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公開番号
2024162392
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077849
出願日
2023-05-10
発明の名称
水門開閉装置の設置方法
出願人
株式会社乗富鉄工所
代理人
個人
主分類
E02B
7/36 20060101AFI20241114BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】扉体の昇降作業に伴うハンドルの回転操作を行い易くすることができる水門開閉装置およびその設置方法を提供することを目的とする。
【解決手段】扉体4に下端が連結されて上方に延びたスピンドル5に螺合したナット13、ナット13に結合されてスピンドル5に沿った上下軸線J0まわりに回転自在な第1の傘歯車14、水平方向に延びた第1の回転軸16、第1の回転軸16に結合されて第1の傘歯車14と噛合し、第1の回転軸16の回転を第1の傘歯車14を介してナット13に伝達する第2の傘歯車17、第1の回転軸16の上方または下方に第1の回転軸16とほぼ平行に延びて設けられ、端部に取り付けられたハンドル30によって回転操作される第2の回転軸18および第2の回転軸18の回転を第1の回転軸16に伝達する回転伝達機構19を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
水路に隣接して設けられたベース構造物に設置され、前記水路を横切る位置に配置された扉体に下端が連結されて上方に延びたスピンドルを上下方向に移動させることで前記扉体を昇降させる水門開閉装置であって、
前記スピンドルの外周面に形成された雄螺子部に螺合し、前記スピンドルに沿った上下軸線まわりに回転自在かつ上下方向に移動不能に支持されたナットと、
前記ナットに結合されて前記上下軸線まわりに回転自在な第1の傘歯車と、
水平方向に延びた第1の回転軸と、
前記第1の回転軸に結合されて前記第1の傘歯車と噛合し、前記第1の回転軸の回転を前記第1の傘歯車に伝達する第2の傘歯車と、
前記第1の回転軸の上方または下方に前記第1の回転軸とほぼ平行に延びて設けられ、端部に取り付けられたハンドルによって回転操作される第2の回転軸と、
前記第2の回転軸の回転を前記第1の回転軸に伝達する回転伝達機構と、
を備えた水門開閉装置。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記回転伝達機構は、前記第1の回転軸に結合された第1のスプロケットと、前記第2の回転軸に結合された第2のスプロケットと、前記第1のスプロケットと前記第2のスプロケットとの間に掛け渡されたチェーンと、から成る請求項1に記載の水門開閉装置。
【請求項3】
前記回転伝達機構は、前記第1の回転軸および前記第2の回転軸それぞれを回転自在に支持するケーシング内に収納されており、前記第2の傘歯車は、前記ケーシングの外部に突出した前記第1の回転軸の端部に結合されている、請求項1に記載の水門開閉装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の水門開閉装置の設置方法であって、
前記ベース構造物に設置されている他の水門開閉装置を、前記扉体から分離した前記スピンドルとともに撤去する第1工程と、
前記第1工程の後、前記撤去したスピンドルまたは新たなスピンドルを前記ナットに取り付けた状態の請求項1~3のいずれかに記載の水門開閉装置を前記ベース構造物に固定する第2工程と、
前記第2工程の後、前記スピンドルの下端を前記扉体に連結する第3工程と、
を有する水門開閉装置の設置方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、扉体を昇降させることにより水門を開閉する水門開閉装置およびその設置方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
水門開閉装置は、水路を横切る位置に配置された扉体を有する水門に隣接して設置され、扉体を昇降させることにより水門を開閉して水路を流れる水量を調整等する装置である。水門の構成は水路の規模等に応じて異なるが、小川や農業用水路等の比較的小規模の水路に設けられるものでは、端が扉体に連結されて上方に延びたスピンドルの雄螺子部にナットが螺合された構成を有し、ナットをスピンドルに沿った上下軸線まわりに回転させてスピンドルを上下方向に移動させることで、扉体を昇降させるようになっている。
【0003】
水門開閉装置としては、例えば、下記の特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1の水門開閉装置では、スピンドルに螺合したナットに第1の傘歯車(ベベルギヤ)が結合されており、この第1の傘歯車に噛合した第2の傘歯車(ベベルピニオン)に、水平方向に延びたハンドル軸が結合されている。ハンドル軸に結合されたハンドルを回転させてハンドル軸を回転させると、そのハンドル軸の水平な軸線まわりの回転が第2の傘歯車と第1の傘歯車との間で上下軸線まわりのナットの回転に変換され、ナットと螺合したスピンドルが上下方向に移動して扉体が昇降する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6095907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の従来における水門開閉装置では、ハンドルの高さはナットが設けられる高さによってほぼ決まってしまうため、場合によってはハンドルの回転操作が行いにくいという問題点があった。
【0006】
そこで本発明は、扉体の昇降作業に伴うハンドルの回転操作を行い易くすることができる水門開閉装置およびこの水門開閉装置の設置方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の水門開閉装置は、水路に隣接して設けられたベース構造物に設置され、前記水路を横切る位置に配置された扉体に下端が連結されて上方に延びたスピンドルを上下方向に移動させることで前記扉体を昇降させる水門開閉装置であって、前記スピンドルの外周面に形成された雄螺子部に螺合し、前記スピンドルに沿った上下軸線まわりに回転自在かつ上下方向に移動不能に支持されたナットと、前記ナットに結合されて前記上下軸線まわりに回転自在な第1の傘歯車と、水平方向に延びた第1の回転軸と、前記第1の回転軸に結合されて前記第1の傘歯車と噛合し、前記第1の回転軸の回転を前記第1の傘歯車に伝達する第2の傘歯車と、前記第1の回転軸の上方または下方に前記第1の回転軸とほぼ平行に延びて設けられ、端部に取り付けられたハンドルによって回転操作される第2の回転軸と、前記第2の回転軸の回転を前記第1の回転軸に伝達する回転伝達機構と、を備える。
【0008】
本発明の水門開閉装置の設置方法は、上記本発明の水門開閉装置の設置方法であって、前記ベース構造物に設置されている他の水門開閉装置を、前記扉体から分離した前記スピンドルとともに撤去する第1工程と、前記第1工程の後、前記撤去したスピンドルまたは新たなスピンドルを前記ナットに取り付けた状態の本発明の水門開閉装置を前記ベース構造物に固定する第2工程と、前記第2工程の後、前記スピンドルの下端を前記扉体に連結する第3工程と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、扉体の昇降作業に伴うハンドルの回転操作を行い易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態1に係る水門開閉装置を水門とともに示す側面図
実施の形態1に係る水門開閉装置を水門とともに示す斜視図
実施の形態1に係る水門開閉装置の斜視図
実施の形態1に係る水門開閉装置の側面図
他の水門開閉装置がベース構造物に設置されている状態を示す図
他の水門開閉装置をベース構造物から撤去している状態を示す図
実施の形態1に係る水門開閉装置を設置する過程を示す図
実施の形態1に係る水門開閉装置を設置した状態を示す図
本発明の実施の形態2に係る水門開閉装置の側面図
本発明の実施の形態2に係る水門開閉装置を水門とともに示す側面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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