TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024171754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023088949
出願日2023-05-30
発明の名称作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/24 20060101AFI20241205BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】機体の周囲を撮影する複数のカメラを備えた構成において、作業中のカメラの破損を防止すること。
【解決手段】 掘削作業機1は、左右一対の走行部5,5を備えた下部走行体20Aと、下部走行体20Aの上方に旋回自在に支持された上部旋回体20Bと、上部旋回体20Bに配置された複数のカメラ61,62,63を備えており、上部旋回体20Bが旋回しているときに、複数のカメラ61,62,63のうちの少なくとも1つは、平面視において走行部5と重なる位置にある。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
左右一対の走行部を備えた下部走行体と、前記下部走行体の上方に旋回自在に支持された上部旋回体と、前記上部旋回体に配置された複数のカメラを備える作業機械であって、
前記上部旋回体の旋回による全ての回動位置で、前記複数のカメラのうちの少なくとも1つは、平面視において前記走行部と重なる位置にある作業機械。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記複数のカメラは、それぞれ前記上部旋回体の外装を構成する外装部材の外側に向けて設けられている、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記外装部材には、前記上部旋回体の後端部に配置されるカウンタウエイトを含み、
前記複数のカメラのうちの1つは、前記上部旋回体の後方を撮影する後方カメラであり、
前記後方カメラは、前記カウンタウエイトよりも上方にあり、前記上部旋回体が所定の角度旋回したときに、上下方向において、前記カウンタウエイトを挟んで前記左右一対の走行部の一方と重なる位置となる、
請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記カウンタウエイトは、前記カウンタウエイト上方の後部外装部材より突出して取り付けられ、
前記後方カメラは、平面視において、前記カウンタウエイトの後端縁と前記後部外装部材の外面部との間に配置される、
請求項3に記載の作業機械。
【請求項5】
運転部を収容するキャビンには、透過面を有し、上下方向を回動軸として開閉する扉部が設けられ、
前記複数のカメラのうちの1つは、前記扉部の後方であって、前記扉部が外装部材を覆う最大回動位置まで回動したときに、側面視において、前記透過面と重なる位置に配置されている、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項6】
前記外装部材には、前記上部旋回体の内部に設けられた機器を配置する機関室と外部とを連通する通気部が設けられ、
前記通気部の上部に、前記機関室の上部開口を開閉自在に覆うカバー部材が設けられ、
前記複数のカメラのうちの1つは、前記通気部の前方の位置に前記カバー部材に隣接して配置されている、
請求項2に記載の作業機械。
【請求項7】
前記複数のカメラは、後方に配置された第1カメラと、左側方に配置された第2カメラと、右側方に配置された第3カメラを含み、
前記第1カメラ、前記第2カメラおよび前記第3カメラは、平面視において前記上部旋回体の後部が描く旋回軌跡に沿って配置されている、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラを備えた作業機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば掘削作業機等の作業機械には、左右一対のクローラ式の走行部を有する下部走行体と、下部走行体に旋回可能に接続された上部旋回体と、上部旋回体の旋回フレームに俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成されたものがある。上部旋回体の旋回フレームには、運転席が設けられオペレータが作業装置等の操作を行うために乗り込むキャビンと、エンジンを含む各種機器類が配置され、各種機器類は外装カバーにより覆われている。
【0003】
また、このような作業機械では、機体の周囲に存在する障害物をキャビン内のオペレータに認識させるために、複数のカメラを配置し、キャビン内の表示装置に撮影画像を表示するものが知られている。
【0004】
例えば、特許文献1には、上部旋回体の後方を撮影する複数のカメラを備えた作業機械が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-038604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示された作業機械では、盗難、或いは、いたずら防止の観点から、複数のカメラのそれぞれが、外装カバーに対して、格納可能に設けられている。一方で、安全に対する注意喚起の観点から、上部旋回体の旋回動作を伴う掘削作業等の作業中には、カメラ本体を外装カバーから突出させて撮影を行う必要がある。そうすると、特許文献1に開示された作業機械は、上部旋回体の後部端が旋回時に描く軌跡を考慮して、機体と障害物との間に距離を設けて機体を作業位置に配置しても、上部旋回体を左右何れかに略90度旋回させたときに、上部旋回体の後部端からさらに突出したカメラが障害物に衝突して破損する問題が生じる。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、機体の周囲を撮影する複数のカメラを備えた構成において、作業中のカメラの破損を防止することが可能な作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る作業機械は、左右一対の走行部を備えた下部走行体と、前記下部走行体の上方に旋回自在に支持された上部旋回体と、前記上部旋回体に配置された複数のカメラを備える作業機械であって、前記上部旋回体の旋回による全ての回動位置で、前記複数のカメラのうちの少なくとも1つは、平面視において前記走行部と重なる位置にあるものである。
【0009】
本発明の他の態様に係る作業機械は、前記作業機械において、前記複数のカメラは、それぞれ前記上部旋回体の外装を構成する外装部材の外側に向けて設けられている、ものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る作業機械は、前記作業機械において、前記外装部材には、前記上部旋回体の後端部に配置されるカウンタウエイトを含み、前記複数のカメラのうちの1つは、前記上部旋回体の後方を撮影する後方カメラであり、前記後方カメラは、前記カウンタウエイトよりも上方にあり、前記上部旋回体が所定の角度旋回したときに、上下方向において、前記カウンタウエイトを挟んで前記左右一対の走行部の一方と重なる位置となる、ものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
エア津波緩衝装置
1日前
個人
砂防ダム及び導流堤
27日前
個人
指示装置
今日
鹿島建設株式会社
接合構造
7日前
株式会社クボタケミックス
桝蓋
今日
株式会社不二越
建設機械
7日前
住友建機株式会社
ショベル
1か月前
住友建機株式会社
ショベル
7日前
株式会社ナガイ製作所
貫入試験方法
22日前
コベルコ建機株式会社
作業機械
1日前
日本車輌製造株式会社
建設機械
21日前
住友重機械工業株式会社
ショベル
1か月前
住友重機械工業株式会社
ショベル
1か月前
住友重機械工業株式会社
作業機械
今日
住友重機械工業株式会社
作業機械
8日前
個人
鋼管杭とその製造方法
今日
株式会社乗富鉄工所
水門開閉装置の設置方法
21日前
日本ソリッド株式会社
水中汚濁防止装置の展張方法
1か月前
株式会社フジタ
建築物とその施工方法
7日前
コベルコ建機株式会社
電動式作業機械
1か月前
コベルコ建機株式会社
作業機械
今日
日本車輌製造株式会社
杭打機の制御装置
14日前
コベルコ建機株式会社
作業機械
今日
千代田工営株式会社
杭と上部構造物との接合構造
7日前
ゼニヤ海洋サービス株式会社
通船ゲートシステム
1か月前
株式会社不二越
建設機械用旋回ブレーキ装置
14日前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
今日
住友重機械工業株式会社
作業機械の制御装置
今日
岡部株式会社
地中排水具及び地中排水構造
1か月前
住友重機械工業株式会社
作業機械の管理システム
22日前
株式会社JAST
鋼管杭撤去装置
7日前
岡部株式会社
地中排水具及び地中排水構造
1か月前
カナデビア株式会社
排砂装置および排砂方法
14日前
大成建設株式会社
整流構造
14日前
株式会社竹中工務店
山留め工法
今日
株式会社竹中工務店
山留め工法
今日
続きを見る