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公開番号
2025077729
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190150
出願日
2023-11-07
発明の名称
斜面施工システム及び斜面施工方法
出願人
株式会社NIPPO
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01C
23/12 20060101AFI20250512BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】斜面を施工する作業機械と支持台車とを連結するワイヤロープが破断しても、作業機械の安全性を確保できる斜面施工システム及び斜面施工方法を提供する。
【解決手段】斜面施工システムは、湾曲斜面500上に配置されてこれを切削する路面切削装置100と、湾曲斜面500の上部に形成された平坦部510に配置された支持台車600と、路面切削装置100の斜面上方において支持台車600のブーム610と路面切削装置100とを連結するワイヤロープ700と、路面切削装置100の斜面上方において支持台車600のブーム610と路面切削装置100とを連結する伸縮可能な牽引ロープ800と、を有している。そして、斜面施工システムでは、何らかの原因でワイヤロープ700が破断したとき、牽引ロープ800によって路面切削装置100を支持することで、路面切削装置100の安全性を確保する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
斜面上に配置されて斜面を施工する作業機械と、
前記斜面の上部又は下部に形成された平坦部に配置された支持台車と、
前記作業機械の斜面上方において前記支持台車のブームと前記作業機械とを連結するワイヤロープと、
前記作業機械の斜面上方において前記支持台車のブームと前記作業機械とを連結する伸縮可能な補助ロープと、
を有する斜面施工システム。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記補助ロープは、前記作業機械の重心近くに連結された、
請求項1に記載の斜面施工システム。
【請求項3】
前記補助ロープは、伸縮タイプの牽引ロープである、
請求項1に記載の斜面施工システム。
【請求項4】
前記補助ロープは、シャックリングを介して前記支持台車のブーム及び前記作業機械にそれぞれ連結された、
請求項1に記載の斜面施工システム。
【請求項5】
請求項1~請求項4のいずれか1つに記載の斜面施工システムを使用し、前記斜面に設置された作業機械、及び前記斜面の上部又は下部に形成された平坦部に配置された支持台車を斜面が延びる方向に走行させつつ、前記作業機械によって路面を施工する、斜面施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、斜面を施工する斜面施工システム及び斜面施工方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車テストコースなどの斜面を施工する場合には、特開平11-148107号公報(特許文献1)に記載されるように、斜面に作業機械を配置するとともに、斜面の上部に形成した平坦部に支持台車(ローラサポータ)を配置し、作業機械と支持台車とをワイヤロープで連結して作業機械がずり下がることを抑制しつつ作業の安全性を確保していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-148107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載される安全確保技術では、斜面に配置された作業機械と支持台車とが1本のワイヤロープで連結されていたため、何らかの原因でワイヤロープが破断すると、作業機械が斜面下方に向けてずり下がって安全性を確保できないおそれがあった。なお、現在のところ、ワイヤロープの安全率を高く設定することで破断することが回避されていたが、このような事態が発生することを確実に抑止する必要がある。
【0005】
そこで、本発明は、斜面を施工する作業機械と支持台車とを連結するワイヤロープが破断しても、作業機械の安全性を確保できる斜面施工システム及び斜面施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
斜面施工システムは、斜面上に配置されて斜面を施工する作業機械と、斜面の上部又は下部に形成された平坦部に配置された支持台車と、作業機械の斜面上方において支持台車のブームと作業機械とを連結するワイヤロープと、作業機械の斜面上方において支持台車のブームと作業機械とを連結する伸縮可能な補助ロープと、を有している。
【0007】
斜面施工方法では、上記の斜面施工システムを使用し、斜面に設置された作業機械、及び斜面の上部又は下部に形成された平坦部に配置された支持台車を斜面が延びる方向に走行させつつ、作業機械によって路面を施工する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、斜面施工システム及び斜面施工方法に関し、斜面を施工する作業機械と支持台車とを連結するワイヤロープが破断しても、作業機械の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
路面切削装置の一例を示す平面図である。
路面切削装置の一例を示す側面図である。
切削ユニットの一例を示す部分拡大図である。
湾曲斜面を切削するときの切削ユニットの状態を示す部分拡大図である。
切削ビットのカッタビットの軌跡の説明図である。
湾曲斜面の切削作業を開始する状態の説明図である。
湾曲斜面の切削作業を行っている状態の説明図である。
路面切削装置のさらなる安全性を確保する構成の説明図である。
伸縮タイプの牽引ロープの一例の説明図である。
ワイヤロープが破断した状態の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1及び図2は、本実施形態を適用可能な作業機械の一例である路面切削装置100を示している。なお、以下説明する路面切削装置100は、あくまで本実施形態を適用可能な例示にすぎず、その構成に限定されると解釈すべきではないことに留意されたい。従って、当業者であれば、本実施形態の技術的範囲内において任意に変更及び修正が可能であることはいうまでもない。
(【0011】以降は省略されています)
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