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公開番号2025040858
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-25
出願番号2023147925
出願日2023-09-12
発明の名称ふとん籠
出願人松井金網工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02B 3/08 20060101AFI20250317BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】中詰め材を充填した状態での吊り下げ搬送が可能で、且つ前面網と背面網との連結を簡単に行うことができるふとん籠を提供する。
【解決手段】内部に中詰め材が充填される籠本体2と、中詰め材が充填された籠本体2を吊り下げ搬送するための吊具3とを備え、前面網10と背面網20とがそれぞれ縦線と横線とを有し、縦線が略L字状に曲がっていることでそれぞれ縦網部と底網部とを備えており、コイルが、前面網10の底網部と背面網20の底網部の先端同士を連結しており、吊具3が、前面網10の縦網部に沿って立ち上がる一方の吊り掛け部と、背面網20の縦網部に沿って立ち上がる他方の吊り掛け部と、吊り掛け部同士を連結しつつ、籠本体2を下から支える下支え部とを備えている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
前面網と、背面網と、前面網と背面網とを連結するコイルとを有し、内部に中詰め材が充填される籠本体と、
中詰め材が充填された籠本体を吊り下げ搬送するための吊具とを備え、
前面網と背面網とがそれぞれ縦線と横線とを有し、縦線が略L字状に曲がっていることでそれぞれ縦網部と底網部とを備えており、
コイルが、前面網の底網部と背面網の底網部の先端同士を連結しており、
吊具が、前面網の縦網部に沿って立ち上がる一方の吊り掛け部と、背面網の縦網部に沿って立ち上がる他方の吊り掛け部と、吊り掛け部同士を連結しつつ、籠本体を下から支える下支え部とを備えている、ふとん籠。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
平面視、コイルと下支え部とが交差している、請求項1記載のふとん籠。
【請求項3】
前面網の底網部の基端から先端までの長さと、背面網の底網部の基端から先端までの長さが略等しい、請求項1又は2記載のふとん籠。
【請求項4】
縦線のピッチが、縦線の線径の5.5倍以下とされている、請求項1又は2記載のふとん籠。
【請求項5】
籠本体が側面網を備えており、側面網の一方側端がコイルによって前面網の縦網部と連結され、側面網の他方側端がコイルによって背面網の縦網部と連結され、側面網の下端がコイルによって前面網の底網部と背面網の底網部とに連結されている、請求項1又は2記載のふとん籠。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、中詰め材を充填した状態で吊り下げ搬送されるふとん籠に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、2つのL形枠を組み合わせた2分割型の組立式カゴ枠が記載されている。この組立式カゴ枠では、中詰石を充填した状態での吊り下げを可能とするために、2つのL形枠を強固に連結することが記載されている。具体的には、2つのL字状に折れ曲がった金網にそれぞれL字形の柱筋を3本以上設けて補強するとともに、一方の柱筋にネジ棒を設け、他方の柱筋に透孔を有する連結板を取り付け、ネジ棒を連結板の透孔に挿入した上でネジ棒にナットをねじ込むことで2つのL形枠を強固に連結している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-310912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、柱筋にネジ棒や連結板を取り付ける必要があり、また、連結作業においてナットをねじ込む必要がある等、連結作業が煩雑である。
【0005】
本発明の目的は、中詰め材を充填した状態での吊り下げ搬送が可能で、且つ前面網と背面網との連結を簡単に行うことができるふとん籠を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のふとん籠は、前面網10と、背面網20と、前面網10と背面網20とを連結するコイル51とを有し、内部に中詰め材が充填される籠本体2と、中詰め材が充填された籠本体2を吊り下げ搬送するための吊具3とを備え、前面網10と背面網20とがそれぞれ縦線10a、20aと横線10b、20bとを有し、縦線10a、20aが略L字状に曲がっていることでそれぞれ縦網部11、21と底網部12、22とを備えており、コイル51が、前面網10の底網部12と背面網20の底網部22の先端同士を連結しており、吊具3が、前面網10の縦網部11に沿って立ち上がる一方の吊り掛け部3aと、背面網20の縦網部21に沿って立ち上がる他方の吊り掛け部3aと、吊り掛け部3a同士を連結しつつ、籠本体2を下から支える下支え部3bとを備えていることを特徴としている。
【0007】
上記ふとん籠は、平面視、コイル51と下支え部3bとが交差していることが好ましい。
【0008】
また、前面網10の底網部12の基端から先端までの長さと、背面網20の底網部22の基端から先端までの長さが略等しいことが好ましい。
【0009】
また、縦線10a、20aのピッチが、縦線10a、20aの線径の5.5倍以下とされていることが好ましい。
【0010】
また、籠本体2が側面網30を備えており、側面網30の一方側端がコイル52によって前面網10の縦網部11と連結され、側面網30の他方側端がコイル52によって背面網20の縦網部21と連結され、側面網30の下端がコイル52によって前面網10の底網部12と背面網20の底網部22とに連結されていることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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