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公開番号
2024174616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092531
出願日
2023-06-05
発明の名称
排気ガス再循環装置およびエンジン
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人芳野国際特許事務所
主分類
F01N
3/28 20060101AFI20241210BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】部品点数の削減、小型化および省スペース化を図ることができる排気ガス再循環装置およびエンジンを提供すること。
【解決手段】排気ガス再循環装置10は、排気系と吸気系との間に設けられるEGR経路11と、EGR経路11に設けられ、EGR経路11を流れる還流ガスを冷却するEGR冷却部12と、EGR経路11に設けられ、EGR経路11を流れる還流ガスに含まれる炭化物を酸化するDOC20と、を備え、DOC20は、還流ガスの入口部および出口部を有し、触媒を収容する本体と、本体の入口部に設けられる第1フランジ部と、本体の出口部に設けられる第2フランジ部と、を有し、第1フランジ部および第2フランジ部のそれぞれは、三角形の頂点の位置に配置される3つの締結部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンの排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして前記エンジンの吸気系に還流する排気ガス再循環装置であって、
前記排気系と前記吸気系との間に設けられる還流経路と、
前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを冷却する還流ガス冷却部と、
前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを浄化する浄化部と、
を備え、
前記浄化部は、
前記還流ガスの入口部および出口部を有し、触媒を収容する本体と、
前記本体の前記入口部に設けられる第1フランジ部と、
前記本体の前記出口部に設けられる第2フランジ部と、を有し、
前記第1フランジ部および前記第2フランジ部のそれぞれは、三角形の頂点の位置に配置される3つの締結部を有する、排気ガス再循環装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1フランジ部および前記第2フランジ部は、互いに同形である、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項3】
前記3つの締結部のそれぞれの配置は、二等辺三角形の頂点の位置である、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項4】
前記第1フランジ部および前記第2フランジのそれぞれは、前記本体の延在する方向に見て、前記3つの締結部のうちの1つと重なる位置に配置される脚部を有する、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項5】
前記浄化部は、前記還流経路における前記還流ガス冷却部よりも上流側に設けられる、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項6】
前記浄化部は、前記還流ガスに含まれる炭化物を酸化する酸化触媒を有する、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項7】
排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして吸気系に還流する排気ガス再循環装置を備えたエンジンであって、
前記排気ガス再循環装置は、
前記排気系と前記吸気系との間に設けられる還流経路と、
前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを冷却する還流ガス冷却部と、
前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスに含まれる炭化物を酸化する浄化部と、
を備え、
前記浄化部は、
前記還流ガスの入口部および出口部を有し、触媒を収容する本体と、
前記本体の前記入口部に設けられる第1フランジ部と、
前記本体の前記出口部に設けられる第2フランジ部と、を有し、
前記第1フランジ部および前記第2フランジ部のそれぞれは、三角形の頂点の位置に配置される3つの締結部を有する、エンジン。
【請求項8】
前記第1フランジ部および前記第2フランジ部は、互いに同形である、請求項7記載のエンジン。
【請求項9】
前記3つの締結部のそれぞれの配置は、二等辺三角形の頂点の位置である、請求項7記載のエンジン。
【請求項10】
前記第1フランジ部および前記第2フランジのそれぞれは、前記本体の延在する方向に見て、前記3つの締結部のうちの1つと重なる位置に配置される脚部を有する、請求項7記載のエンジン。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして吸気系に還流する排気ガス再循環装置およびエンジンに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内燃機関の排気通路から排気の一部をEGRガスとして吸気通路に還流するEGR通路と、EGR通路に設けられ、機関冷却回路から導入した冷却水と熱交換させることでEGRガスを冷却するEGRクーラと、EGRクーラに形成された冷却水の導入口及び排出口と機関冷却回路とを接続するEGR冷却回路と、を備えた、内燃機関の排気浄化装置が開示される。この排気浄化装置では、EGR冷却回路の少なくとも一部は、EGRガスの還流方向においてEGRクーラよりも下流側におけるEGR通路とEGRクーラとの接続部を通って、EGR通路に沿って延びるとともに、EGR通路と熱伝導性の分離壁を介して一体形成され、接続部には、冷却水及びEGRガスをシールするためのガスケットが設けられる。
【0003】
特許文献2には、クランク軸の架設方向を前後方向とし、この前後方向と直交するシリンダヘッドの幅方向を横方向として、シリンダヘッドの横一側面に吸気分配通路壁を取り付け、シリンダヘッドの横他側面に排気合流通路壁を取り付け、排気合流通路と吸気分配通路との間にEGRクーラを介在させた、多気筒エンジンにおいて、シリンダブロックの横側方でEGRクーラを前後方向に架設し、このEGRクーラの真上に排気合流通路壁を位置させた、ことを特徴とする多気筒エンジンが開示される。
【0004】
特許文献3には、ディーゼルエンジンの排気経路に配設されたDOCと、DOCよりも下流の排気経路に配設されたDPFと、DPFよりも下流の排気経路に配設された尿素噴射ノズルと、尿素噴射ノズルよりも下流の排気経路に配設されたターボチャージャのタービンと、タービンよりも下流の排気経路に配設されたSCRと、DPFの前後差圧が所定の差圧範囲内でかつDPFの入口温度が所定の温度以下のとき、DOCにHCを吸着および酸化させる制御を行う制御手段とを備えたディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-096100号公報
特開2007-092595号公報
特開2013-142363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
排気ガス再循環装置は、新規な吸気に排気ガスの一部を還流ガスとして混合させることで、排気ガス再循環装置が設けられていない場合と比較してシリンダ内の燃焼温度を低下させることができ、窒素酸化物(NOx)の発生を抑えることができる装置である。このような排気ガス再循環装置を設けることでエンジンの大型化を招きやすく、さらに、排気ガスを浄化する装置を設けることでさらなる大型化や部品点数の増加に繋がる。したがって、排気ガス再循環装置およびエンジンにおいて、部品点数の削減、小型化および省スペース化が望まれる。
【0007】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、部品点数の削減、小型化および省スペース化を図ることができる排気ガス再循環装置およびエンジンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、エンジンの排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして前記エンジンの吸気系に還流する排気ガス再循環装置であって、前記排気系と前記吸気系との間に設けられる還流経路と、前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを冷却する還流ガス冷却部と、前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを浄化する浄化部と、を備え、前記浄化部は、前記還流ガスの入口部および出口部を有し、触媒を収容する本体と、前記本体の前記入口部に設けられる第1フランジ部と、前記本体の前記出口部に設けられる第2フランジ部と、を有し、前記第1フランジ部および前記第2フランジ部のそれぞれは、三角形の頂点の位置に配置される3つの締結部を有する、排気ガス再循環装置である。
【0009】
本発明の他の一態様は、排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして吸気系に還流する排気ガス再循環装置を備えたエンジンであって、前記排気ガス再循環装置は、前記排気系と前記吸気系との間に設けられる還流経路と、前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを冷却する還流ガス冷却部と、前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスに含まれる炭化物を酸化する浄化部と、を備え、前記浄化部は、前記還流ガスの入口部および出口部を有し、触媒を収容する本体と、前記本体の前記入口部に設けられる第1フランジ部と、前記本体の前記出口部に設けられる第2フランジ部と、を有し、前記第1フランジ部および前記第2フランジ部のそれぞれは、三角形の頂点の位置に配置される3つの締結部を有する、エンジンである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、部品点数の削減、小型化および省スペース化を図ることができる排気ガス再循環装置およびエンジンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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