を有するH鋼からなることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によると、仮桟橋を構築するため、特に新設ステージを構築、除去する際に、先方に支柱を立てて、受桁などの取付が必要となる場合、クレーンで吊架して作業するための搭乗設備を用いて行うことがあるが、張出搭乗設備を着脱可能に配置することにより、支柱回りなどの作業を行う際に作業員が安全に作業を行うことができ、支柱がある場所など搭乗設備本体から張り出して作業を行う場所に適宜張出搭乗設備を設置することも可能となる。さらに、ひいてはステージの施工時間の短縮にも寄与することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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