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公開番号2025007617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109138
出願日2023-07-03
発明の名称ショベル
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/22 20060101AFI20250109BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】カーブ走行する際に制限が課されるショベルを提供する。
【解決手段】下部走行体と、前記下部走行体に旋回自在に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、前記下部走行体のカーブ走行の際の軌道の曲率半径を制限する制限部とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回自在に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、
前記下部走行体のカーブ走行の際の軌道の曲率半径を制限する制限部と、を有する、ショベル。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記下部走行体は、左右一対のクローラを有し、当該一対のクローラの回転速度を互いに異ならせることで前記カーブ走行を行い、
前記制限部は、前記一対のクローラのうちの一方の回転速度に対する他方の回転速度の比率を制限することで前記曲率半径を制限する、請求項1に記載のショベル。
【請求項3】
前記制限部は、前記一対のクローラのうち一方の回転速度に比べ、前記下部走行体のカーブ走行の際に回転速度が小さくなる他方のクローラの回転速度を制限することで前記曲率半径を制限する、請求項2に記載のショベル。
【請求項4】
前記曲率半径を制限するための閾値半径を特定可能な情報を取得する条件取得部を有し、
前記制限部は、前記条件取得部にて取得された情報に基づいて前記曲率半径を制限する、請求項1に記載のショベル。
【請求項5】
前記閾値半径と、地面の硬さを示す硬さ情報とが対応づけられたデータベースを有し、
前記条件取得部は、地面の硬さを示す硬さ情報を取得し、
前記制限部は、前記条件取得部にて取得された硬さ情報に対応する閾値半径を用いて前記曲率半径を制限する、請求項4に記載のショベル。
【請求項6】
前記硬さ情報は、地面の硬さを複数のレベルで示し、
前記条件取得部は、地面の硬さを示すレベルが入力されることで、地面の硬さを示す硬さ情報を取得する、請求項5に記載のショベル。
【請求項7】
前記閾値半径と前記硬さ情報とは、地面の硬さが柔らかくなるほど前記閾値半径が大きくなるように対応づけられている、請求項5に記載のショベル。
【請求項8】
前記下部走行体の一部を地面から浮かせて前記ショベルの走行方向を変更する空中ターンを検出する検出部を有し、
前記制限部は、前記検出部にて前記空中ターンが検出された際、前記曲率半径を制限しない、請求項1に記載のショベル。
【請求項9】
前記下部走行体の走行ルートを表示する表示部を有する、請求項1に記載のショベル。
【請求項10】
前記制限部による制限をON/OFFするための操作部を有する、請求項1に記載のショベル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ショベルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
作業車両において、障害物の位置に基づいて初期位置から目的位置へ移動するための経路を探索する技術が、例えば特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-157259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、ショベルがカーブ走行する際に制限を課す構成については開示されていない。
【0005】
本発明は、カーブ走行する際に制限が課されるショベルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は、
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回自在に搭載される上部旋回体と、
前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、
前記下部走行体のカーブ走行の際の軌道の曲率半径を制限する制限部とを有するショベルである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、カーブ走行する際に制限が課されるショベルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のショベルの一実施形態を示す側面図である。
本発明のショベルの一実施形態を示す上面図である。
図1及び図2に示したショベルの駆動系の構成例を示すブロック図である。
ショベルのカーブ走行の一例を説明するための図である。
ショベルがスピンターンする場合のクローラの動きを説明するための図である。
本実施形態におけるショベルの動作の一例を説明するためのフローチャートである。
表示装置に表示される硬さ指定画面の一例を示す図である。
硬さ/半径データベースの構成の一例を示す図である。
本実施形態のショベルのカーブ走行の際の軌道の一例を示す図である。
表示装置にカーブ走行の際のショベルの軌道を表示する例を示す図である。
表示装置に表示される閾値半径指定画面の一例を示す図である。
本実施形態におけるショベルの動作の他の例を説明するためのフローチャートである。
本実施形態のショベルのカーブ走行の際の軌道の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
《ショベルの概要》
まず、本発明のショベルの一実施形態の概要について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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