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公開番号2025135467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033337
出願日2024-03-05
発明の名称コンクリートの施工方法
出願人清水建設株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E04G 21/02 20060101AFI20250910BHJP(建築物)
要約【課題】凝結促進用混和材を用いて施工するときのコスト、作業負担、品質低下を抑制することができるコンクリート施工方法を提供する。
【解決手段】所定の打設高さを有するコンクリートを施工する方法であって、コンクリートの凝結促進作用を有する凝結促進用混和材を含有しないコンクリートを打設して、施工対象領域の下層に下層躯体を施工するステップS1と、施工した前記下層躯体の上面に、前記凝結促進用混和材を添加したコンクリートを打設して、前記施工対象領域の上層に上層躯体を施工するステップS3とを有するようにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の打設高さを有するコンクリートを施工する方法であって、
コンクリートの凝結促進作用を有する凝結促進用混和材を含有しないコンクリートを打設して、施工対象領域の下層に下層躯体を施工するステップと、施工した前記下層躯体の上面に、前記凝結促進用混和材を添加したコンクリートを打設して、前記施工対象領域の上層に上層躯体を施工するステップとを有することを特徴とするコンクリートの施工方法。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記下層躯体と前記上層躯体を合わせた打設高さは、50cm以上であり、前記上層躯体の打設高さは、20~30cmであることを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの施工方法。
【請求項3】
前記上層躯体のコンクリートの凝結が進行した後に、前記上層躯体の上面の仕上げ作業を開始することを特徴とする請求項1または2に記載のコンクリートの施工方法。
【請求項4】
前記下層躯体のコンクリートの凝結が進行する前に、前記仕上げ作業を開始することを特徴とする請求項3に記載のコンクリートの施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、寒冷期などに施工されるコンクリートの施工方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、寒冷期における床等のコンクリート施工では、コンクリートの凝結が著しく遅くなるために、浮き水であるブリーディングが多く発生し、凝結が進むまで待機時間が発生することが知られている(例えば、特許文献1を参照)。この寒冷期において、コンクリートの凝結を促進し、床等の仕上げ作業の待機時間を著しく短縮し、労働環境の改善を行うとともに、ブリーディングを抑制して、高品質なコンクリートを施工するための混和材として、非特許文献1に示すような凝結促進用混和材が市販されている。
【0003】
この凝結促進用混和材を用いたACF工法(アドバンスト・コンクリート・フィニッシュ工法)では、打ち込むコンクリート全量に粉末状の凝結促進用混和材を添加するだけで、コンクリートが凝結硬化するまでの時間を短縮可能である(非特許文献1を参照)。この工法によれば、寒冷期においても通常期と同等の凝結速度を確保できるため、床等の仕上げ作業の待機時間を短縮することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-172515号公報
【非特許文献】
【0005】
デンカ株式会社ホームページ、ニュース「コンクリートの凝結効果を促進する特殊混和材「デンカACF材」が実現場で初採用」、[online]、[令和6年2月20日検索]、インターネット<URL:https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/871/20210601_denka_acf.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本特許出願人らは、厚さ10~20cm程度の薄い床、スラブなどのコンクリート施工現場において、打ち込むコンクリート全体に凝結促進用混和材を添加する施工を行っており、この工法によれば、時間短縮と高品質化に有効であることを確認している。一方、これより高さ(厚さ)のあるコンクリートでは、凝結時間を均一にして、ブリーディングを抑制するため、コンクリート全体に凝結促進用混和材を添加することがよいと考えられてきた。しかし、施工実績が殆どないことから、時間短縮と高品質化に対する有効性は未だ確認されていない。
【0007】
凝結促進用混和材は、一般的な混和剤などと比較してコストが高く、混和材費用が負担となって利用の妨げとなっていた。また、コンクリート全数量に入れると現場での投入や撹拌に時間を要し、打設速度が低下し、凝結促進用混和材の重さと粉塵で投入時の作業員の負担も大きくなるという問題があった。さらに、凝結促進用であることから、コンクリートの打設面積が広い場合には、凝結が進みすぎるとコールドジョイントの懸念もあり、高品質とは逆の品質低下の要因になることも危惧される。こうしたことから、高さのあるコンクリートの躯体を打設するときには、凝結促進用混和材の利用がなされないという問題があった。
【0008】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、凝結促進用混和材を用いて施工するときのコスト、作業負担、品質低下を抑制することができるコンクリートの施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るコンクリートの施工方法は、所定の打設高さを有するコンクリートを施工する方法であって、コンクリートの凝結促進作用を有する凝結促進用混和材を含有しないコンクリートを打設して、施工対象領域の下層に下層躯体を施工するステップと、施工した前記下層躯体の上面に、前記凝結促進用混和材を添加したコンクリートを打設して、前記施工対象領域の上層に上層躯体を施工するステップとを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る他のコンクリートの施工方法は、上述した発明において、前記下層躯体と前記上層躯体を合わせた打設高さは、50cm以上であり、前記上層躯体の打設高さは、20~30cmであることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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