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公開番号
2025116572
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024011068
出願日
2024-01-29
発明の名称
床版割付装置、床版割付方法、およびプログラム
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01D
19/12 20060101AFI20250801BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】プレキャストの形状の個数、および現場打ちのコンクリートの数量を考慮したプレキャストの床版の割付を行える床版割付装置を提供すること。
【解決手段】橋梁を1つまたは複数の区間に分割する橋梁分割部と、プレキャストの形状の個数を表す値と、現場打ちコンクリートの数量を表す値とを評価指標として、1つまたは複数の区間各々について、床版割付けのパラメータを決定する床版割付決定部とを備える床版割付装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
橋梁を1つまたは複数の区間に分割する橋梁分割部と、
プレキャストの形状の個数を表す値と、現場打ちコンクリートの数量を表す値とを評価指標として、前記1つまたは複数の区間各々について、床版割付けのパラメータを決定する床版割付決定部と
を備える床版割付装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記パラメータは、前記プレキャストの床版の幅、前記プレキャストの床版と当該区間の代表線との角度、当該区間の一方の端のプレキャストの床版から隣接する区間までの距離と、他方の端のプレキャストの床版から他方の隣接する区間までの距離の比の各々を示す値であり、
前記代表線は、当該区間における前記橋梁の中央線の両端を結んだ直線である、
請求項1に記載の床版割付装置。
【請求項3】
前記床版割付決定部は、複数の連続する前記区間をつないだ区間の前記橋梁の曲率が一定となっている場合は、前記複数の連続する区間の間で、前記パラメータの値を同じとする、請求項1に記載の床版割付装置。
【請求項4】
前記プレキャストの床版を形状に基づき複数の形状グループに分類し、各形状グループにおいて、前記プレキャストの床版に隣接するプレキャストの床版までの間詰部の半分を追加した形状を重ね合わせたときに内包される部分以外を、現場打ちコンクリートの部分として、現場打ちコンクリートの数量を表す値を算出する、請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の床版割付装置。
【請求項5】
橋梁を1つまたは複数の区間に分割するステップと、
プレキャストの形状の個数を表す値と、現場打ちコンクリートの数量を表す値とを評価指標として、前記1つまたは複数の区間各々について、床版割付けのパラメータを決定するステップと
を有する床版割付方法。
【請求項6】
コンピュータを、
橋梁を1つまたは複数の区間に分割する橋梁分割部、
プレキャストの形状の個数を表す値と、現場打ちコンクリートの数量を表す値とを評価指標として、前記1つまたは複数の区間各々について、床版割付けのパラメータを決定する床版割付決定部
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、床版割付装置、床版割付方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
床版の疲労、塩害、凍害などによる劣化に伴い、既設の橋梁の床版を更新する工事が行われている。例えば、特許文献1は、新設床版を既設鋼主桁に接合する前に、既設鋼主桁自身によるたわみを打ち消す以上にジャッキアップして既設鋼主桁に蓄積されているひずみを緩和して応力状態を低減してから行う床版更新工法を開示している。
【0003】
また、床版の更新の際には、工場などで製造したプレキャストの床版を用いることで工期(工事による通行止め期間)を抑える工法が用いられることがある。この工法では、プレキャストの床版を現地まで運搬する必要があるため、プレキャストの床版にはサイズの制限がある。そこで、プレキャストの床版の間を、現場打ちのコンクリートで間詰することが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-104970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、プレキャストの床版を用いた床版の更新においては、プレキャストの床版の割付によって、プレキャストの形状の個数、および現場打ちのコンクリートの数量が変わるため、プレキャストの床版の割付がコストに影響するという問題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、プレキャストの形状の個数、および現場打ちのコンクリートの数量を考慮したプレキャストの床版の割付を行える床版割付装置、床版割付方法、およびプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、橋梁を1つまたは複数の区間に分割する橋梁分割部と、プレキャストの形状の個数を表す値と、現場打ちコンクリートの数量を表す値とを評価指標として、前記1つまたは複数の区間各々について、床版割付けのパラメータを決定する床版割付決定部とを備える床版割付装置である。
【0008】
また、本発明の他の一態様は、上述した床版割付装置であって、前記パラメータは、前記プレキャストの床版の幅、前記プレキャストの床版と当該区間の代表線との角度、当該区間の一方の端のプレキャストの床版から隣接する区間までの距離と、他方の端のプレキャストの床版から他方の隣接する区間までの距離の比の各々を示す値であり、前記代表線は、当該区間における前記橋梁の中央線の両端を結んだ直線である。
【0009】
また、本発明の他の一態様は、上述した床版割付装置であって、前記床版割付決定部は、複数の連続する前記区間をつないだ区間の前記橋梁の曲率が一定となっている場合は、前記複数の連続する区間の間で、前記パラメータの値を同じとする。
【0010】
また、本発明の他の一態様は、上述した床版割付装置であって、前記プレキャストの床版を形状に基づき複数の形状グループに分類し、各形状グループにおいて、前記プレキャストの床版に隣接するプレキャストの床版までの間詰部の半分を追加した形状を重ね合わせたときに内包される部分以外を、現場打ちコンクリートの部分として、現場打ちコンクリートの数量を表す値を算出する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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