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公開番号2025098359
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214442
出願日2023-12-20
発明の名称ショベル
出願人住友建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20250625BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】フードを開けた際、フード上に溜まった水が、ハウジング内の禁水部材に付着することを抑制することができるショベルを提供する。
【解決手段】本発明の一態様のショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体の後方に設けられ、上面に開口部が形成されたハウジングと、前記開口部を開閉可能に覆うフードと、前記ハウジング内に設けられる禁水部材と、水が付着した前記フードを開いたときに前記フードから滴り落ちる水が前記開口部に向かって流れるのを堰き止める堰き止め部材をと、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に設けられ、上面に開口部が形成されたハウジングと、
前記開口部を開閉可能に覆うフードと、
前記ハウジング内に設けられる禁水部材と、
水が付着した前記フードを開いたときに前記フードから滴り落ちる水が前記開口部に向かって流れるのを堰き止める堰き止め部材と、を有する、
ショベル。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記禁水部材の後方に配置され、前記フードを支持するリアフレームを有し、
前記フードは、前記リアフレームに回動可能に取り付けられ、
前記リアフレームは、前記堰き止め部材を含む、
請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記リアフレームは、鉛直方向に延伸するフレーム本体部を含み、
前記堰き止め部材は、前記フレーム本体部の上端から、前記フレーム本体部より前方に突出し、且つ車幅方向に延伸する水受け部と、前記水受け部の前端から立ち上がり、且つ車幅方向に延伸する第1返し部とを含み、
前記フードは、前記水受け部に回動可能に取り付けられ、
前記第1返し部は、前記上部旋回体の前後方向において、前記禁水部材より後ろ側に設けられている、
請求項2に記載のショベル。
【請求項4】
前記リアフレームは、鉛直方向に延伸するフレーム本体部を含み、
前記堰き止め部材は、前記フレーム本体部の上端から、前記フレーム本体部より前方に突出し、且つ車幅方向に延伸する水受け部と、前記水受け部の前端から立ち上がり、且つ車幅方向に延伸する第1返し部とを含み、
前記フードは、前記水受け部に回動可能に取り付けられ、
前記水受け部における、車幅方向の端部と連結し、前記水受け部に沿って流れる水を前記フレーム本体部より後方に排出する、排水部材を有する、
請求項2に記載のショベル。
【請求項5】
前記排水部材は、前記水受け部における、車幅方向の端部と連結される半筒状部と、前記半筒状部の一端に設けられた側壁部とを含み、
前記半筒状部の上端は、前記水受け部の上面と同等以下の高さに配置され、
前記排水部材の後端は、前記フレーム本体部より後方に配置されている、
請求項4に記載のショベル。
【請求項6】
前記ハウジングは、前記リアフレームの後方に配置され、前記リアフレームの少なくとも上部を覆う板部を含み、
前記板部は、前記水受け部の上面に接続される平坦部と、前記平坦部の後端から下方に延伸する湾曲部と、前記平坦部の前端から前記平坦部より上方に突出し、且つ車幅方向に延伸する第2返し部とを含む、
請求項5に記載のショベル。
【請求項7】
前記フードを閉めた状態において、前記第2返し部の前端は、前記フードの後端よりも前方に配置されている、
請求項6に記載のショベル。
【請求項8】
前記上部旋回体の前記リアフレームより後方に設けられるカウンタウェイトを有し、
前記排水部材の後端は、前記リアフレームと前記カウンタウェイトの間に配置されている、
請求項7に記載のショベル。
【請求項9】
前記リアフレームと前記板部との間に間隙が形成され、
前記排水部材の後端は、前記間隙に配置されている、
請求項8に記載のショベル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ショベルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
エンジン等が設けられた旋回フレームを覆うハウジングの上でメンテナンスを行うために、開閉可能なフードを有するショベルが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、上部旋回体と、上部旋回体に設置されるハウジングと、ハウジングに回動可能に取り付けられるフードと、フードを支える支持側ステーと、フードに取り付けられ、且つ、前記支持側ステーの一端の摺動をガイドするガイド部と、支持側ステーに回動可能に接続される操作側ステーと、を有するショベルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-156288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなフードを有するショベルは、雨水で濡れたフードを開けた際、フード上に溜まった雨水の一部が、ハウジング内に入る場合があり、ハウジング内の電気機器等の禁水部材に雨水が付着すると故障の原因となり得る。
【0006】
そこで、フードを開けた際、フード上に溜まった水が、禁水部材に付着することを抑制することができるショベルを提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係るショベルは、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体の後方に設けられ、上面に開口部が形成されたハウジングと、前記開口部を開閉可能に覆うフードと、前記ハウジング内に設けられる禁水部材と、水が付着した前記フードを開いたときに前記フードから滴り落ちる水が前記開口部に向かって流れるのを堰き止める堰き止め部材と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様は、フード上に溜まった水が、フードを開けた際、禁水部材に付着することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係るショベルの側面図である。
一実施形態に係る上部旋回体の後部を概略的に示す斜視図である。
一実施形態に係る上部旋回体の上面図である。
一実施形態に係るフードを開けた状態の要部の斜視図である。
一実施形態に係るフードを開けた状態の要部の側面図である。
図4における要部の拡大図である。
図5における楕円で囲まれた部分の拡大図である。
一実施形態に係る第2返し部の拡大図である。
一実施形態に係るフードを閉じた状態における、フード、リアフレーム、排水部材、及び板部の関係を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の限定的でない実施形態について説明する。なお、図面では、同一又は対応する部材又は部品には同一又は対応する参照符号が付される。また、以下では同一又は対応する部材又は部品の重複する説明を省略する。また、図面では、部材又は部品は必ずしも縮尺通りには描かれていない。従って、当業者は、以下の限定的でない実施形態を参照して具体的な寸法を任意に決定できる。また、以下の実施形態は発明を限定するものではなく例示するものである。また、実施形態における特徴やそれらの組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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