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公開番号2025080317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193395
出願日2023-11-14
発明の名称アスファルトフィニッシャ
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E01C 19/48 20060101AFI20250519BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】舗装材の施工範囲の状況を容易に知ることができるアスファルトフィニッシャを提供する。
【解決手段】アスファルトフィニッシャは、トラクタと、トラクタの前側に設置されたホッパと、ホッパ内の舗装材をトラクタの後側へ搬送するコンベアと、コンベアによって搬送されて路面上に撒かれた舗装材を車幅方向に敷き拡げるスクリュと、スクリュによって敷き拡げられた舗装材をスクリュの後側で敷き均すスクリードと、舗装材の施工範囲を検出する検出部と、を備え、検出部により検出された人物の状態に関する情報を出力する処理を行うように構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
トラクタと、
前記トラクタの前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、
前記ホッパ内の舗装材を前記トラクタの後側へ搬送するコンベアと、
前記コンベアによって搬送されて路面上に撒かれた舗装材を前記トラクタの後側で車幅方向に敷き拡げるスクリュと、
前記スクリュによって敷き拡げられた舗装材を前記スクリュの後側で敷き均すスクリードと、
前記舗装材の施工範囲を検出する検出部と、
を備え、
前記検出部により検出された人物の状態に関する情報を出力する処理を行うように構成されている、
アスファルトフィニッシャ。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記検出部は、前記アスファルトフィニッシャの進行方向の所定距離内、前記スクリュの稼働範囲の前方、前記スクリードの側方の所定距離内、前記ホッパの側方の所定距離内のいずれか1以上に存在する前記人物を検出するように構成されている、
請求項1に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項3】
前記検出部は、直立していない人物、転倒している人物、前記アスファルトフィニッシャに視線が向いていない人物のいずれか1以上を検出するように構成されている、
請求項2に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項4】
前記舗装材の施工範囲における位置が互いに異なる前記人物又は前記状態が互いに異なる前記人物が映っている複数の画像を教師データとして機械学習済みのモデルを用いて、前記人物を検出するように構成されている、
請求項3に記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項5】
前記検出部により検出された前記状態が所定の条件を満たす前記人物が検出されたことを発報するための信号を出力するように構成されている、
請求項1から4のいずれかに記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項6】
前記状態に関する情報を前記アスファルトフィニッシャの表示装置に表示するように構成されている、
請求項1から4のいずれかに記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項7】
前記状態に関する情報を外部装置に送信するように構成されている、
請求項1から4のいずれかに記載のアスファルトフィニッシャ。
【請求項8】
前記トラクタの進行又は前記スクリュの回転を停止する制御指令を出力するように構成されている、
請求項1から4のいずれかに記載のアスファルトフィニッシャ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アスファルトフィニッシャに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トラクタと、トラクタの前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、ホッパ内の舗装材をトラクタの後側へ搬送するコンベアと、コンベアによって搬送されて路面上に撒かれた舗装材をトラクタの後側で車幅方向に敷き拡げるスクリュと、スクリュによって敷き拡げられた舗装材をスクリュの後側で敷き均すスクリードとを備えたアスファルトフィニッシャが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、車体の前部に設けられたホッパと、ホッパに収容された舗装材を車体の後方へ搬送するコンベアとを備え、ホッパ内部にいる人が検知された場合にコンベアの稼動を禁止するコンベア巻き込まれ防止機能を有する舗装機械が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-105434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、ホッパ内部にいる人のみを検知しており、車体の周囲に存在する人は検知していない。
【0006】
本発明の一態様は、舗装材の施工範囲の状況を容易に知ることができるアスファルトフィニッシャを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によるアスファルトフィニッシャは、トラクタと、トラクタの前側に設置されて舗装材を受け入れるホッパと、ホッパ内の舗装材をトラクタの後側へ搬送するコンベアと、コンベアによって搬送されて路面上に撒かれた舗装材をトラクタの後側で車幅方向に敷き拡げるスクリュと、スクリュによって敷き拡げられた舗装材をスクリュの後側で敷き均すスクリードと、舗装材の施工範囲を検出する検出部と、を備え、検出部により検出された人物の状態に関する情報を出力する処理を行うように構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、舗装材の施工範囲の状況を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る路面舗装システムの全体構成の一例を示す模式図である。
実施形態に係るアスファルトフィニッシャの一例を示す側面図である。
実施形態に係るアスファルトフィニッシャの一例を示す上面図である。
実施形態に係るアスファルトフィニッシャの一例を示す背面図である。
実施形態に係るアスファルトフィニッシャのコントローラ及びコントローラに接続されている機器の一例を示すブロック図である。
実施形態に係るアスファルトフィニッシャの表示装置に表示される検出情報の一例を示す図である。
実施形態に係るアスファルトフィニッシャにより実行される検出処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。また、以下で説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の又は対応する符号を付し、説明を省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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