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公開番号
2025104062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221891
出願日
2023-12-27
発明の名称
作業機械、作業機械の管理システム
出願人
住友建機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250702BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】適切なメンテナンス時期を把握させることを目的とする。
【解決手段】油圧ポンプを駆動させるための電動機と、前記電動機に電力を供給する蓄電装置と、前記蓄電装置に対して行われた充電における充電電力と、充電が行われたときの前記蓄電装置の温度と、前記充電電力又は前記蓄電装置の温度の少なくとも何れか一方と対応付けられた充電時間と、を含む充電履歴情報に基づき、前記蓄電装置のメンテナンスの実施に関する情報を出力する制御装置と、を有する作業機械である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
油圧ポンプを駆動させるための電動機と、
前記電動機に電力を供給する蓄電装置と、
前記蓄電装置に対して行われた充電における充電電力と、充電が行われたときの前記蓄電装置の温度と、前記充電電力又は前記蓄電装置の温度の少なくとも何れか一方と対応付けられた充電時間と、を含む充電履歴情報に基づき、前記蓄電装置のメンテナンスの実施に関する情報を出力する制御装置と、を有する作業機械。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記蓄電装置のメンテナンスの実施に関する情報には、前記蓄電装置の劣化状態を示す指標、前記蓄電装置のメンテナンスの実施を指示する通知、前記メンテナンスの実施が指示されるまでの間に許容される前記蓄電装置に対する充電時間が含まれる、請求項1記載の作業機械。
【請求項3】
前記充電履歴情報は、
前記蓄電装置が前記作業機械に搭載されたときからの充電時間の合計を示す累積充電時間が、充電が行われたときの充電電力を含む充電電力の範囲、及び、充電が行われたときの前記蓄電装置の温度を含む温度範囲毎に、対応付けられた情報であり、
前記制御装置は、
前記充電履歴情報に含まれる全ての累積充電時間の総和が第一の閾値以上である場合、又は、前記充電履歴情報に含まれる累積充電時間のうち、所定の温度以上の温度範囲と対応付けられた累積充電時間の総和が第二の閾値以上である場合、又は、前記充電履歴情報に含まれる累積充電時間のうち、所定の充電電力以上の充電電力の範囲と対応付けられた累積充電時間の総和が第三の閾値以上である場合、又は、前記充電履歴情報に含まれる累積充電時間のうち、所定の充電電力以上の充電電力かつ所定の温度以上の温度範囲と対応付けられた累積充電時間の総和が第五の閾値以上である場合に、前記蓄電装置のメンテナンスの実施を指示する通知を作業機械の表示装置に表示させる、請求項1又は2記載の作業機械。
【請求項4】
前記充電履歴情報は、
前記蓄電装置が前記作業機械に搭載されたときからの充電時間の合計を示す累積充電時間が、充電が行われたときの充電電力を含む充電電力の範囲、及び、充電が行われたときの前記蓄電装置の温度を含む温度範囲毎に、対応付けられた情報であり、
前記制御装置は、
前記充電履歴情報に含まれる全ての累積充電時間の総和が第一の閾値以上である場合、前記充電履歴情報に含まれる累積充電時間のうち、所定の温度以上の温度範囲と対応付けられ累積充電時間の総和が第二の閾値以上である場合、前記充電履歴情報に含まれる累積充電時間のうち、所定の充電電力以上の充電電力の範囲と対応付けられた累積充電時間の総和が第三の閾値以上である場合、前記充電履歴情報に含まれる累積充電時間のうち、所定の充電電力以上の充電電力かつ所定の温度以上の温度範囲と対応付けられた累積充電時間の総和が第五の閾値以上である場合、の少なくとも何れか一の場合に、おいて、前記蓄電装置のメンテナンスの実施を指示する通知を作業機械の表示装置に表示させる、請求項1又は2記載の作業機械。
【請求項5】
前記第一の閾値、前記第二の閾値、前記第三の閾値のそれぞれが示す期間は、前記第一の閾値が示す期間が最も長く、第三の閾値が示す期間が最も短い、請求項4記載の作業機械。
【請求項6】
前記制御装置は、
前記充電電力が所定の電力以上であった場合の累積充電時間の総和が、前記第三の閾値が示す期間よりも短い期間を示す第四の閾値以上である場合に、推奨される充電電力を示す通知を出力する、請求項4記載の作業機械。
【請求項7】
前記制御装置は、
特定の操作を受け付けて、前記充電履歴情報を表示装置に表示させる、請求項1又は2記載の作業機械。
【請求項8】
作業機械と、前記作業機械を管理する管理装置とを含む作業機械の管理システムであって、
前記作業機械は、
油圧ポンプを駆動させるための電動機と、
前記電動機に電力を供給する蓄電装置と、
前記蓄電装置に対して行われた充電における充電電力と、充電が行われたときの前記蓄電装置の温度と、前記充電電力又は前記蓄電装置の温度の少なくとも何れか一方と対応付けられた充電時間と、を含む充電履歴情報に基づき、前記蓄電装置のメンテナンスの実施に関する情報を出力する制御装置と、を有する作業機械の管理システム。
【請求項9】
前記制御装置は、
前記蓄電装置のメンテナンスの実施に関する情報を、前記管理装置を含む前記作業機械以外の装置に対して出力する、請求項8記載の作業機械の管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械、作業機械の管理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、電動式作業機械のバッテリのメンテナンスを適切な時期に実施するための技術が知られている。その一例として、例えば、電動式作業機械のバッテリの充電時間と放電時間の合計が規定値に達した場合に、規定値に達したことを表示部に表示させ、オペレータにメンテナンスの時期を認識させる技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-129045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の技術では、充電時のバッテリの温度や充電電力等がバッテリの劣化に及ぼす影響が考慮されていない。このため、上述した従来の技術では、バッテリの劣化に応じた適切なメンテナンスの時期を検知することができず、オペレータに対し、適切なメンテナンス時期を把握させることが困難である。
【0005】
本開示は、適切なメンテナンス時期を把握させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係る作業機械は、油圧ポンプを駆動させるための電動機と、前記電動機に電力を供給する蓄電装置と、前記蓄電装置に対して行われた充電における充電電力と、充電が行われたときの前記蓄電装置の温度と、前記充電電力又は前記蓄電装置の温度の少なくとも何れか一方と対応付けられた充電時間と、を含む充電履歴情報に基づき、前記蓄電装置のメンテナンスの実施に関する情報を出力する制御装置と、を有する作業機械である。
【0007】
本発明の実施形態に係る作業機械の管理システムは、作業機械と、前記作業機械を管理する管理装置とを含む作業機械の管理システムであって、前記作業機械は、油圧ポンプを駆動させるための電動機と、前記電動機に電力を供給する蓄電装置と、前記蓄電装置に対して行われた充電の履歴を示す充電履歴情報に基づき、前記蓄電装置のメンテナンスの実施を指示する通知を出力する制御装置と、を有する作業機械の管理システムである。
【発明の効果】
【0008】
適切なメンテナンス時期を把握させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一の実施形態の作業機械の管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
ショベルの構成を概略的に示すブロック図である。
充電履歴情報の一例を示す図である。
第一の実施形態のショベルの動作を説明するフローチャートである。
第一の実施形態の表示例を示す第一の図である。
第一の実施形態の表示例を示す第二の図である。
第二の実施形態のショベルの動作を説明するフローチャートである。
第三の実施形態のショベルの動作を説明するフローチャートである。
第四の実施形態のショベルの動作を説明するフローチャートである。
第五の実施形態のショベルの動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、本実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の作業機械の管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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