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公開番号2025088742
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2024203297
出願日2024-11-21
発明の名称浮力を利用した地下車道用安全フェンス
出願人カン フンムク,KANG, Heung Mook
代理人弁理士法人 東和国際特許事務所
主分類E01F 13/04 20060101AFI20250604BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】浮力を利用した地下車道用安全フェンスを開示する。
【解決手段】本発明は、地下車道の道路に沿って一定間隔を置いて施工された垂直柱Hの間に設置される安全フェンス100において、前記地下車道の天井面に上端が接して密閉され、開放された下端が下向きに露出されるように互いに隣接する一対の垂直柱Hの間に配置される少なくとも一つのエアポケット10と、互いに対向する一対の垂直柱Hの各一側面に具備されるガイド溝25aに両側縁が上下往復移動可能に連結される移動体20と、前記地下車道の浸水時に水面に浮上する浮力を発生させる少なくとも一つの浮力体30とを含み、前記浮力体30は、前記地下車道の浸水時に流入する雨水の水位に合わせて上昇移動し、前記移動体20は、上昇移動する浮力体30とともに前記ガイド溝25aに沿って上昇移動し、上昇移動する移動体20の上端が下部に開放されたエアポケット30の下端に接して停止される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
地下車道の道路に沿って一定間隔を置いて施工された垂直柱の間に設置される安全フェンスにおいて、
前記地下車道の天井面に上端が接して密閉され、開放された下端が下向きに露出されるように互いに隣接する一対の垂直柱の間に配置される少なくとも一つのエアポケットと、
互いに対向する一対の垂直柱の各一側面に具備されるガイド溝に両側フレームが上下往復移動可能に連結される移動体と、
前記地下車道の浸水時に水面に浮上する浮力を発生させる少なくとも一つの浮力体とを含み、
前記浮力体は、前記地下車道の浸水時に流入する雨水の水位に合わせて上昇移動し、前記移動体は、上昇移動される浮力体とともに前記ガイド溝に沿って上昇移動し、上昇移動する移動体の上端が下部に開放されたエアポケットの下端に接して停止されることを特徴とする、浮力を利用した地下車道用安全フェンス。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記移動体と浮力体との間を連結する連結部を含み、
前記連結部は、前記移動体の下端が嵌め込み配置されて連結されるように前記浮力体の上面に具備される一対の連結リブを含むことを特徴とする、請求項1に記載の地下車道用安全フェンス。
【請求項3】
前記移動体と浮力体との間を連結する連結部を含み、
前記連結部は、前記移動体の下端に上端が連結される一定長さの回転支持軸と、前記浮力体の上面に貫通形成されて前記回転支持軸の下端が回転可能に連結される回転支持孔とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の浮力を利用した地下車道用安全フェンス。
【請求項4】
前記移動体と浮力体との間を連結する連結部を含み、
前記連結部は、前記浮力体の上面に上端が連結される一定長さの回転支持軸と、前記移動体の下端に貫通形成されて前記回転支持軸の上端が回転可能に連結される回転支持孔とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の浮力を利用した地下車道用安全フェンス。
【請求項5】
前記回転支持軸の外面に挿入配置されて前記移動体に上端が固定されて前記浮力体に下端が固定される弾性体を含むことを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載の浮力を利用した地下車道用安全フェンス。
【請求項6】
前記移動体は、前記浮力体の端部と干渉して前記浮力体の回転移動を制限するように前記浮力体の端部側に一定長さで延長されるストッパを含むことを特徴とする、請求項3又は請求項4に記載の浮力を利用した地下車道用安全フェンス。
【請求項7】
前記移動体と上面が接する浮力体は、両側面に前記垂直柱に沿って上下方向にガイド移動するように前記ガイド溝に対応挿入される拘束ガイドバーを含むことを特徴とする、請求項1に記載の浮力を利用した地下車道用安全フェンス。
【請求項8】
前記ガイド溝は、前記垂直柱の一側面に一定深さで陥没形成される直線型溝で具備されるか、または、前記垂直柱の一側面に垂直に固定設置される垂直ガイドフレームに形成される直線型溝で具備されることを特徴とする、請求項1に記載の浮力を利用した地下車道用安全フェンス。
【請求項9】
前記エアポケットの内部に、操作時に外部側に該当するエアポケットの位置情報を伝送する少なくとも一つの発信部材を含むことを特徴とする、請求項1に記載の浮力を利用した地下車道用安全フェンス。
【請求項10】
前記地下車道の上部領域に埋設されてエアを供給する少なくとも一つのエア供給ラインを含み、
前記エア供給ラインの吐出端は、上記エアポケットに貫通形成された少なくとも一つの供給孔と連通連結されるか前記エアポケットの下端開口部に位置されることを特徴とする、請求項1に記載の浮力を利用した地下車道用安全フェンス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地下車道用安全フェンスに関し、より詳しくは、地下車道の浸水時に急激な水位上昇に従って水面上に浮上して露出されるフェンスの位置を確認することができ、浸水した車両から脱出した運転者、乗客や歩行者が浮上した浮力体を掴んで救助要請をしたり地下車道から外部の安全地帯に待避したりできる浮力を利用した地下車道用安全フェンスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、地下車道は、地上の構造物を回避するために地上よりは低い高さで施工されて運営管理される。
【0003】
通常の地下車道は、地上よりは高さが低いため、雨が降れば雨水が地下車道に集まって浸水が発生する恐れがあるので、雨水を集めて貯蔵する集水槽が設置され、集水槽には、雨水を外部にポンピングして排水するための排水ポンプが設置される。
【0004】
地下車道に設置された排水ポンプの故障が発生するか排水ポンプの吐出量を超える暴雨が発生して流入する場合、集水槽に溜まった雨水が逆流して地上より低い位置の地下車道側に雨水が急速に流入して地下車道が浸水されることで、車両の浸水事故に起因する財産被害とともに、浸水した車両から脱出したり脱出できなかったりした運転者の人身事故を発生させる主要原因として作用した。
【0005】
それによって、急激な集中豪雨による突然の浸水に脆弱な地下車道の車両又は歩行者の進入を防止するため、電気的なセンサーで地下車道の水位を測定し、地下車道の浸水前に車両の進入を遮断するか電気的に警告するシステムを地下車道システムに適用して運営した。
【0006】
しかし、このような警告及び遮断システムは、集中豪雨又は台風のような状況で雨水による漏電やショート、停電などにより無力化されることがあり、警告及びシステムの故障時には、地下車道の外部の車両や人に、浸水した地下車道の状態を知らせたり進入を遮断したりできる方法がないという致命的な問題があった。
【0007】
特許文献1(KR10-2423001 B1)には、地下車道の浸水時に浮標モジュールが浮遊すると、浸水警告棒が貫通パイプの内部から上端方向に移動するように構成されて浮標モジュールが浮遊した程度に従って貫通パイプから地下車道の上端の外部に現われる上端の先端の長さが異なるように構成されて地下車道の浸水を警告する装置を開示している。
【0008】
しかし、このような浸水警告装置は、停電状態でも地下車道の浸水時に浸水した地下車道内に車両の進入や歩行者の進入を事前に防止するように警告するという長所はあるが、浸水前に地下車道の内部に進入した車両の運転者又は歩行者は水面が急激に上昇して移動が難しい地下車道の浸水状態で地下車道から地上へ待避することができないので、致命的な人身事故が発生する危険性が非常に高かった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、前記した問題点を解決するためのものであって、本発明の目的は、地下車道への急激な水量の流入による地下車道の水位上昇時にフェンス構造物の一部である浮力体が、水位に合わせて水面上に浮上維持されることで、フェンスの位置を確認することができ、浮力体とともに上昇する移動体を掴むかその上に立って救助要請をしたり外部の安全地帯に待避したりできる、浮力を利用した地下車道用安全フェンスを提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、地下道路の浸水時に流入する水とぶつかり合う浮力体の上昇移動を保障し、浮力体に起因する摩擦抵抗を最小化して構造施設物の破損を防止することができる浮力を利用した地下車道用安全フェンスを提供することである。
(【0011】以降は省略されています)

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