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公開番号
2025110202
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024004003
出願日
2024-01-15
発明の名称
補修箇所抽出装置及び補修箇所抽出方法
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04G
23/02 20060101AFI20250718BHJP(建築物)
要約
【課題】破損箇所を効率よく抽出することが可能な補修箇所抽出装置及び補修箇所抽出方法を提供する。
【解決手段】複数の床部材によって構成された搬送路を走行する搬送機の故障位置及び故障内容が登録された動作履歴データに基づいて、搬送機の故障回数が所定のしきい値以上の故障関連床部材を抽出する部材抽出部と、故障関連床部材における故障内容を抽出する故障内容取得部と、故障関連床部材の故障内容に基づいて、搬送機の故障原因が故障関連床部材にあるか否かを評価する評価部と、評価部の評価結果に基づいて補修対象床部材を設定する補修箇所設定部と、補修対象床部材を外部に通知する通知部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の床部材によって構成された搬送路を走行する搬送機の故障位置及び故障内容が登録された動作履歴データに基づいて、前記搬送機の故障回数が所定のしきい値以上の故障関連床部材を抽出する部材抽出部と、
前記故障関連床部材における前記故障内容を抽出する故障内容取得部と、
前記故障関連床部材の前記故障内容に基づいて、前記搬送機の故障原因が前記故障関連床部材にあるか否かを評価することにより補修対象床部材を設定する補修箇所設定部と、
前記補修対象床部材を外部に通知する通知部と
を備えることを特徴とする補修箇所抽出装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記部材抽出部は、前記故障関連床部材を複数の動作期間毎に抽出する請求項1に記載の補修箇所抽出装置。
【請求項3】
前記補修箇所設定部は、前記故障内容と前記故障原因との関係が登録された評価テーブルを参照することにより、前記故障原因が前記故障関連床部材にあるか否かを評価する請求項1又は2に記載の補修箇所抽出装置。
【請求項4】
前記通知部は、補修作業端末に前記補修対象床部材を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の補修箇所抽出装置。
【請求項5】
前記床部材は、コンクリートスラブである請求項1又は2に記載の補修箇所抽出装置。
【請求項6】
複数の床部材によって構成された搬送路を走行する搬送機の故障位置及び故障内容が登録された動作履歴データに基づいて、前記搬送機の故障回数が所定のしきい値以上の故障関連床部材を抽出する部材抽出工程と、
前記故障関連床部材における前記故障内容を抽出する故障内容取得工程と、
前記故障関連床部材の前記故障内容に基づいて、前記搬送機の故障原因が前記故障関連床部材にあるか否かを評価することにより補修対象床部材を設定する補修箇所設定工程と、
前記補修対象床部材を外部に通知する通知工程と
を有する補修箇所抽出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、補修箇所抽出装置及び補修箇所抽出方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、コンクリート表面に発生する初期の微細なクラックを測定することで、その後に表面が破壊して轍として成長するまでの期間を予測することができるコンクリートスラブ表面における轍の発生時期の予測方法が開示されている。この予測方法は、コンクリートの条件を異ならせた複数の試験体に、条件を異ならせた車両を走行させて、コンクリートの表面が健全な状態が維持される車両の走行回数、及びコンクリートの表面に微細なクラックが発生する車両の走行回数を測定し、コンクリートの条件と車両の条件とを組合せて複数の組合せモデルを準備し、車両が走行するコンクリートスラブにおいて、適切な組合せモデルを選択し、組合せモデルの結果に基づいてコンクリートスラブの表面における轍の発生時期を予測するものでsる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-034259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年の通信販売事業の拡大に伴って、大形物流倉庫においては短時間で多くの荷物を移動させる必要があり、自動搬送機による荷物の搬送が不可欠となっている。例えば、ある物流倉庫では、数百台の自動搬送機が年間ほぼ休みなく走り回っていおり、走行頻度が多い個所では時間の経過とともにスラブ表面が部分的に破損し、轍等の破損個所が発生するケースがある。このような破損個所は、自動搬送機の走行時の振動や衝撃が大きくなるため、自動搬送機の破損や搭載機器類の故障、誤作動につながることになる。
【0005】
このようなスラブ表面の破損個所は、一般的に樹脂やモルタルなどの材料で周囲との段差を無くすように補修することになるが、大面積のコンクリートスラブに点在する破損個所を目視で探し出す作業は極めて重労働である。また、限られた時間内で広範囲に広がっている全ての破損箇所を効率よく補修することは困難であるため、補修箇所の優先順位を付ける必要があるが、効果的な手段がないのが現状である。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、破損箇所を効率よく抽出することが可能な補修箇所抽出装置及び補修箇所抽出方法の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では、補修箇所抽出装置に係る第1の解決手段として、複数の床部材によって構成された搬送路を走行する搬送機の故障位置及び故障内容が登録された動作履歴データに基づいて、前記搬送機の故障回数が所定のしきい値以上の故障関連床部材を抽出する部材抽出部と、前記故障関連床部材における前記故障内容を抽出する故障内容取得部と、前記故障関連床部材の前記故障内容に基づいて、前記搬送機の故障原因が前記故障関連床部材にあるか否かを評価することにより補修対象床部材を設定する補修箇所設定部と、前記補修対象床部材を外部に通知する通知部とを備える、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、補修箇所抽出装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記部材抽出部は、前記故障関連床部材を複数の動作期間毎に抽出する、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、補修箇所抽出装置に係る第3の解決手段として、上記第1又は第2の解決手段において、前記補修箇所設定部は、前記故障内容と前記故障原因との関係が登録された評価テーブルを参照することにより、前記故障原因が前記故障関連床部材にあるか否かを評価する、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、補修箇所抽出装置に係る第4の解決手段として、上記第1~第3のいずれかの解決手段において、前記通知部は、補修作業端末に前記補修対象床部材を送信する、という手段を採用する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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