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公開番号
2025075539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186780
出願日
2023-10-31
発明の名称
締固め車両
出願人
世紀東急工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01C
19/26 20060101AFI20250508BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】路面の締固め工程において、締め固められた路面の平たん性に関する情報を随時取得することで平たん性の確保に資するとともに、締固め車両の移動の際の急発進、急停止を抑制することで締め固める路面に凹凸が生ずること防止することができる締固め車両を提供する。
【解決手段】車体前部に配置され、路面を締め固める前部転圧輪11と、車体後部に配置され、路面を締め固める後部転圧輪12と、前部転圧輪11と後部転圧輪12とを連結する連結部13と、前部転圧輪11と後部転圧輪12との間に配置され路面の凹凸を測定する変位センサS1と、変位センサS1において測定された路面の凹凸に関する測定値から路面の平たん性を示す平たん性数値を算出する制御装置2と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車体前部に配置され、路面を締め固める前部転圧輪と、
車体後部に配置され、前記路面を締め固める後部転圧輪と、
前記前部転圧輪と前記後部転圧輪とを連結する連結部と、
前記前部転圧輪と前記後部転圧輪との間に配置され前記路面の凹凸を測定する変位センサと、
前記変位センサにおいて測定された前記路面の凹凸に関する測定値から前記路面の平たん性を示す平たん性数値を算出する制御装置と、
を備えることを特徴とする締固め車両。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、
前記変位センサから取得した前記路面の凹凸に関する測定値を基に前記平たん性数値を算出する比較演算部と、
前記比較演算部によって算出された前記平たん性数値を報知装置に表示させる報知部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の締固め車両。
【請求項3】
前記締固め車両は、速度センサを備えていることを特徴とする請求項1に記載の締固め車両。
【請求項4】
前記締固め車両は、速度センサを備えていることを特徴とする請求項2に記載の締固め車両。
【請求項5】
前記速度センサは、前記後部転圧輪の回転速度を測定するセンサであることを特徴とする請求項3に記載の締固め車両。
【請求項6】
前記制御装置は、
前記比較演算部が、前記速度センサより取得した前記後部転圧輪の回転速度の変化から前記締固め車両の加速度を算出し、算出された前記加速度と予め設定される閾値との比較の結果、前記加速度が前記閾値を超えると判定した場合には、前記報知部を介して前記報知装置に判定結果を表示させることを特徴とする請求項4に記載の締固め車両。
【請求項7】
前記締固め車両は、前記路面の温度を測定する温度センサを備えていることを特徴とする請求項1に記載の締固め車両。
【請求項8】
前記制御装置は、前記制御装置において取得された前記平たん性数値や加速度、或いは、前記路面の温度の少なくとも1つの情報を前記締固め車両から離れた場所で用いられる情報端末に送信する通信制御部を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の締固め車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施の形態は、締固め車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
転圧ローラや振動ローラ等の締固め車両は、比較的低速度で前後進を繰り返しながら転圧輪により路面を締め固めるものである。そして締固め車両を用いて路面を締め固める場合には、締固め後の路面に凹凸ができないように平たん性を確保する必要がある。平たん性を確保するために、例えば、日々の施工後、或いは、工事の完了後に平たん性の測定が行われる。
【0003】
さらに平たん性の確保とともに、路面を締固める際には、締固め密度にバラツキが出ないようにする必要がある。締固め車両による締固め施工においては、路面材料の種類(アスファルト合材の種類等)等によって車両の走行速度を異ならせる場合があるが、どのような条件であっても、急発進、急停止等を行うことなく、なるべく締固め車両を一定の速度で走行させることが肝要である。以下に示す特許文献1には、例えば前後進を繰り返す場合であっても容易に一定の速度で走行させることができる締固め車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-074755号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
締め固められた路面の平たん性については、上述したように、例えば日々の施工後、或いは、工事の完了後に確認されるが、この時点で平たん性が確保されていない場合、平たん性の悪い路面となって施工品質に問題が生ずる。
【0006】
また、上記特許文献1に開示されているように、締固め車両を一定の速度で走行させることは必要であると考える。但し、締固め車両が一定の速度で走行したとしても、締め固められた路面が平坦であるとは限らない。
【0007】
すなわち、路面の締固めを行う際には、締固めが必要な区間において締固め車両を行き来させることが必要となる。このような場合、確かに区間途中では一定の速度で締固め車両が走行することになるが、区間の両端においては前進から後進へ、或いは、後進から前進へと締固め車両の走行の方向を変更する必要がある。
【0008】
そしてこのような締固め車両の区間両端における折り返し時において、締固め車両が急発進や急停止を行うと、締固めの対象となる路面に凹凸が発生する可能性がある。そして凹凸が発生してしまうと、上述した平たん性の確保との関係からも分かるように当該凹凸の修正が困難となりかねない。
【0009】
本発明は、路面の締固め工程において、締め固められた路面の平たん性に関する情報を随時取得することで平たん性の確保に資するとともに、締固め車両の移動の際の急発進、急停止を抑制することで締め固める路面に凹凸が生ずること防止することができる締固め車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の実施の形態における締固め車両は、車体前部に配置され、路面を締め固める前部転圧輪と、車体後部に配置され、路面を締め固める後部転圧輪と、前部転圧輪と後部転圧輪とを連結する連結部と、前部転圧輪と後部転圧輪との間に配置され路面の凹凸を測定する変位センサと、変位センサにおいて測定された路面の凹凸に関する測定値から路面の平たん性を示す平たん性数値を算出する制御装置と、を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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