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公開番号
2025097652
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213973
出願日
2023-12-19
発明の名称
マーカー抽出システム及びプログラム
出願人
清水建設株式会社
,
株式会社菱友システムズ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20250624BHJP(計算;計数)
要約
【課題】目的の位置に対応したマーカーを簡易に表示する。
【解決手段】マーカー抽出システムは、現実空間における位置を把握することができる基準点のうち、端末装置の位置に応じた基準点を特定する基準点特定部と、前記基準点に関する情報と、マーカーとが対応付けられた対応情報に基づいて、前記基準点特定部により特定された前記基準点に応じた前記マーカーを抽出するマーカー抽出部と、前記マーカー抽出部が抽出した前記マーカーを出力するマーカー出力部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
現実空間における位置を把握することができる基準点のうち、端末装置の位置に応じた基準点を特定する基準点特定部と、
前記基準点に関する情報と、マーカーとが対応付けられた対応情報に基づいて、前記基準点特定部により特定された前記基準点に応じた前記マーカーを抽出するマーカー抽出部と、
前記マーカー抽出部が抽出した前記マーカーを出力するマーカー出力部と、
を備えるマーカー抽出システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記端末装置の位置情報を計測する位置情報計測部をさらに備え、
前記基準点に関する情報には、前記基準点の座標が含まれ、
前記基準点特定部は、前記位置情報計測部により計測された位置情報と、前記対応情報に含まれる前記基準点の座標とに基づいて、前記端末装置の位置に応じた前記基準点を特定する
請求項1に記載のマーカー抽出システム。
【請求項3】
前記マーカー出力部から出力された前記マーカーを表示するマーカー表示部と、
前記マーカー表示部が表示する前記マーカーを撮像する撮像部と、
前記撮像部が撮像した画像に表される前記マーカーの大きさと輪郭形状とデザインと、前記基準点特定部により特定された前記基準点の座標とに基づいて、ARを表示するAR表示装置の現実空間における位置と向いている方向とを推定する自己位置推定部と、
前記自己位置推定部によって推定された前記位置と前記方向とに応じたAR情報を前記AR表示装置に表示するAR表示部と、
をさらに備える請求項2に記載のマーカー抽出システム。
【請求項4】
前記基準点における前記端末装置の向いている方向についての方向情報を取得する方向情報取得部をさらに備え、
前記自己位置推定部は、前記撮像部が撮像した画像に表される前記マーカーの見え方と、前記方向情報とに基づいて、前記位置と前記方向とを推定する
請求項3に記載のマーカー抽出システム。
【請求項5】
前記基準点における前記端末装置の傾きについての傾き情報を取得する傾き情報取得部をさらに備え、
前記自己位置推定部は、前記撮像部が撮像した画像に表される前記マーカーの見え方と、前記傾き情報とに基づいて、前記位置と前記方向とを推定する
請求項3に記載のマーカー抽出システム。
【請求項6】
前記基準点特定部は、ユーザが前記端末装置に入力した前記基準点に関する情報に応じた前記基準点を特定する
請求項1に記載のマーカー抽出システム。
【請求項7】
前記端末装置は、ユーザに対して、前記端末装置を予め定められた方向に向けるように誘導する内容が含まれる情報を出力する
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のマーカー抽出システム。
【請求項8】
前記基準点に関する情報には、複数の前記基準点それぞれを識別する識別子が含まれ、
前記マーカー出力部は、前記基準点特定部により特定された前記基準点の識別子をさらに出力する
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のマーカー抽出システム。
【請求項9】
複数の前記基準点が設定される位置の間隔は、前記位置情報計測部が前記位置情報を計測する際に発生し得る誤差の2倍よりも長い
請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のマーカー抽出システム。
【請求項10】
前記マーカー出力部は、さらに前記位置情報計測部が計測した前記位置情報を出力する
請求項2から請求項5のいずれか一項に記載のマーカー抽出システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マーカー抽出システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
AR(Augmented Reality:拡張現実)の技術を使用する際には、ARを表示する装置(以下単に、AR表示装置と記載する場合がある。)の、位置と方向を把握する必要がある。従来、特定の位置に設置されたマーカーをAR表示装置で撮像し、撮像された画像に表されたマーカーの大きさと輪郭形状とマーカーのデザインの向きに基づいて、マーカーに対する、AR表示装置の距離及び角度を求めることにより、AR表示装置の位置と向いている方向を把握する技術があった。特許文献1には、壁や天井等に設置されたマーカーを用いて、装置の位置を把握する技術が開示されている。このようなマーカーは、固定的に設置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-161117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、マーカーを固定的に設置することが難しい場合がある。例えば、公道は、国や地方公共団体が所有する公共物であるため、マーカーを設置したままにすることができない。そのため、公道等でAR技術を使用するには、AR技術を使用する度に、目的の位置に、その位置に対応するマーカーを一時的に設置し、AR技術の使用後に回収する必要がある。この場合、複数の位置でAR技術を使用するには、それぞれの位置に対応するマーカーが印刷されたマーカー用紙をそれぞれ準備する。そして目的の位置に応じたマーカー用紙を選んで設置する必要があるため、マーカー用紙を取り違える可能性がある。
【0005】
そこで本発明は、上記のような点を鑑みてされたものであり、目的の位置に対応したマーカーを簡易に表示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、現実空間における位置を把握することができる基準点のうち、端末装置の位置に応じた基準点を特定する基準点特定部と、前記基準点に関する情報と、マーカーとが対応付けられた対応情報に基づいて、前記基準点特定部により特定された前記基準点に応じた前記マーカーを抽出するマーカー抽出部と、前記マーカー抽出部が抽出した前記マーカーを出力するマーカー出力部と、を備えるマーカー抽出システムである。
【0007】
また、本発明の一態様は、コンピュータに、現実空間における位置を把握することができる基準点のうち、端末装置の位置に応じた基準点を特定する基準点特定ステップと、前記基準点に関する情報と、マーカーとが対応付けられた対応情報に基づいて、前記基準点特定ステップにより特定された前記基準点に応じた前記マーカーを抽出するマーカー抽出ステップと、前記マーカー抽出ステップが抽出した前記マーカーを出力するマーカー出力ステップと、を実行させるプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、目的の位置に対応したマーカーを簡易に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
マーカーの表示方法の一例を説明するための概要図である。
AR表示装置にARの画像を表示する一例を示すための概要図である。
本実施形態に係るマーカー抽出システムに係る各装置の機能構成を説明するためのブロック図である。
対応情報の一例について説明するための図である。
マーカー抽出装置の処理の流れの一例を示すためのフローチャートである。
マーカー表示装置の表示画面に表示される画像の具体例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
本実施形態に係るマーカー抽出システム及びプログラムについて、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。なお、本実施形態は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、多様な変更または改良を加えたものも含まれる。つまり、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれ、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。また、本実施形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換または変更を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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