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公開番号2024168938
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023086012
出願日2023-05-25
発明の名称杭と上部構造物との接合構造
出願人千代田工営株式会社
代理人個人
主分類E02D 5/28 20060101AFI20241128BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】
施工時間の短縮化を図ると共に、高い施工精度と品質を確保しつつ、設計上の杭芯とのずれを吸収する、杭とその上の構造物とを接合する接合構造を提供すること。
【手段】
埋設施工される杭の外径とほぼ同径の円筒状をなし、その周壁面には円柱状の腕材が同一円周上から外側に向って等間隔で着脱可能に取付けられた接合用内筒と、前記接合用内筒の外径より大きい内径を有する円筒状をなし、側面には前記接合用内筒の腕材がスライド可能な横長貫通孔が形成されていると共に、隣接した一対の横長貫通孔の中間位置には軸芯方向に向って内筒固定用ボルトが螺合されている接合用外筒とから、杭と上部構造物の接合構造を構成し、内筒固定用ボルトのねじ込み量を適宜増減させて、接合用内筒を固定することにより、設計上の軸芯と実際に埋設された杭の杭芯とのずれを吸収出来るようにした。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
埋設施工される杭と、この杭の上に設置される上部構造物とを接合する為の杭と上部構造物との接合構造であって、前記杭の外径とほぼ同径の円筒状をなし、その周壁面には円柱状の腕材が同一円周上から放射状に外側に向って3個以上等間隔で着脱可能に取付けられた接合用内筒と、前記接合用内筒の外径より大きい内径を有する円筒状をなし、側面には前記接合用内筒の腕材が円周方向にスライド可能な上下幅を有する横長貫通孔が接合用内筒の腕材と同じ間隔で同一円周上に形成されていると共に、隣接した一対の横長貫通孔の中間位置には軸芯方向に向ってねじ孔がそれぞれ形成され、該ねじ孔に内筒固定用ボルトが螺合されている接合用外筒とからなり、腕材を取りはずした状態の接合用内筒が予め頭部に固定されている杭を施工地盤に所定の深さまで埋設した後、接合用外筒を杭の頭部の接合用内筒の外側に被せ、腕材を接合用外筒の横長貫通孔を通して接合用内筒の周側面に固定した後、接合用外筒の上端の接合プレートと上部構造物の下端とを結合すると共に、接合用外筒に取付けられた内筒固定用ボルトのねじ込み量を適宜増減して、接合用外筒の内側における接合用内筒の位置を固定し、これら接合用外筒と接合用内筒とにより、設計上の杭芯と実際に埋設された杭の杭芯とのずれを吸収させる様にしたことを特徴とする杭と上部構造物との接合構造。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
腕材の外径よりわずかに大きい内径の円筒状の凹みを接合用内筒の周壁外面に形成し、この凹みの底面中央から内径側に向って同心円状にめねじを形成すると共に、腕材の一方の端面中央から軸芯に沿っておねじを突設し、腕材を凹みに嵌入し、めねじにおねじを螺合させることにより接合用内筒に腕材を着脱自在に取付けたことを特徴とする請求項1記載の杭と上部構造物との接合構造。
【請求項3】
腕材の外径よりわずかに大きい内径の貫通孔を接合用内筒の周壁に形成すると共に、中央にめねじが形成された板状体を、そのめねじが貫通孔と同心円状となる様に接合用内筒の内壁面に固定し、腕材のおねじを板状体のめねじに螺合することにより、接合用内筒に腕材を着脱自在に取付けたことを特徴とする請求項1記載の杭と上部構造物との接合構造。
【請求項4】
接合用内筒の周壁面に着脱自在に取付けられた腕材が4組であることを特徴とする請求項1記載の杭と上部構造物との接合構造。
【請求項5】
杭が鋼管杭であることを特徴とする請求項1記載の杭と上部構造物との接合構造。
【請求項6】
接合用内筒への杭の上端への固定が溶接によって行われることを特徴とする請求項1記載の杭と上部構造物との接合構造。
【請求項7】
杭と上部構造物との結合が、上部構造物の下端に取付けられた接合プレートと接合用外筒の上端に取付けられた接合プレートとをボルト/ナットによって結合することにより行われることを特徴とする請求項1記載の杭と上部構造物との接合構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、埋設施工された杭とこの杭の上に設置される上部構造物との接合構造、詳しくは、施工現場における面倒な作業を極力少なくし、施工精度の向上と施工時間の短縮を図った杭と上部構造物との接合構造に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
各種建造物の基礎工は、上部構造物に作用する荷重を基礎地盤に伝達する大切な役目を果たすものであり、場所打ち鉄筋コンクリートによる基礎工が一般的であるが、予め工場で製造された杭を現場に持ち込み、これを地盤に打ち込んだり埋め込んだりする杭基礎も多く採用されている。
【0003】
この杭基礎は、品質管理が行き届いた工場で製造された杭を用いるので、他の基礎工に比べ、品質管理がし易く、現場での作業が少なく、施工時間の短縮を図ることが出来る長所を有し、交通量が多く、作業時間が制約されがちな市街地などでの作業に適している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-183266
【非特許文献】
【0005】
なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この杭基礎においては、杭の頭部とこの杭の上に設置される上部構造物とを接合する必要があり、杭の頭部に固定された接合プレートと上部構造物の下端とをボルト/ナットなどの接合金具によって接合することが行われている。
【0007】
しかしながら、表層地盤の多くには、地中に埋め込まれた瓦礫等の障害物があり、杭を埋設する際、この障害物が邪魔となり、杭を設計通りの位置へ鉛直に埋設できず、設計上の杭芯と実際に埋設された杭の杭芯とにわずかなずれが生じ、上部構造物からの荷重を杭が確実に吸収できなくなることがある。
【0008】
この為、特許文献1に示す様に、杭頭と上部構造物の下端との間に調整用の部材を介在させ、これにより設計上の杭芯と実際に埋設された杭の杭芯とのずれを吸収させることが行われているが、この調整用の部材の杭頭への固定作業はすべて施工現場において行われており、施工精度と品質確保に難があり、作業時間も多く要していた。
【0009】
本発明者は、杭基礎における上記問題点を解決すべく鋭意研究を行った結果、施工現場における面倒な作業を極力なくし、高い施工精度と品質を確保しつつ、作業時間の短縮を図れる、設計上の杭芯と実際に埋設された杭芯とのずれを効果的に吸収する杭と上部構造物との接合構造を開発することに成功し、本発明としてここに提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
埋設施工される杭と、この杭の上に設置される上部構造物とを接合する為の杭と上部構造物との接合構造において、前記杭の外径とほぼ同径の円筒状をなし、その周壁面には円柱状の腕材が同一円周上から放射状に外側に向って3個以上等間隔で着脱可能に取付けられた接合用内筒と、前記接合用内筒の外径より大きい内径を有する円筒状をなし、側面には前記接合用内筒の腕材が円周方向にスライド可能な上下幅を有する横長貫通孔が接合用内筒の腕材と同じ間隔で同一円周上に形成されていると共に、隣接した一対の横長貫通孔の中間位置には軸芯方向に向ってねじ孔がそれぞれ形成され、該ねじ孔に内筒固定用ボルトが螺合されている接合用外筒とから、杭と上部構造物の接合構造を構成することにより、上記課題を解決した。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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