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公開番号2025084339
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198177
出願日2023-11-22
発明の名称集塵ユニット
出願人清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B01D 46/00 20220101AFI20250527BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】簡易に組立・運搬が可能な集塵ユニットを提供する。
【解決手段】棒状部材21と、棒状部材同士を連結する連結部材22と、で構成された骨組部2と、骨組部を覆うように配設された壁部材3、床部材4、および天井部材5と、で組み立てられた集塵ボックス7と、集塵ボックスに連結された集塵装置8と、を備え、集塵ボックスは、組立・分解可能に構成されており、壁部材、床部材、および天井部材は、樹脂製の板状部材31であり、板状部材同士は、面ファスナーで着脱自在に連結されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
棒状部材と、前記棒状部材同士を連結する連結部材と、で構成された骨組部と、
前記骨組部を覆うように配設された壁部材、床部材、および天井部材と、で組み立てられた集塵ボックスと、
前記集塵ボックスに連結された集塵装置と、を備え、
前記集塵ボックスは、組立・分解可能に構成されており、
前記壁部材、前記床部材、および前記天井部材は、樹脂製の板状部材であり、
前記板状部材同士は、面ファスナーで着脱自在に連結されている集塵ユニット。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記棒状部材は、樹脂配管であり、
前記連結部材は、配管ソケットである請求項1に記載の集塵ユニット。
【請求項3】
前記床部材の上面には粘着マットが設けられている請求項1に記載の集塵ユニット。
【請求項4】
前記壁部材には、圧力調整部が設けられている請求項1に記載の集塵ユニット。
【請求項5】
前記圧力調整部は、前記集塵ボックスの内側に向かって開く機構を有する請求項4に記載の集塵ユニット。
【請求項6】
前記集塵ボックスには、該集塵ボックス内に送風するブロアー装置が取り付けられている請求項1に記載の集塵ユニット。
【請求項7】
前記集塵ボックス内には、前記集塵装置および前記ブロアー装置の運転を操作する操作部が設けられている請求項6に記載の集塵ユニット。
【請求項8】
前記集塵ボックスの角部には、コーナー部材が設けられている請求項1に記載の集塵ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集塵ユニットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、居室を使用しながらの改修工事において、作業員が改修工事エリアを出て、建物運用部分に戻る際、または建物運用部分を通る際に、作業着に付着した埃、粉塵などを除去する必要がある。改修工事エリア内でブロアーなどを使用して粉塵除去を行っているが、作業着や身体から除去された粉塵は改修工事エリア内を舞って空気中に拡散する。拡散した粉塵は、改修工事エリア内の床面に落下して、粉塵が作業員の作業靴の裏に付着する。そのため、作業員が改修工事エリアを出る際には、足ふきマットなどで靴裏面の粉塵付着を取り除いてから退出している。粉塵を除去する際に、簡易的にブロアーなどの周辺をシートで被うが、粉塵の飛散は十分に抑えられず、周囲に飛散してしまう。そこで、粉塵を処理する粉塵処理装置が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-127834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の簡易粉塵処理装置は、装置が大掛かりであるため、改修工事などのように改修工事エリアが頻繁に移動していく現場では、装置の設置に時間がかかり、改修工事の工期にも影響が及んでしまう虞があった。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、簡易に組立・運搬が可能な集塵ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る集塵ユニットは、棒状部材と、前記棒状部材同士を連結する連結部材と、で構成された骨組部と、前記骨組部を覆うように配設された壁部材、床部材、および天井部材と、で組み立てられた集塵ボックスと、前記集塵ボックスに連結された集塵装置と、を備え、前記集塵ボックスは、組立・分解可能に構成されており、前記壁部材、前記床部材、および前記天井部材は、樹脂製の板状部材であり、前記板状部材同士は、面ファスナーで着脱自在に連結されている。
【0007】
この発明によれば、集塵ユニットの外観を構成する壁部材、床部材、および天井部材が樹脂製の板状部材で構成され、板状部材同士が面ファスナーで着脱自在に構成されているため、簡単に組立・解体することができる。また、壁部材、床部材、および天井部材が樹脂製の板状部材で構成されているため、集塵ユニットを軽量化することができ、運搬も簡易に行うことができる。
【0008】
また、本発明は、前記棒状部材は、樹脂配管であり、前記連結部材は、配管ソケットであってもよい。
【0009】
このように構成することで、骨組部も簡単に組立・解体することができるとともに、軽量化することができ容易に運搬することができる。
【0010】
また、本発明は、前記床部材の上面には粘着マットが設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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