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公開番号2025080198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023202247
出願日2023-11-13
発明の名称固化剤及び固化剤の製造方法
出願人株式会社英知,個人
代理人
主分類E01C 7/26 20060101AFI20250516BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】例えば道路や滑走路の舗装に用いる際に耐久性及び耐熱性に優れ、轍ができにくく、骨材の飛散も抑えられ、更に透水性も良好である固化剤及び固化剤の製造方法を提供する。
【解決手段】この発明に係る固化剤は、エポキシ樹脂、繊維及び添加剤を含む固化剤であって、前記繊維は、ナイロン繊維、ガラス繊維及びポリエステル繊維を含むことを特徴とし、また、この発明に係る固化剤の製造方法は、エポキシ樹脂及び添加剤をミキサーに投入して混合し、次に、ポリエステル繊維、次にガラス繊維、更にナイロン繊維を前記ミキサーに順次投入して混練することを特徴としている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エポキシ樹脂、繊維及び添加剤を含む固化剤であって、前記繊維は、ナイロン繊維、ガラス繊維及びポリエステル繊維を含むことを特徴とする固化剤。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記固化剤は、土木・建築用として用いられることを特徴とする請求項1に記載の固化剤。
【請求項3】
前記ナイロン繊維、ガラス繊維及びポリエステル繊維は、前記エポキシ樹脂100質量%に対して、合計して6.0質量%以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の固化剤。
【請求項4】
前記ナイロン繊維は、前記エポキシ樹脂100質量%に対して、1.0質量%~2.0質量%の範囲内で含有し、
前記ガラス繊維は、前記エポキシ樹脂100質量%に対して、1.0質量%~2.0質量%の範囲内で含有し、そして、
前記ポリエステル繊維は、前記エポキシ樹脂100質量%に対して、2.0質量%~4.0質量%の範囲内で含有することを特徴とする請求項3に記載の固化剤。
【請求項5】
前記エポキシ樹脂100質量%に対して、前記ナイロン繊維を1.5質量%、ガラス繊維を1.5質量%、そして、ポリエステル繊維を質量3.0%を含有するように設定されていることを特徴とする請求項4に記載の固化剤。
【請求項6】
前記ナイロン繊維の長さは、前記ガラス繊維の長さより短く設定され、
前記ガラス繊維の長さは、前記ポリエステル繊維の長さより短く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の固化剤。
【請求項7】
前記ナイロン繊維は、長さが0.5mm~2mm、太さが10~20μm、比重が0.5~1.5の範囲内に夫々設定され、
前記ガラス繊維は、長さが1mm~4mm、太さが10~20μm、比重が2.0~3.0の範囲内に夫々設定され、
前記ポリエステル繊維は、長さが2mm~8mm、太さが10~20μm、比重が1.0~1.5の範囲内に夫々設定されていることを特徴とする請求項6に記載の固化剤。
【請求項8】
前記ナイロン繊維の長さが、1.0mmに設定され、
前記ガラス繊維の長さが、2.0mmに設定され、
前記ポリエステル繊維の長さが、4.0mmに設定されていることを特徴とする請求項7に記載の固化剤。
【請求項9】
前記エポキシ樹脂は、粘度が10,000mPa・s~14,000mPa・sの範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の固化剤。
【請求項10】
前記エポキシ樹脂は、粘度が12,000mPa・sに設定されていることを特徴とする請求項9に記載の固化剤。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、車道や歩道、駐車場や道路や滑走路等の広い場所で使える例えば土木・建築用の固化剤及び固化剤の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
道路の舗装には、一般的にアスファルト舗装や、コンクリート舗装といった舗装が施工されることが多い。
【0003】
従来のアスファルト舗装は、原油由来で炭化水素を主成分とするアスファルトに砂利や砂等の骨材を混合して加熱し、敷き均した後にローラー等で転圧する方法である。
【0004】
一方で、コンクリート舗装は、石灰や粘度を焼いて粉砕したセメントに砂や砂利、水を混合し、敷き均した後に、養生させることによって強度を有する舗装とする方法である。
【0005】
そのような道路舗装に用いるアスファルト混合物の先行技術文献として、例えば、特許文献1には、針入度80を超え300以下である軟質アスファルト100重量部に対して、亜麻仁油脂肪酸及び/又は亜麻仁油脂肪酸エステルを30~150重量部を含むことを特徴とする軟質アスファルト混合物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5939722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、道路舗装においては耐久性や耐熱性、透水性(水捌けのよさ)が問題となることが多い。
【0008】
アスファルト舗装は施工しやすく安価であり、車の走行性に優れ、静音性が高いが、一方で轍ができやすく、かつ、高温になると軟化しやすくなるため、耐久性(強度)ではコンクリート舗装に劣る。また、透水性や排水性を有するアスファルト舗装は、空隙つぶれが発生するため、透水性や静音性が徐々に低下してしまうという問題があった。
【0009】
一方で、コンクリート舗装は頑丈で轍ができにくく、耐熱性も優れており、長期間の使用にも耐えうるが、水捌けが悪く、舗装のコストが高い上に施工期間も長い。また、頑丈であるために施工期間の後ほど工事がしにくくなり、撤去費用も高額となる問題があった。
【0010】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、道路や滑走路舗装に用いる際に、耐久性及び耐熱性に優れ、轍ができにくく、骨材の飛散も抑えられ、更に透水性も良好である固化剤及び固化剤の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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