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公開番号2025109156
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024026551
出願日2024-02-26
発明の名称ふとん籠とふとん籠の施工方法
出願人松井金網工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02B 3/08 20060101AFI20250716BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】現場での位置ずれに対応可能なふとん籠を提供する。
【解決手段】内部を通る挿通物110の先端を外部に突出させるための第1開口11a1を前面に有する籠本体10と、挿通物110と第1開口11a1との隙間からの中詰め材30の流出を抑制するために、第1開口11a1に取り付けられる抑制部材20とを備え、抑制部材20が挿通物110を挿通するための挿通孔22aを有しており、位置ずれを考慮して第1開口11a1の大きさを挿通物110よりも大きくしていても、抑制部材20によって中詰め材30の流出を抑制することができる。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
内部を通る挿通物の先端を外部に突出させるための開口を前面に有する籠本体と、
挿通物と開口との隙間からの中詰め材の流出を抑制するために、開口に取り付けられる抑制部材と、を備え、
抑制部材が、挿通物を挿通するための挿通孔を有している、ふとん籠。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
抑制部材が、開口に取り付けられる網体を備えている、請求項1記載のふとん籠。
【請求項3】
抑制部材が、挿通物の外周に取り付けられる環状体を備え、
環状体の外周に網体が取り付けられている、請求項2記載のふとん籠。
【請求項4】
抑制部材が開口より小さい、請求項1~3のいずれかに記載のふとん籠。
【請求項5】
抑制部材が開口より大きい、請求項1~3のいずれかに記載のふとん籠。
【請求項6】
抑制部材を、籠本体の前面に内側から重ねている、請求項5記載のふとん籠。
【請求項7】
内部を通る挿通物の先端を外部に突出させるための開口を前面に有する籠本体の背面を、斜面と対向させる工程と、
挿通物を挿通するための挿通孔を有する、挿通物と開口との隙間からの中詰め材の流出を抑制するための抑制部材を開口に取り付ける工程と、
籠本体内に中詰め材を充填する工程と、
を備える、ふとん籠の施工方法。
【請求項8】
斜面に籠本体を設置する工程と、
設置された籠本体の前面に、内部を通る挿通物の先端を外部に突出させるための開口を設ける工程と、
挿通物を挿通するための挿通孔を有する、挿通物と開口との隙間からの中詰め材の流出を抑制するための抑制部材を開口に取り付ける工程と、
籠本体内に中詰め材を充填する工程と、
を備える、ふとん籠の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、斜面に配置されるふとん籠と、そのふとん籠の施工方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、パイプが通過可能なパイプ通過穴を有するパイプ通過パネルを正面及び背面に有するパイプ収容かご枠が記載されている。パイプ通過パネルは、略U字状の切欠を有する下側のパネルと、略逆U字状の切欠を有する上側のパネルとからなり、この2つのパネルの切欠を上下方向から互いに重ね合わせることで、異なる径のパイプを挿通可能な開口を形成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-206827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、パイプ等の挿通物やふとん籠を設計図通りに配置することは困難であり、どうしても設計位置からずれてしまう。そのため、一般的には、挿通物を通すための開口を備えないふとん籠を現場に持ち込み、挿通物の実際の位置に合わせて現場で穴開け作業を行う、いわゆる現場合わせを行うことが多い。
【0005】
本発明は、現場での位置ずれに対応可能なふとん籠の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のふとん籠は、内部を通る挿通物110の先端を外部に突出させるための開口11a1を前面に有する籠本体10と、挿通物110と開口11a1との隙間からの中詰め材30の流出を抑制するために、開口11a1に取り付けられる抑制部材20、20Aとを備え、抑制部材20、20Aが挿通物110を挿通するための挿通孔22aを有していることを特徴としている。
【0007】
上記ふとん籠1は、抑制部材20、20Aが、開口11a1に取り付けられる網体21を備えていることが好ましい。また、抑制部材20、20Aが、挿通物110の外周に取り付けられる環状体22を備え、環状体22の外周に網体21が取り付けられていることが好ましい。
【0008】
また、抑制部材20が開口11a1より小さいことが好ましい。
【0009】
もしくは、抑制部材20Aが開口11a1より大きいことが好ましい。この場合、抑制部材、20Aを、籠本体10の前面に内側から重ねていることが好ましい。
【0010】
本発明のふとん籠の施工方法は、内部を通る挿通物110の先端を外部に突出させるための開口11a1を前面に有する籠本体10の背面を、斜面100と対向させる工程と、挿通物110を挿通するための挿通孔22aを有する、挿通物110と開口11a1との隙間からの中詰め材30の流出を抑制するための抑制部材20、20Aを開口11a1に取り付ける工程と、籠本体10内に中詰め材30を充填する工程とを備えることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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