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公開番号2024171440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023088445
出願日2023-05-30
発明の名称桝蓋
出願人株式会社クボタケミックス
代理人個人
主分類E02D 29/14 20060101AFI20241205BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】施工性が向上された桝蓋を提供する。
【解決手段】桝蓋10は、立上り管102の上端部に接続される受口20aを含む下部円筒部20と上蓋収容部22とを有する受枠12、および上面に化粧材が嵌め込まれる窪み部を有し、上蓋収容部に着脱可能に保持される上蓋14を備える。受枠は、下部円筒部の上端部内側面に形成されて受口の奥端を規定する突出部26と、受口の外側面に形成された第1リブ30とを有し、下部円筒部の軸方向長さは、上蓋収容部の軸方向長さよりも小さい。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
桝の立上り管の上端部に取り付けられると共に、上面に化粧材が設けられる桝蓋であって、
前記立上り管の上端部に接続される受口を含む下部円筒部と、前記下部円筒部の上側に形成された上蓋収容部とを有する受枠、および
上面に前記化粧材が嵌め込まれる窪み部を有し、前記上蓋収容部に着脱可能に保持される上蓋を備え、
前記受枠は、前記下部円筒部の上端部内側面に形成されて前記受口の奥端を規定する突出部と、前記受口の外側面に形成された補強リブとを有し、
前記下部円筒部の軸方向長さは、前記上蓋収容部の軸方向長さよりも小さい、桝蓋。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記立上り管の外径に対する前記受口の軸方向長さの割合が15%以上25%以下である、請求項1記載の桝蓋。
【請求項3】
前記上蓋の下方に設けられ、前記突出部に係止されることで前記下部円筒部の内部に着脱可能に保持される内蓋を備える、請求項1または2記載の桝蓋。
【請求項4】
前記内蓋として当該内蓋の天板部よりも上側に突出する取っ手がない蓋が用いられる、請求項3記載の桝蓋。
【請求項5】
前記立上り管の上端部には内蓋を保持するための内蓋用受枠が設けられており、
前記受口は、前記内蓋用受枠を含む前記立上り管の上端部に接続される、請求項1または2記載の桝蓋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は桝蓋に関し、特にたとえば、桝の立上り管の上端部に取り付けられると共に、上面に化粧材が設けられる、桝蓋に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の桝蓋の一例が特許文献1に開示される。特許文献1の桝蓋は、下部の内側面に突出部を有し、下部が立上り管の上端部と嵌合される合成樹脂製の受枠と、上面に化粧材が嵌め込まれる窪み部を有し、受枠の上部に着脱可能に設けられる合成樹脂製の上蓋と、上蓋の下方に設けられ、突出部に係止されることで受枠の内部に着脱可能に保持される合成樹脂製の内蓋と、内蓋の外側面に設けられるシールリングとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-197488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、受枠(延いては桝蓋)の高さ寸法(軸方向長さ)が比較的大きいので、施工する際に地面の掘削深さを大きくする必要がある。また、特許文献1の技術では、立上り管の上端部に接続される受枠の受口部分の強度が比較的小さい。桝蓋の設置場所の地表面(路面)は、水平面だけでなく、水勾配などを取った傾斜面の場合もあり、この場合には、立上り管の上端部に対して桝蓋の受枠を傾けた状態で接続する必要がある。受枠を傾けた状態で接続する際には、プラスチックハンマ等で叩き込んで角度を調整するが、受口部分の強度が小さいと、この際に受口部分が破損する可能性がある。したがって、桝蓋の施工性のさらなる向上が求められる。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、桝蓋を提供することである。
【0006】
この発明の他の目的は、施工性が向上された、桝蓋を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明は、桝の立上り管の上端部に取り付けられると共に、上面に化粧材が設けられる桝蓋であって、立上り管の上端部に接続される受口を含む下部円筒部と、下部円筒部の上側に形成された上蓋収容部とを有する受枠、および上面に化粧材が嵌め込まれる窪み部を有し、上蓋収容部に着脱可能に保持される上蓋を備え、受枠は、下部円筒部の上端部内側面に形成されて受口の奥端を規定する突出部と、受口の外側面に形成された補強リブとを有し、下部円筒部の軸方向長さは、上蓋収容部の軸方向長さよりも小さい、桝蓋である。
【0008】
第1の発明では、桝蓋は、インターロッキングブロック、タイル、石材、コンクリート(スタンプコンクリート等)および芝生などの化粧材を上面に収容可能な蓋であって、受枠と、受枠に対して着脱可能に装着される上蓋とを含む。受枠は、立上り管の上端部に接続される受口を含む下部円筒部と、下部円筒部の上側に形成された上蓋収容部とを有している。上蓋は、上面に化粧材が嵌め込まれる窪み部を有し、受枠の上蓋収容部に装着される。また、受枠は、下部円筒部の上端部内側面に形成されて受口の奥端を規定する突出部(ストッパ)と、受口の外側面に形成された補強リブとを有している。そして、受枠の下部円筒部の軸方向長さは、上蓋収容部の軸方向長さよりも小さい大きさに設定されている。
【0009】
第1の発明によれば、化粧材を設置するための高さ寸法を確保しつつ、受枠(延いては桝蓋)の高さ寸法を抑制できるので、桝蓋を施工する際の掘削深さを小さくすることができ、収まりよく桝蓋を設置できる。また、受枠の受口が補強リブによって補強されているので、立上り管の上端部に対して受枠を傾けた状態で接続する場合にも適切に対応できる。したがって、桝蓋の施工性が向上される。
【0010】
第2の発明は、第1の発明に従属し、立上り管の外径に対する受口の軸方向長さの割合が15%以上25%以下である。
(【0011】以降は省略されています)

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