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公開番号2025078472
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023191069
出願日2023-11-08
発明の名称構造体移動装置および構造体移動方法
出願人清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E01D 22/00 20060101AFI20250513BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】効率よく構造体を移動させることができる構造体移動装置および構造体移動方法を提供する。
【解決手段】既設の構造体10を取替または移動する際に用いる構造体移動装置1であって、構造体を所定方向に移動させる走行部2と、構造体を支持する支持部3と、走行部と支持部との間に介装され、走行部に対する支持部の高さを調節可能な高さ調節部5と、が一体に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
既設の構造体を取替または移動する際に用いる構造体移動装置であって、
前記構造体を所定方向に移動させる走行部と、
前記構造体を支持する支持部と、
前記走行部と前記支持部との間に介装され、前記走行部に対する前記支持部の高さを調節可能な高さ調節部と、が一体に構成されている構造体移動装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記走行部は、タイヤまたはローラーを備えている請求項1に記載の構造体移動装置。
【請求項3】
前記走行部は、前記構造体の両側に設けられた一対のレール上を走行可能に構成されている請求項1に記載の構造体移動装置。
【請求項4】
前記支持部は、
平面視で前記レールに直交する方向に延在し、前記構造体の両側に配設された一対の架設梁と、
前記一対の架設梁に掛け渡すとともに、前記構造体を支持可能な一対の支持梁と、を備えている請求項3に記載の構造体移動装置。
【請求項5】
前記高さ調節部は、ジャッキ装置である請求項1に記載の構造体移動装置。
【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の構造体移動装置を用いて、既設の構造体を移動させる構造体移動方法であって、
前記構造体を挟んで両側に一対のレールを設置し、
前記一対のレール上に前記走行部を設置し、
前記構造体に対して前記支持部を支持固定し、
前記高さ調節部を操作して前記走行部に対する前記支持部の高さ調整を行って、前記構造体を所定高さ持ち上げ、
前記走行部を前記一対のレール上を走行させることで前記構造体を所定の位置まで移動させる構造体移動方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、構造体移動装置および構造体移動方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、橋梁における床版取替工事や耐震補強工事では、支承構造体の取替作業が行われている。支承構造体の取替作業では、免震支承などの支承本体の取替作業が行われている。当該取替作業では、熟練作業員の経験則や知見により作業手順を設定し、チェーンブロックやレバーブロック(登録商標)などの揚重治具を用いて、狭隘な桁下の限られた橋脚上で、重量物となる既設の支承本体の移動作業(撤去作業)や新設の支承本体の設置作業を行っていた(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4300128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の作業は、熟練作業員の経験に頼るところが大きく、作業員の熟練度によっては安全性に懸念がある。また、狭隘な場所において重量物の取り扱いが必要となり、多くの作業員の労力が必要となる。結果として、支承本体の搬出入作業に時間を要していたという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、効率よく構造体を移動させることができる構造体移動装置および構造体移動方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る構造体移動装置は、既設の構造体を取替または移動する際に用いる構造体移動装置であって、前記構造体を所定方向に移動させる走行部と、前記構造体を支持する支持部と、前記走行部と前記支持部との間に介装され、前記走行部に対する前記支持部の高さを調節可能な高さ調節部と、が一体に構成されている。
【0007】
このように構成することにより、構造体移動装置を操作するだけで既設の構造体を容易に移動させることができる。つまり、熟練作業員の経験に頼ることなく、構造体の移動を効率よく行うことができる。
【0008】
また、本発明の構造体移動装置は、前記走行部が、タイヤまたはローラーを備えていてもよい。
【0009】
このように構成することにより、走行部にはタイヤまたはローラーが備えられているため、構造体を運搬する際に、確実に所定の方向(位置)へ案内することができる。つまり、熟練作業員の経験に頼ることなく、構造体の移動を効率よく行うことができる。なお、タイヤまたはローラーは金属製の他、ゴムタイヤやウレタンローラー等が考えられ、レールを有しない構造であってもよい。
【0010】
また、本発明の構造体移動装置は、前記走行部が、前記構造体の両側に設けられた一対のレール上を走行可能に構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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