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公開番号2025099050
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215402
出願日2023-12-21
発明の名称空調制御システム
出願人清水建設株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類F24F 11/80 20180101AFI20250626BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】対象者の代謝量に応じた空調を行うことができる空調制御システムを提供する。
【解決手段】空調制御システム10は、タスク領域を空調するタスク空調装置20と、タスク領域に到着した対象者のタスク領域に到着する第1所定時間前からタスク領域に到着するまでの代謝量を算出し、代謝量に応じてタスク空調装置20を制御する制御装置50と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タスク領域を空調するタスク空調装置と、
前記タスク領域に到着した対象者の前記タスク領域に到着する第1所定時間前から前記タスク領域に到着するまでの代謝量を算出し、前記代謝量に応じて前記タスク空調装置を制御する制御装置と、
を備える、
空調制御システム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
請求項1に記載の空調制御システムであって、
前記制御装置は、前記タスク領域の現在の温熱環境指標と目標温熱環境指標との差を算出し、前記差が所定値以上の場合に、前記代謝量に応じて前記タスク空調装置を制御する、
空調制御システム。
【請求項3】
請求項2に記載の空調制御システムであって、
前記制御装置は、前記対象者が前記タスク領域に到着してから第2所定時間まで前記代謝量に応じて前記タスク空調装置を制御する、
空調制御システム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の空調制御システムであって、
前記制御装置は、前記代謝量が所定量以上の場合には、前記対象者の体感温度が低下するように、前記タスク空調装置を制御する、
空調制御システム。
【請求項5】
請求項4に記載の空調制御システムであって、
前記制御装置は、前記代謝量が所定量以上の場合には、前記タスク空調装置の冷房負荷を増加させる、または、暖房負荷を低減させる、
空調制御システム。
【請求項6】
請求項1から3のいずれか一項に記載の空調制御システムであって、
前記制御装置は、少なくとも前記対象者の脈拍、体温または移動距離に基づいて前記対象者の前記代謝量を算出する、
空調制御システム。
【請求項7】
請求項1から3のいずれか一項に記載の空調制御システムであって、
前記制御装置は、前記第1所定時間を5分から10分とする、
空調制御システム。
【請求項8】
請求項3に記載の空調制御システムであって、
前記制御装置は、前記第2所定時間を10分とする、
空調制御システム。
【請求項9】
請求項1から3のいずれか一項に記載の空調制御システムであって、
前記制御装置は、前記タスク領域に複数の前記対象者が同時に到着した場合には、それぞれの前記対象者の前記代謝量を算出し、前記代謝量のうちの最大の前記代謝量に応じて前記タスク空調装置を制御する、
空調制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タスク領域を空調するタスク空調装置を備える空調制御システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
空調制御システムは、オフィスビル、商業ビル等の建物の空調制御を行うシステムとして公知である。また、空調制御システムは、タスク領域を局所的に空調するタスク空調装置を有する場合がある(例えば、特許文献1)。タスク領域とは、建物の居住者が長く滞在する場所である。例えばオフィスビルでは、デスクワークの居住者が長く滞在するデスク周辺がタスク領域とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-089099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、タスク空調装置は、タスク領域の対象となる居住者(以下、対象者)が快適となるように制御されている。このとき、対象者は、安静に椅子に座った状態であるという前提とされている。しかし、対象者は、代謝量が多い状態でタスク領域に到着する場合がある。代謝量が多い状態とは、例えば、対象者が頻繁に出歩いてデスクに戻ってきた状態、対象者が夏季に屋外から戻ってきた状態等である。
【0005】
ここで、対象者が安静に椅子に座った状態であるという前提においてタスク空調装置の制御が行われ、対象者が代謝量の多い状態でタスク領域に到着した場合には、対象者が快適とはならないおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、対象者の代謝量に応じた空調を行うことができる空調制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る空調制御システムは、タスク領域を空調するタスク空調装置と、タスク領域に到着した対象者のタスク領域に到着する第1所定時間前からタスク領域に到着するまでの代謝量を算出し、代謝量に応じてタスク空調装置を調整する制御装置と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の空調制御システムによれば、対象者の代謝量に応じた空調を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の一例である空調制御システムを示す模式図である。
制御装置の構成を示すブロック図である。
タスク空調制御の流れを示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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