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公開番号2025077440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189629
出願日2023-11-06
発明の名称砕石整理器具
出願人ユニオン建設株式会社,鉄友工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E01B 27/14 20060101AFI20250512BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】少人数で柔軟に実施することのできる、小規模の砕石の取出し作業や敷き詰め作業での使用に適した砕石整理器具を提供する。
【解決手段】回転軸の回転に伴って回転可能な爪と、前記回転軸を回転させる駆動手段と、前記駆動手段を収納し前記回転軸を回転可能に保持するギアボックスと、前記ギアボックスに連結される把持部と、を備える砕石整理器具であって、前記爪が金属製かつ弾性を備えることを特徴とする砕石整理器具を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸の回転に伴って回転可能な爪と、
前記回転軸を回転させる駆動手段と、
前記駆動手段を収納し前記回転軸を回転可能に保持するギアボックスと、
前記ギアボックスに連結される把持部と、を備え、
前記爪が金属製かつ弾性を有することを特徴とする砕石整理器具。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記爪が複数設けられており、前記複数の爪は、前記回転軸の長さ方向に等しい位置において前記回転軸の回りに点対称に配置されて爪ユニットを形成するとともに前記回転軸の長さ方向に沿って前記爪ユニットが複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の砕石整理器具。
【請求項3】
前記複数の爪は、前記回転軸に着脱可能に設けられるとともに前記回転軸と共に回転するブラケットに形成された溝に沿って着脱可能に設置され、前記回転軸の長さ方向に前記ブラケットに隣接するブラケット蓋と前記ブラケットとにより前記回転軸の長さ方向に挟持されていることを特徴とする請求項2に記載の砕石整理器具。
【請求項4】
前記複数の爪のそれぞれは、前記回転軸に対して略直交する基部の両端部から前記回転軸の径方向に延びる基端延部と、前記基端延部の前記径方向の外側の端部から前記回転軸の回転方向とは逆方向に前記基端延部と90°以下の角度をなして延びる中間延部と、前記中間延部の前記径方向の外側の端部から前記回転軸の回転方向に前記回転軸の前記径方向の外側に前記中間延部と90°から180°の範囲の角度をなすように延びる先端部と、を備えることを特徴とする請求項3に記載に砕石整理器具。
【請求項5】
前記ブラケットに形成された溝と、前記溝に設置される前記爪の前記基部と前記基端延部との間には、前記基部と前記基端延部が、前記基部と前記基端延部のそれぞれの長さ方向に垂直な方向に移動可能な隙間が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の砕石整理器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、砕石整理器具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
鉄道のレール下には砕石が敷き詰められて道床を形成している。砕石の経年劣化に対応するため砕石の交換を行う場合や、枕木を交換する場合に、既存の砕石の取出し作業や、新たな砕石の敷き詰め作業が発生する。
【0003】
従来の砕石の取出しや敷き詰め作業においては、特許文献1から特許文献3に記載されるような、レール上に載せて使用する大型の装置を用いている。
【0004】
従来の大型の装置を用いる場合、大型の装置の搬入と搬出に多大な労力を払う必要がある。そのため、新たなレールを長距離に亘って敷くような大規模な工事に伴って新たな砕石を敷くような工事では有効かもしれないが、小規模の工事の実施には不向きである。
【0005】
そこで、既存路線の砕石の入替作業のみならず、新たなレールを敷く工事に伴って新たな砕石を敷くような工事であっても、工事が必要な箇所において、少人数で柔軟に実施することのできる、比較的小規模の砕石の取出し作業や敷き詰め作業の実施が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-7865号公報
特開2020-148052号公報
特開2019-35300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、このような背景の下になされ、少人数で柔軟に実施することのできる、小規模の砕石の取出し作業や敷き詰め作業での使用に適した砕石整理器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1の態様は、回転軸の回転に伴って回転可能な爪と、前記回転軸を回転させる駆動手段と、前記駆動手段を収納し前記回転軸を回転可能に保持するギアボックスと、前記ギアボックスに連結される把持部と、を備え、前記爪が金属製かつ弾性を有することを特徴とする砕石整理器具である。
【0009】
本発明の第1の態様によれば、爪が金属製かつ弾性を有することから、爪が砕石に当接した際に、砕石の移動に最適な外力を爪から砕石に加えることができるとともに、爪が回転しているため、砕石の移動に最適な外力を連続的に砕石に加えることができる。
【0010】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記爪が複数設けられており、前記複数の爪は、前記回転軸の長さ方向に等しい位置において前記回転軸の回りに点対称に配置されて爪ユニットを形成するとともに前記回転軸の長さ方向に沿って前記爪ユニットが複数配置されていることを特徴とする砕石整理器具である。
(【0011】以降は省略されています)

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