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公開番号
2025092997
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208462
出願日
2023-12-11
発明の名称
外装材
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04F
13/075 20060101AFI20250616BHJP(建築物)
要約
【課題】溝状凹部での風切り音の発生を低減することを可能とする外装材を提供する。
【解決手段】
外装材4は、建物1の外壁面2の上下方向に配置された溝状凹部3の両側に延設される。外装材4は、建物1の平面視において、溝状凹部3の両側に位置する凹部外端部30から離れるほど外壁面2からの距離が長くなるように、外壁面2に対して勾配を有する勾配面40と、建物1の平面視において、勾配面40に対して所定の立上げ角度をなすように、外壁面2から立ち上げられた立上げ面41とを備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の外壁面の上下方向に配置された溝状凹部の両側に延設される外装材であって、
前記建物の平面視において、前記溝状凹部の両側に位置する凹部外端部から離れるほど前記外壁面からの距離が長くなるように、前記外壁面に対して勾配を有する勾配面と、
前記平面視において、前記勾配面に対して所定の立上げ角度をなすように、前記外壁面から立ち上げられた立上げ面とを備える、
外装材。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記溝状凹部の両側にそれぞれ延設された前記勾配面同士がなす前記溝状凹部側の勾配角度は、180度以上である、
請求項1に記載の外装材。
【請求項3】
前記溝状凹部側の前記立上げ角度は、90度以下である、
請求項1に記載の外装材。
【請求項4】
前記溝状凹部側に位置する前記勾配面の基端部と、前記基端部とは反対側に位置する前記勾配面の先端部との間の勾配面長さは、前記溝状凹部の溝幅に0.5を乗じた値以上である、
請求項1に記載の外装材。
【請求項5】
前記平面視において、前記凹部外端部と前記勾配面との間に配置されて、前記凹部外端部から前記溝状凹部の凹部内側面を延長する延長面を備える、
請求項1に記載の外装材。
【請求項6】
前記勾配面は、
板状部材の表面であり、
前記立上げ面は、
前記凹部外端部と、前記溝状凹部側とは反対側に位置する前記勾配面の先端部との間の中間位置よりも前記先端部寄りの交差位置において、前記板状部材の裏面と交差する、
請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の外装材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外装材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物の外壁面には、ゴンドラをガイドするための溝状のゴンドラレールが設けられて、建物の改修や清掃等の各種の作業に利用されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-146752号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建物の外壁面にゴンドラレール等の溝状凹部がある場合、その溝状凹部に強風が吹き当たることで、キャビティ音と呼ばれる風切り音が発生してしまう。キャビティ音は、溝状凹部の風上側の角部に風が衝突したときに、その角部から剥離した渦が風下側の角部に伝搬されて、溝状凹部に入り込んで風上側の角部に戻されることで、さらなる渦を誘発するといったフィードバック現象により発生すると考えられている。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、溝状凹部での風切り音の発生を低減することを可能とする外装材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するものであって、本発明の一実施形態に係る外装材は、
建物の外壁面の上下方向に配置された溝状凹部の両側に延設される外装材であって、
前記建物の平面視において、前記溝状凹部の両側に位置する凹部外端部から離れるほど前記外壁面からの距離が長くなるように、前記外壁面に対して勾配を有する勾配面と、
前記平面視において、前記勾配面に対して所定の立上げ角度をなすように、前記外壁面から立ち上げられた立上げ面とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態に係る外装材によれば、勾配面が、溝状凹部の両側に位置する凹部外端部から離れるほど外壁面からの距離が長くなるような勾配を有するため、風上側に位置する勾配面の先端部に風が衝突したときに、その先端部から乖離した渦が溝状凹部に入り込むことが抑制される。したがって、溝状凹部での風切り音の発生を低減することができる。
【0008】
上記以外の課題、構成及び効果は、後述する発明を実施するための形態にて明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る建物1の一例を示す斜視図及び部分拡大図である。
外装材4Aの第1の実施例を示す横断面図である。
外装材4Bの第2の実施例を示す横断面図である。
外装材4Cの第3の実施例を示す横断面図である。
外装材4Dの第4の実施例を示す横断面図である。
外装材4Eの第5の実施例を示す横断面図である。
外装材4Fの第6の実施例を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照しつつ説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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