TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025083033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196684
出願日
2023-11-20
発明の名称
アスファルトクッカ
出願人
株式会社NIPPO
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
E01C
19/48 20060101AFI20250523BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】グースアスファルト混合物を、舗設箇所端部などの狭い領域まで容易に供給することが可能なアスファルトクッカを提供する。
【解決手段】アスファルトクッカ3は、グースアスファルト混合物を攪拌する攪拌羽根34を備えた攪拌槽30と、攪拌槽30を加熱する加熱装置36と、攪拌槽30に形成された排出口32の縁に設けられたリブ部38と、リブ部38に連結され、排出口32から排出されるグースアスファルト混合物を下方に案内するシュート4と、を備え、シュート4は、伸縮可能なシュート本体40と、シュート本体40を回動可能に支持する回動連結部52と、を備え、シュート本体40の回動により、シュート本体40の先端が攪拌槽30の幅方向に移動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
グースアスファルト混合物を攪拌する攪拌羽根を備えた攪拌槽と、
前記攪拌槽を加熱する加熱装置と、
前記攪拌槽に形成された排出口の縁に設けられたリブ部と、
前記リブ部に連結され、前記排出口から排出されるグースアスファルト混合物を下方に案内するシュートと、を備え、
前記シュートは、伸縮可能なシュート本体と、
前記シュート本体を回動可能に支持する回動連結部と、を備え、
前記シュート本体の回動により、前記シュート本体の先端が前記攪拌槽の幅方向に移動する、
アスファルトクッカ。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記攪拌槽は自走車両の荷台に設置され、
前記自走車両の進行方向と直交する前記幅方向の中央に前記排出口が開口する、
請求項1に記載のアスファルトクッカ。
【請求項3】
前記シュート本体を伸張させることにより、前記シュート本体の先端が舗設対象の路面に接近する、請求項1または2に記載のアスファルトクッカ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、アスファルトクッカに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、道路舗装用機械として、アスファルトプラントで製造されたグースアスファルト混合物を、加熱攪拌しながら施工現場まで運搬するアスファルトクッカ車が知られている(例えば、特許文献1参照)。アスファルトクッカ車の後部には、荷台に搭載したクッカからグースアスファルト混合物を排出するシュートが設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-31619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、クッカから後方に排出されるグースアスファルト混合物を舗設範囲に行き渡らせるためには、特許文献1に記載されたスクリードを有する装置を用いたり、作業者がグースアスファルト混合物を敷き広げたりする必要があった。このため、舗設範囲の端部などの狭い領域までグースアスファルト混合物を供給することが難しいという課題があった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の課題を解消し、グースアスファルト混合物を、舗設箇所端部などの狭い領域まで容易に供給することが可能なアスファルトクッカを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の態様は、グースアスファルト混合物を攪拌する攪拌羽根を備えた攪拌槽と、前記攪拌槽を加熱する加熱装置と、前記攪拌槽に形成された排出口の縁に設けられたリブ部と、前記リブ部に連結され、前記排出口から排出されるグースアスファルト混合物を下方に案内するシュートと、を備え、前記シュートは、伸縮可能なシュート本体と、前記シュート本体を回動可能に支持する回動連結部と、を備え、前記シュート本体の回動により、前記シュート本体の先端が前記攪拌槽の幅方向に移動する、アスファルトクッカである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、アスファルトクッカの攪拌槽の排出口に設けられたシュートを、伸縮および回動させることにより、シュートから広い範囲にグースアスファルト混合物を排出できる。このため、グースアスファルト混合物を、舗設箇所端部などの狭い領域まで容易に供給できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
アスファルトクッカの側面図である。
アスファルトクッカの背面図である。
シュートの平面図である。
シュート本体の伸縮を示す説明図である。
シュート本体の跳ね上げを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、本実施形態の適用対象であるアスファルトクッカ3の側面図である。図2はアスファルトクッカ3の背面図である。
【0009】
図1~図3及び後述する図4~図5の各図には、X軸、Y軸、及びZ軸を示す。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交し、X軸はアスファルトクッカ3の前後方向に相当し、Y軸はアスファルトクッカ3の幅方向に相当する。Z軸は路面RSに垂直な鉛直方向を示し、アスファルトクッカ3の上下方向に相当する。以下の説明では、X軸の正方向を前方、Y軸の正方向を左方向、Z軸の正方向を上方とする。
【0010】
アスファルトクッカ車1は、トラック2の荷台21にアスファルトクッカ3を搭載した自走車両である。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ハルコン
除雪機
19日前
株式会社ハルコン
除雪機
10日前
個人
倉庫出入口ガード機構
17日前
フジイコーポレーション株式会社
除雪機
17日前
戸田建設株式会社
足場の制振装置
1か月前
株式会社ライトボーイ
注意喚起装置
18日前
株式会社大林組
歩道橋
1か月前
カナデビア株式会社
浮体構造体
20日前
個人
人工芝充填剤製造装置
1か月前
保線機器整備株式会社
ハンドタイタンパ
10日前
株式会社京都スペーサー
仮設通路
20日前
株式会社英知
固化剤及び固化剤の製造方法
10日前
大崎工業株式会社
視覚障害者用案内具
14日前
第一ビニール株式会社
ぬかるみ地面用の敷板
1か月前
ヒロセ株式会社
仮桟橋の構築方法
13日前
清水建設株式会社
床版取替え方法
18日前
フリー工業株式会社
橋梁の更新方法
1か月前
個人
排水スラブ
11日前
NOK株式会社
安全柵および安全柵集合体
1か月前
株式会社日保
ロードコーン
21日前
保線機器整備株式会社
2頭式レールフロー削正装置
20日前
住友建機株式会社
アスファルトフィニッシャ
7日前
株式会社フタミ
表面処理システム及び表面処理方法
1か月前
世紀東急工業株式会社
締固め車両
18日前
株式会社イノアック住環境
橋梁の製造方法及び橋梁
14日前
大成ロテック株式会社
石材ブロックの評価方法
1か月前
鹿島建設株式会社
橋梁上部構造の支持装置
14日前
松本油脂製薬株式会社
アスファルト乳剤の分解剤組成物及びその利用
25日前
株式会社NIPPO
目地切り装置及び目地切り方法
14日前
松岡コンクリート工業株式会社
基礎ブロックの連結構造。
3日前
日鉄神鋼建材株式会社
土砂災害防止工法
4日前
株式会社フタミ
斫り装置及び斫り方法並びにそれに用いられるカバー
5日前
清水建設株式会社
構造体移動装置および構造体移動方法
13日前
株式会社NIPPO
斜面施工システム及び斜面施工方法
14日前
墨東化成工業株式会社
舗装用混合物およびその製造方法
1か月前
ユニオン建設株式会社
砕石整理器具
14日前
続きを見る
他の特許を見る