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公開番号
2025103207
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220416
出願日
2023-12-27
発明の名称
作業機械
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250702BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】オルタネータの性能低下を抑制できる作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械は、冷却対象流体が内部を流通する熱交換器71,72,73と、熱交換器71,72,73に外気を送って冷却対象流体を冷却する複数の冷却ファン61,62と、回転することにより発電するオルタネータ44と、を備えている。熱交換器71,72,73は、熱交換器71,72,73へ冷却対象流体が流入する入口となる流入口71A,72A,73Aと、熱交換器71,72,73から冷却対象流体が流出する出口となる流出口71B,72B,73Bとを含んでいる。オルタネータ44の回転中心44Cは、流入口71A,72A,73Aよりも流出口71B,72B,73Bの近くに配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却対象流体が内部を流通する熱交換器と、
前記熱交換器に外気を送って前記冷却対象流体を冷却する複数の冷却ファンと、
回転することにより発電するオルタネータと、を備え、
前記熱交換器は、前記熱交換器へ前記冷却対象流体が流入する入口となる流入口と、前記熱交換器から前記冷却対象流体が流出する出口となる流出口とを含み、
前記オルタネータの回転中心は、前記流入口よりも前記流出口の近くに配置される、作業機械。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
冷却対象流体が内部を流通する熱交換器と、
前記熱交換器に外気を送って前記冷却対象流体を冷却する複数の冷却ファンと、
回転することにより発電するオルタネータと、を備え、
前記熱交換器は、前記熱交換器へ前記冷却対象流体が流入する入口となる流入口と、前記熱交換器から前記冷却対象流体が流出する出口となる流出口とを含み、
前記複数の冷却ファンは、前記流出口に最も近く配置される第1の冷却ファンを含み、
前記オルタネータの回転中心は、前記流入口から前記流出口へ向かう方向において前記第1の冷却ファンと重なる位置に配置される、作業機械。
【請求項3】
前記複数の冷却ファンは、前記第1の冷却ファンよりも前記流入口に近く配置される第2の冷却ファンを含み、
前記作業機械は、前記第1の冷却ファンと前記第2の冷却ファンとを制御するコントローラをさらに備え、
前記コントローラは、前記第1の冷却ファンの回転数よりも前記第2の冷却ファンの回転数を大きくする、請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記流入口は、前記熱交換器の上部に配置され、
前記流出口は、前記熱交換器の下部に配置される、請求項1または請求項2に記載の作業機械。
【請求項5】
冷却対象流体が内部を流通する熱交換器と、
前記熱交換器に外気を送って前記冷却対象流体を冷却する複数の冷却ファンと、
回転することにより発電するオルタネータと、を備え、
前記複数の冷却ファンは、前記冷却対象流体の流れ方向の最も下流側に配置される第1の冷却ファンを含み、
前記オルタネータの回転中心は、前記冷却対象流体の流れ方向において前記第1の冷却ファンと重なる位置に配置される、作業機械。
【請求項6】
前記冷却対象流体の流れ方向は、下向きである、請求項5に記載の作業機械。
【請求項7】
前記複数の冷却ファンは、前記冷却対象流体の流れ方向において前記第1の冷却ファンよりも上流側に配置される第2の冷却ファンを含み、
前記作業機械は、前記第1の冷却ファンと前記第2の冷却ファンとを制御するコントローラをさらに備え、
前記コントローラは、前記第1の冷却ファンの回転数よりも前記第2の冷却ファンの回転数を大きくする、請求項5または請求項6に記載の作業機械。
【請求項8】
前記熱交換器は、第1のクーリングコアと第2のクーリングコアとを含み、前記第1のクーリングコアの内部を第1の冷却対象流体が流通し、前記第2のクーリングコアの内部を前記第1の冷却対象流体とは異なる第2の冷却対象流体が流通し、
前記複数の冷却ファンは、前記第1のクーリングコアと前記第2のクーリングコアとの両方に外気を送る、請求項1、請求項2または請求項5に記載の作業機械。
【請求項9】
前記第1の冷却対象流体の流れ方向と、前記第2の冷却対象流体の流れ方向とは同一方向である、請求項8に記載の作業機械。
【請求項10】
前記第1の冷却対象流体の流れ方向は下向きであり、前記第2の冷却対象流体の流れ方向は下向きである、請求項9に記載の作業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2001-193101号公報(特許文献1)には、エンジンにオルタネータが設けられ、オルタネータはエンジンにより回転駆動され、オルタネータにオルタネータ冷却装置を設ける構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-193101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
オルタネータがエンジンから発生する熱の影響を受けると、オルタネータの発電量が低下し、オルタネータの性能低下につながる。
【0005】
本開示では、オルタネータの性能低下を抑制できる、作業機械が提案される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に従うと、冷却対象流体が内部を流通する熱交換器と、熱交換器に外気を送って冷却対象流体を冷却する複数の冷却ファンと、回転することにより発電するオルタネータと、を備える、作業機械が提案される。熱交換器は、熱交換器へ冷却対象流体が流入する入口となる流入口と、熱交換器から冷却対象流体が流出する出口となる流出口とを含んでいる。オルタネータの回転中心は、流入口よりも流出口の近くに配置されている。
【0007】
本開示のある局面に従うと、冷却対象流体が内部を流通する熱交換器と、熱交換器に外気を送って冷却対象流体を冷却する複数の冷却ファンと、回転することにより発電するオルタネータと、を備える、作業機械が提案される。熱交換器は、熱交換器へ冷却対象流体が流入する入口となる流入口と、熱交換器から冷却対象流体が流出する出口となる流出口とを含んでいる。複数の冷却ファンは、流出口に最も近く配置される第1の冷却ファンを含んでいる。オルタネータの回転中心は、流入口から流出口へ向かう方向において第1の冷却ファンと重なる位置に配置されている。
【0008】
本開示のある局面に従うと、冷却対象流体が内部を流通する熱交換器と、熱交換器に外気を送って冷却対象流体を冷却する複数の冷却ファンと、回転することにより発電するオルタネータと、を備える、作業機械が提案される。複数の冷却ファンは、冷却対象流体の流れ方向の最も下流側に配置される第1の冷却ファンを含んでいる。オルタネータの回転中心は、冷却対象流体の流れ方向において第1の冷却ファンと重なる位置に配置されている。
【発明の効果】
【0009】
本開示の作業機械によると、オルタネータの性能低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
油圧ショベルの構成を概略的に示す側面図である。
油圧ショベルのシステム構成を示す概略ブロック図である。
後方から見た、エンジン室内の機器の配置を示す模式図である。
左側方から見た、エンジン室内の機器の配置を示す模式図である。
上方から見た、エンジン室内の機器の配置を示す模式図である。
冷却ファンの回転数の設定値の一例を示す模式図である。
オルタネータの雰囲気温度と出力電流との関係を示すグラフである。
熱交換器の温度勾配を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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