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公開番号
2025123088
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018956
出願日
2024-02-09
発明の名称
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
30/13 20200101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約
【課題】自然言語処理技術を架構に応用することで、建物架構やその部材に関わる諸特徴量を数学的に統一的に取り扱うことを可能にすること。
【解決手段】情報処理システムは、建物諸量を取得する取得部と、前記建物諸量を含む文章に文章化する建物諸量文章化部と、前記文章化された前記建物諸量を分散表現化する建物諸量分散表現化部と、前記分散表現化された前記建物諸量に基づいて、着目部材の架構部材断面を推定する架構部材断面推定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物諸量を取得する取得部と、
前記建物諸量を含む文章に文章化する建物諸量文章化部と、
前記文章化された前記建物諸量を分散表現化する建物諸量分散表現化部と、
前記分散表現化された前記建物諸量に基づいて、着目部材の架構部材断面を推定する架構部材断面推定部と、
を備える、
情報処理システム。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記建物諸量は、建物の高さ、前記着目部材の設置のレベル、梁の部材長、端部の接合部タイプ、接合された各部材長を少なくとも含む、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記分散表現化は、ベクトル化である、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記架構部材断面推定部は、ベクトル化された前記建物諸量を、架構部材の断面と建物諸量とベクトル化された建物諸量との対応関係を学習した学習モデルに入力することで、前記着目部材の架構部材断面を推定する、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
建物諸量を取得する取得部と、
前記建物諸量を含む文章に文章化する建物諸量文章化部と、
前記文章化された前記建物諸量を分散表現化する建物諸量分散表現化部と、
前記分散表現化された前記建物諸量に基づいて、着目部材の架構部材断面を推定する架構部材断面推定部と、
を備える、
情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置のコンピュータが実行する情報処理方法であって、
建物諸量を取得する取得ステップと、
前記建物諸量を含む文章に文章化する建物諸量文章化ステップと、
前記文章化された前記建物諸量を分散表現化する建物諸量分散表現化ステップと、
前記分散表現化された前記建物諸量に基づいて、着目部材の架構部材断面を推定する架構部材断面推定ステップと、
を有する情報処理方法。
【請求項7】
情報処理装置のコンピュータに、
建物諸量を取得する取得ステップと、
前記建物諸量を含む文章に文章化する建物諸量文章化ステップと、
前記文章化された前記建物諸量を分散表現化する建物諸量分散表現化ステップと、
前記分散表現化された前記建物諸量に基づいて、着目部材の架構部材断面を推定する架構部材断面推定ステップと、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、架構部材断面の推定は、架構、部材の特徴量を抽出した上で、それらと部材断面との関係を計算機に学習させている場合がほとんどである。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数の建築各々の架構に関する建築架構情報を記憶する建築架構情報データベース部と、対象となる建築の架構に関する建築架構情報である対象建築架構情報を取得する対象建築架構情報取得部と、複数の建築の中から、対象となる建築に架構が類似する建築を抽出する類似建築抽出部と、抽出した建築を示す情報を出力する出力部とを備え、類似建築抽出部は、複数の建築の各々について選択し、選択した建築の建築架構情報および対象建築架構情報から算出されたTanimotoScoreと、対象となる建築の最高高さと選択した建築の最高高さの比とに、少なくとも基づき、類似する建築を抽出する、類似建築抽出装置について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-108331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、架構の部材構成や架構形状等の特徴量の表現は、極めて難しい。建物の高さ、主要スパン、アスペクト比等の特徴量を用いて表現することは可能であるが、これらにも限界があり、規模や架構構成が相違する個々の建物架構をこれらによってその全体像を数学的に統一した形で表現することには無理がある。また、架構の細部の状況を表すためにさらに多くの特徴量を設けても、それらを個々の建物から抽出するには多くの時間と手間を要することになり効率的でない。さらに、これらの架構の特徴量と部材に関わる特徴量を合わせて部材断面の推定に用いる場合においても、それらの特徴量は個々に特有な意味合いを持っているものも多く、それらを統一的に取り扱うことが難しい。このような数学的に統一した形での扱いが極めて困難な建物架構の性質は、AI技術を用いて架構部材断面の推定を行う際に大きな障害となり、その推定精度向上を妨げる大きな要因となっている。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、自然言語処理技術を架構に応用することで、建物架構やその部材に関わる諸特徴量を数学的に統一的に取り扱うことを可能にすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、情報処理システムであって、建物諸量を取得する取得部と、前記建物諸量を含む文章に文章化する建物諸量文章化部と、前記文章化された前記建物諸量を分散表現化する建物諸量分散表現化部と、前記分散表現化された前記建物諸量に基づいて、着目部材の架構部材断面を推定する架構部材断面推定部と、を備える、情報処理システムである。
【0008】
また、本発明の一態様は、情報処理装置であって、建物諸量を取得する取得部と、前記建物諸量を含む文章に文章化する建物諸量文章化部と、前記文章化された前記建物諸量を分散表現化する建物諸量分散表現化部と、前記分散表現化された前記建物諸量に基づいて、着目部材の架構部材断面を推定する架構部材断面推定部と、を備える、情報処理装置である。
【0009】
また、本発明の一態様は、情報処理装置のコンピュータが実行する情報処理方法であって、建物諸量を取得する取得ステップと、前記建物諸量を含む文章に文章化する建物諸量文章化ステップと、前記文章化された前記建物諸量を分散表現化する建物諸量分散表現化ステップと、前記分散表現化された前記建物諸量に基づいて、着目部材の架構部材断面を推定する架構部材断面推定ステップと、を有する情報処理方法である。
【0010】
また、本発明の一態様は、プログラムであって、情報処理装置のコンピュータに、建物諸量を取得する取得ステップと、前記建物諸量を含む文章に文章化する建物諸量文章化ステップと、前記文章化された前記建物諸量を分散表現化する建物諸量分散表現化ステップと、前記分散表現化された前記建物諸量に基づいて、着目部材の架構部材断面を推定する架構部材断面推定ステップと、を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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