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公開番号2025099124
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215547
出願日2023-12-21
発明の名称養生材搬送装置
出願人株式会社NIPPO
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類E01D 22/00 20060101AFI20250626BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】コンクリート養生材を敷設及び回収する作業の負荷を軽減し、速やかな作業を可能とする養生材搬送装置を提供する。
【解決手段】養生材搬送装置1は、コンクリートが舗設される施工範囲の外側を走行する複数の走行ユニット10と、走行ユニット10により支持される本体2と、コンクリート養生材100が巻き回されたカートリッジ7を、本体2に対し着脱可能に支持するカートリッジ装着部6と、を備え、カートリッジ装着部6は、カートリッジ7を、コンクリート養生材100を繰り出す方向及びコンクリート養生材100を巻き取る方向に回転可能に支持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンクリートが舗設される施工範囲の外側を走行する複数の走行ユニットと、
前記走行ユニットにより支持される本体と、
コンクリート養生材が巻き回されたカートリッジを、前記本体に対し着脱可能に支持するカートリッジ装着部と、
を備え、
前記カートリッジ装着部は、前記カートリッジを、前記コンクリート養生材を繰り出す方向及び前記コンクリート養生材を巻き取る方向に回転可能に支持する、養生材搬送装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
複数の前記走行ユニットの少なくとも一部に、前記走行ユニットを駆動する駆動部が設けられる、請求項1に記載の養生材搬送装置。
【請求項3】
前記本体は、作業者が搭乗可能な搭乗部を備える、請求項2に記載の養生材搬送装置。
【請求項4】
前記カートリッジは、芯体に前記コンクリート養生材を巻き回して構成され、
前記本体の幅方向における両端部のそれぞれに前記走行ユニットが配置され、
前記本体は、前記本体の幅方向に伸縮可能な伸縮機構を有し、前記芯体の幅に合わせて前記本体を伸縮可能である、請求項1に記載の養生材搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、養生材搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、舗装道路を構成する床版に、モルタルやコンクリートを施工する工法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、コンクリートの打設後に養生をする間、コンクリートの表面を養生シートで覆う工法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-61051号公報
特開2023-146742号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
養生シート等のコンクリート養生材を敷き広げるときには、折りたたまれた状態の養生材を作業者が広げて、施工範囲に手作業で敷くことが一般的に行われていた。この作業においては、大きな養生材を広げる作業の負荷が大きいという課題があった。特に、早強セメントや超早強セメントを用いた施工では養生材を素早く広げる必要があるため、多くの作業者を必要としていた。さらに、養生期間の経過後に養生材を回収する作業についても、作業者の負荷が大きいという課題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の課題を解消し、コンクリート養生材を敷設及び回収する作業の負荷を軽減し、速やかな作業を可能とする養生材搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の態様は、コンクリートが舗設される施工範囲の外側を走行する複数の走行ユニットと、前記走行ユニットにより支持される本体と、コンクリート養生材が巻き回されたカートリッジを、前記本体に対し着脱可能に支持するカートリッジ装着部と、を備え、前記カートリッジ装着部は、前記カートリッジを、前記コンクリート養生材を繰り出す方向及び前記コンクリート養生材を巻き取る方向に回転可能に支持する、養生材搬送装置である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、養生材搬送装置によってコンクリート養生材を搬送し、カートリッジ連結スリーブのコンクリート養生材の繰り出し及び巻き取りが可能である。このため、コンクリート養生材の敷設及び回収に係る作業の負荷を軽減し、速やかな作業を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
養生材搬送装置の平面図である。
養生材搬送装置の本体の正面図である。
養生材搬送装置の要部側面図である。
養生材搬送装置が用いられる施工範囲及び施工手順の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、本実施形態の適用対象である養生材搬送装置1の平面図である。図2は養生材搬送装置1の本体2の正面図であり、図1に符号Aで示す方向から養生材搬送装置1を見た図である。図3は、養生材搬送装置1の要部側面図であり、図1に符号Bで示す方向から養生材搬送装置1を見た図である。図4は養生材搬送装置1が用いられる施工範囲及び施工手順の説明図である。
【0009】
図1、図2及び図3の各図には、X軸、Y軸、及びZ軸を示す。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交し、X軸は養生材搬送装置1の前後方向に相当し、Y軸は養生材搬送装置1の左右方向に相当する。Z軸は地盤面に垂直な鉛直方向を示し、養生材搬送装置1の上下方向に相当する。以下の説明では、X軸の正方向を前方向、Y軸の正方向を左方向、Z軸の正方向を上方とする。
【0010】
まず、図4を参照して、養生材搬送装置1が用いられる施工について説明する。
図4には、道路9の舗装を修復する施工の概略を平面図により示す。道路9は、自動車用の道路であり、例えば、高速道路、或いは自動車専用道路である。
(【0011】以降は省略されています)

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