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公開番号2025077401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189576
出願日2023-11-06
発明の名称視覚障害者用案内具
出願人大崎工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E01F 9/512 20160101AFI20250512BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】弱視者が暗い環境下でも感知し易い視覚障害者用案内具を提供する。
【解決手段】視覚障害者用案内具は、視覚障害者を案内する案内部と、前記案内部の表面に配置される再帰反射部とを備える。好ましくは、前記案内部は点字ブロックを含み、前記点字ブロックの突起の間に前記再帰反射部が配置され、前記案内部は誘導シートを含み、前記誘導シートに前記再帰反射部が配置される。より好ましくは、前記再帰反射部の表面に保護膜が形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
視覚障害者を案内する案内部と、
前記案内部の表面に配置される再帰反射部と
を備える視覚障害者用案内具。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
前記案内部は点字ブロックを含み、
前記点字ブロックの突起の間に前記再帰反射部が配置される
請求項１に記載の視覚障害者用案内具。
【請求項３】
前記案内部は誘導シートを含み、
前記誘導シートに前記再帰反射部が配置される
請求項１に記載の視覚障害者用案内具。
【請求項４】
前記再帰反射部の表面に保護膜が形成される
請求項１から３のいずれか一つに記載の視覚障害者用案内具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本技術は、例えば道路に設置され、視覚障害者、例えば弱視者を案内する視覚障害者用案内具に関する。
続きを表示（約 850 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば白杖が道路上のラインに接触した場合、白杖が振動又は音を発し、ユーザをラインに沿って誘導することができるシステムが提案されている（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００４－１１８８２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、視覚障害者には弱視者が含まれる。弱視者によっては、明るい環境下において、誘導用のブロック又はラインに接近した場合、ブロック又はラインからの反射光を感知することができる。しかし、暗い環境下、例えば夜間において、ブロック又はラインからの反射光を感知することは難しい。
【０００５】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、弱視者が暗い環境下でも感知し易い視覚障害者用案内具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一実施形態に係る視覚障害者用案内具は、視覚障害者を案内する案内部と、前記案内部の表面に配置される再帰反射部とを備える。
【０００７】
本開示においては、案内部に再帰反射部を設けることによって、ユーザがライトによって案内部を照らした場合、再帰反射部からの反射光がユーザに向う。
【０００８】
本開示の一実施形態に係る視覚障害者用案内具は、前記案内部は点字ブロックを含み、前記点字ブロックの突起の間に前記再帰反射部が配置される。
【０００９】
本開示においては、突起の間に再帰反射部を配置することによって、視覚障害者誘導用ブロックが感知されやすくなる。
【００１０】
本開示の一実施形態に係る視覚障害者用案内具は、前記案内部は誘導シートを含み、前記誘導シートに前記再帰反射部が配置される。
（【００１１】以降は省略されています）

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