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公開番号2025137987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024036548
出願日2024-03-11
発明の名称工事支援装置、鉄筋加工支援システム、工事支援方法、および、コンピュータプログラム
出願人清水建設株式会社
代理人弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20250917BHJP(計算;計数)
要約【課題】構造物の鉄筋工事における施工管理にかかる手間を低減する。
【解決手段】工事支援装置は、構造物の工事を支援する工事支援装置であって、構造図データ取得部と、配筋データ生成部と、鉄筋施工データ生成部と、を備える。構造図データ取得部は、構造物の構造図データを取得する。配筋データ生成部は、構造図データをもとに、構造物における鉄筋の配置を示した配筋データを生成する。鉄筋施工データ生成部は、配筋データをもとに、構造物の鉄筋工事における施工方法の情報を含む鉄筋施工データを生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
構造物の工事を支援する工事支援装置であって、
前記構造物の構造図データを取得する構造図データ取得部と、
前記構造図データをもとに、前記構造物における鉄筋の配置を示した配筋データを生成する配筋データ生成部と、
前記配筋データをもとに、前記構造物の鉄筋工事における施工方法の情報を含む鉄筋施工データを生成する鉄筋施工データ生成部と、
を備える、工事支援装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の工事支援装置であって、さらに、
前記鉄筋施工データをもとに、前記構造物の鉄筋工事における施工方法を示す鉄筋施工書を出力する鉄筋施工書出力部を備える、工事支援装置。
【請求項3】
請求項2に記載の工事支援装置であって、
前記鉄筋施工書は、前記構造物の鉄筋工事における前記鉄筋の配置を示す配筋図を含む、工事支援装置。
【請求項4】
請求項2に記載の工事支援装置であって、
前記鉄筋施工書は、前記構造物の鉄筋工事における前記鉄筋の長さごとの必要数量を示すカットリストを含む、工事支援装置。
【請求項5】
請求項2に記載の工事支援装置であって、
前記鉄筋施工書は、前記構造物の鉄筋工事における前記鉄筋の加工後の形状を示す加工指示書を含む、工事支援装置。
【請求項6】
請求項2に記載の工事支援装置であって、
前記鉄筋施工書は、前記構造物の鉄筋工事における複数の前記鉄筋を互いに圧接する圧接作業が必要な箇所の数量を示す圧接数量表を含む、工事支援装置。
【請求項7】
請求項2に記載の工事支援装置であって、
前記鉄筋施工書は、前記構造物の鉄筋工事における余剰の前記鉄筋の重量を示すロス数量表を含む、工事支援装置。
【請求項8】
請求項2に記載の工事支援装置であって、さらに、
前記鉄筋施工書を表示手段に表示させる表示制御部を備える、工事支援装置。
【請求項9】
構造物の工事における鉄筋の加工を支援する鉄筋加工支援システムであって、
請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の工事支援装置と、
鉄筋加工機と、
を備え、
前記工事支援装置は、さらに、前記鉄筋施工データを前記鉄筋加工機に送信する第1通信部を備え、
前記鉄筋加工機は、前記工事支援装置から送信される前記鉄筋施工データを受信する第2通信部を備え、
前記鉄筋加工機は、前記工事支援装置から送信された前記鉄筋施工データの情報に基づいて前記鉄筋を加工する、鉄筋加工支援システム。
【請求項10】
構造物の工事を支援する工事支援方法であって、
前記構造物の構造図データを取得し、
前記構造図データをもとに、前記構造物における鉄筋の配置を示した配筋データを生成し、
前記配筋データをもとに、前記構造物の鉄筋工事における施工方法の情報を含む鉄筋施工データを生成する、工事支援方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、工事支援装置、鉄筋加工支援システム、工事支援方法、および、コンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、鉄筋コンクリート構造物に配筋される鉄筋の3次元配筋モデルを作成する3次元モデル化ステップを含む現場配筋支援方法が開示されている。3次元配筋モデル化ステップは、3次元配筋プログラムを含むCADプログラムが組み込まれたコンピュータ(工事支援装置)により行われる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5248550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の工事支援装置を用いたとしても、例えば配筋図等は、依然として工事管理者等によって作成されることがある。そのため、構造物の鉄筋工事における施工管理には手間がかかっている。
【0005】
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示される技術は、例えば以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
(1)本明細書に開示される工事支援装置は、構造物の工事を支援する工事支援装置であって、構造図データ取得部と、配筋データ生成部と、鉄筋施工データ生成部と、を備える。前記構造図データ取得部は、前記構造物の構造図データを取得する。前記配筋データ生成部は、前記構造図データをもとに、前記構造物における鉄筋の配置を示した配筋データを生成する。前記鉄筋施工データ生成部は、前記配筋データをもとに、前記構造物の鉄筋工事における施工方法の情報を含む鉄筋施工データを生成する。本工事支援装置によれば、構造図データから配筋データを生成し、配筋データから鉄筋施工データを生成できる。すなわち、工事支援装置は、構造物の構造図の情報から、構造物の鉄筋工事における施工方法の情報を生成できるため、構造物の鉄筋工事における施工管理にかかる手間を低減できる。
【0008】
(2)上記工事支援装置において、さらに、前記鉄筋施工データをもとに、前記構造物の鉄筋工事における施工方法を示す鉄筋施工書を出力する鉄筋施工書出力部を備えていてもよい。本工事支援装置によれば、鉄筋施工書出力部によって鉄筋施工書を出力できるため、構造物の鉄筋工事における施工管理にかかる手間をより効果的に低減できる。
【0009】
(3)上記工事支援装置において、前記鉄筋施工書は、前記構造物の鉄筋工事における前記鉄筋の配置を示す配筋図を含んでいてもよい。本工事支援装置によれば、鉄筋施工書が配筋図を含むため、構造物の鉄筋工事における施工管理にかかる手間をより効果的に低減できる。
【0010】
(4)上記工事支援装置において、前記鉄筋施工書は、前記構造物の鉄筋工事における前記鉄筋の長さごとの必要数量を示すカットリストを含んでいてもよい。本工事支援装置によれば、鉄筋施工書がカットリストを含むため、構造物の鉄筋工事における施工管理にかかる手間をより効果的に低減できる。
(【0011】以降は省略されています)

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