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公開番号
2025138467
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037577
出願日
2024-03-11
発明の名称
鉄筋把持装置
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
17/46 20060101AFI20250917BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】鉄筋を適切に把持可能な鉄筋把持装置を提供する。
【解決手段】鉄筋把持装置は、水平方向を軸線として回動可能なコンベア44と、コンベア44に固定された把持部材45と、を備え、把持部材45は、コンベア44の固定面44aに設けられた基部48と、基部48に設けられ互いに対向するとともに、鉄筋Bを把持可能な一対の爪部51,52と、を備え、爪部51,52は、基部48に固定面44aから離間する方向に突出するように設けられた突出部511,521を有し、突出部511,521における対向する爪部51,52側を向く載置面511a,511b,521a,521bは、鉄筋Bが載置可能である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
水平方向を軸線として回動可能なコンベアと、
前記コンベアに固定された把持部材と、を備え、
前記把持部材は、
前記コンベアの固定面に設けられた基部と、
前記基部に設けられ互いに対向するとともに、鉄筋を把持可能な一対の爪部と、を備え、
前記爪部は、
前記基部に前記固定面から離間する方向に突出するように設けられた突出部と、
前記突出部から対向する前記爪部側に延びる係止部と、を有し、
前記突出部における対向する前記爪部側を向く載置面は、前記鉄筋が載置可能であり、
前記一対の爪部の前記係止部の間には、前記鉄筋が挿通可能な開口が形成されている鉄筋把持装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記一対の爪部のうち第1爪部の前記基部から前記係止部までの突出長さは、前記一対の爪部のうち第2爪部の前記基部から前記係止部までの突出長さよりも長い請求項1に記載の鉄筋把持装置。
【請求項3】
前記把持部材は、
前記第1爪部が前記第2爪部よりも下側に配置され、前記鉄筋を取得して前記第1爪部の前記載置面に前記鉄筋が載置される取得位置から、
前記開口が下方を向くように配置され、前記鉄筋を前記開口から落下させて配筋可能な配筋位置まで、
前記コンベアの回動に伴って移動可能である請求項2に記載の鉄筋把持装置。
【請求項4】
前記把持部材は、
前記コンベアの回動に伴って上昇している段階に前記取得位置を通過する請求項3に記載の鉄筋把持装置。
【請求項5】
前記把持部材は、
前記コンベアの回動に伴って下降が終了した際に、前記配筋位置となる請求項3に記載の鉄筋把持装置。
【請求項6】
前記把持部材は、
前記コンベアの回動に伴って下降している段階では、前記第2爪部が前記第1爪部よりも下側に配置され、前記第2爪部の前記載置面に前記鉄筋が載置される請求項2に記載の鉄筋把持装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄筋把持装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、鉄筋が配置された鉄筋メッシュユニットの製作を行う場合、施工図に基づいて組立作業を行うことが一般的に行われている。主に人力作業によって1本ずつ鉄筋の配筋を行って、鉄筋メッシュユニットを製作している。大型工事等で太径や長尺の鉄筋を扱う場合、鉄筋の種類によっては鉄筋1本あたりの重量が重い場合があり、1本の鉄筋を複数の作業員で所定の場所まで運搬して、配筋作業を行っている。この作業は非常に重労働となるため、一部では配筋装置や配筋ロボットなどを用いて配筋作業を行っている(下記の特許文献1,2,3参照)。
【0003】
特許文献3では、鉄筋を把持可能な一対の把持部を備え、把持部は対向する面に凹部となる係止面が形成され、係止面の間に鉄筋を配置して、スプリングの付勢力で鉄筋を把持する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平1-75131号公報
特開平1-75132号公報
特開平4-347264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された把持部では、チェーン装置の動作によって、一対の把持部の係止面の間から、意図せず鉄筋が外れ落ちる可能性があるという問題点がある。
【0006】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、鉄筋を適切に把持可能な鉄筋把持装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る鉄筋把持装置は、水平方向を軸線として回動可能なコンベアと、前記コンベアに固定された把持部材と、を備え、前記把持部材は、前記コンベアの固定面に設けられた基部と、前記基部に設けられ互いに対向するとともに、鉄筋を把持可能な一対の爪部と、を備え、前記爪部は、前記基部に前記固定面から離間する方向に突出するように設けられた突出部と、前記突出部から対向する前記爪部側に延びる係止部と、を有し、前記突出部における対向する前記爪部側を向く載置面は、前記鉄筋が載置可能であり、前記一対の爪部の前記係止部の間には、前記鉄筋が挿通可能な開口が形成されている。
【0008】
このように構成された鉄筋把持装置では、一対の爪部の係止部の間に形成された開口に鉄筋を挿通して、一対の爪部の間に鉄筋を配置する。突出部における対向する爪部側を向く載置面には、鉄筋を載置することができる。突出部から対向する爪部側に延びる係止部が設けられているため、載置された鉄筋が不意に落下することが抑制される。よって、コンベアの回動に伴って、把持部材が所定の位置に到達すれば、鉄筋を開口から爪部の間に配置して、コンベアの回動時に鉄筋を適切に把持することができる。
【0009】
また、本発明に係る鉄筋把持装置では、前記一対の爪部のうち第1爪部の前記基部から前記係止部までの突出長さは、前記一対の爪部のうち第2爪部の前記基部から前記係止部までの突出長さよりも長くてもよい。
【0010】
このように構成された鉄筋把持装置では、第1爪部の突出長さは、第2爪部の突出長さよりも長い。よって、コンベアに設けられた把持部材が上昇している段階で、鉄筋をすくい上げて取得する際には、第1爪部が下側に位置して且つ第2爪部が上側に位置する向きに把持部材を配置すれば、鉄筋を確実にすくい上げることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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