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公開番号
2025107747
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001142
出願日
2024-01-09
発明の名称
ブラインド制御システム
出願人
清水建設株式会社
,
東京都公立大学法人
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E06B
9/264 20060101AFI20250714BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】エネルギー消費の抑制と室内の快適さとの調和を図ることができるブラインド制御システムを提供する。
【解決手段】ブラインド制御システムは、屋内と屋外とを隔てるガラス窓と、前記ガラス窓の屋内側に設置されたブラインドと、前記ブラインドの開閉状態を変更する駆動部と、前記ガラス窓の屋内側の温度を測定する温度センサと、前記ガラス窓の内側の環境をモニターする1以上の環境センサと、前記温度センサおよび前記環境センサの出力に基づいて前記ガラス窓の内側の環境を示す複数種類のフラグを更新し、前記フラグの重みづけおよび組合せ状態に応じて前記駆動部を作動させて前記ブラインドの開閉状態を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
屋内と屋外とを隔てるガラス窓と、
前記ガラス窓の屋内側に設置されたブラインドと、
前記ブラインドの開閉状態を変更する駆動部と、
前記ガラス窓の屋内側の温度を測定する温度センサと、
前記ガラス窓の内側の環境をモニターする1以上の環境センサと、
前記温度センサおよび前記環境センサの出力に基づいて前記ガラス窓の内側の環境を示す複数種類のフラグを更新し、前記フラグの重みづけおよび組合せ状態に応じて前記駆動部を作動させて前記ブラインドの開閉状態を制御する制御部と、
を備えるブラインド制御システム。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記環境センサの一つとして、前記ガラス窓の内側を含む所定の範囲を撮像する画像センサをさらに備え、
前記制御部は、前記画像センサの出力に基づいてグレア源があると判断される場合に、当該判断がされなくなるまで、前記駆動部を作動させて前記ブラインドによる遮光の程度を上げる
請求項1に記載のブラインド制御システム。
【請求項3】
前記ブラインドの開閉状態の変更要求を取得する操作子をさらに備え、
前記制御部は、前記操作子が操作を受けた場合に、当該操作が示す前記変更要求に応じて前記駆動部を作動させる
請求項1に記載のブラインド制御システム。
【請求項4】
前記ガラス窓の内側面と隙間をあけて対向するフロートガラスをさらに備え、
前記ブラインドは、前記隙間に設置されている
請求項1に記載のブラインド制御システム。
【請求項5】
前記ガラス窓と前記フロートガラスとの間の空気を排気する排気ファンをさらに備え、
前記温度センサは、前記排気ファンによる排気の温度を測定する
請求項4に記載のブラインド制御システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記温度センサおよび前記環境センサの出力に基づいて、前記ガラス窓を介した熱交換を相殺するための電力消費が大きいかを判断する
請求項1に記載のブラインド制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラインド制御システムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物のガラス窓に設置されたブラインドの、開閉状態を制御する制御システムがある。ガラス窓は、光だけでなく、温熱も採り入れる(或いは逃がす)。制御システムは、ブラインドの開閉状態を制御することにより、室内の温度等への影響を調整する。この調整は、従来は、エネルギー消費を抑えるため、つまり省エネルギー目的で、行われている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
一般に、ブラインドを開放すると、室内の温度が変動しやすく、温度調節に要するエネルギー消費が大きくなる。このため、従来の制御システムによると、省エネルギーが優先されてブラインドを閉じるように制御されることが多くなる。このため、ガラス窓による開放性などの効果が得にくい等、室内の快適さが優先されないことがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-144907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような制御システムにおいて、省エネルギーの観点から後回しにされがちであった室内の快適性への配慮が求められている。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、エネルギー消費の抑制と室内の快適さとの調和を図ることができるブラインド制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るブラインド制御システムは、屋内と屋外とを隔てるガラス窓と、前記ガラス窓の屋内側に設置されたブラインドと、前記ブラインドの開閉状態を変更する駆動部と、前記ガラス窓の屋内側の温度を測定する温度センサと、前記ガラス窓の内側の環境をモニターする1以上の環境センサと、前記温度センサおよび前記環境センサの出力に基づいて前記ガラス窓の内側の環境を示す複数種類のフラグを更新し、前記フラグの重みづけおよび組合せ状態に応じて前記駆動部を作動させて前記ブラインドの開閉状態を制御する制御部と、を備える。
【0008】
また、本発明に係る他のブラインド制御システムは、上述した発明において、前記環境センサの一つとして、前記ガラス窓の内側を含む所定の範囲を撮像する画像センサをさらに備え、前記制御部は、前記画像センサの出力に基づいてグレア源があると判断される場合に、当該判断がされなくなるまで、前記駆動部を作動させて前記ブラインドによる遮光の程度を上げることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る他のブラインド制御システムは、上述した発明において、前記ブラインドの開閉状態の変更要求を取得する操作子をさらに備え、前記制御部は、前記操作子が操作を受けた場合に、当該操作が示す前記変更要求に応じて前記駆動部を作動させることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る他のブラインド制御システムは、上述した発明において、前記ガラス窓の内側面と隙間をあけて対向するフロートガラスをさらに備え、前記ブラインドは、前記隙間に設置されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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