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公開番号
2024172550
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090339
出願日
2023-05-31
発明の名称
指示装置
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
9/26 20060101AFI20241205BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】容易に視認可能な指示装置を実現することが難しい。
【解決手段】指示装置は、装着対象となるバケットの角度と連動して角度が変動する筒状部の外周面に形成された確認部と、筒状部の内部において筒状部に対して回転自在に軸支された錘部と、錘部の外周面から径方向に向かって形成され、筒状部に形成されたスリットを貫通する棒状部材と、棒状部材に保持された指示板と、を有し、錘部は、重さに偏りを有することで、バケットを傾けた際でも所定位置を保持可能なよう形成され、確認部は、バケットを所定の角度に傾けることで指示板の位置と重なるよう形成されており、所定の間隔を空けて、確認部と指示板との組み合わせを複数有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
装着対象となるバケットの角度と連動して角度が変動する筒状部の外周面に形成された確認部と、
前記筒状部の内部において前記筒状部に対して回転自在に軸支された錘部と、
前記錘部の外周面から径方向に向かって形成され、前記筒状部に形成されたスリットを貫通する棒状部材と、
前記棒状部材に保持された指示板と、
を有し、
前記錘部は、重さに偏りを有することで、前記バケットを傾けた際でも所定位置を保持可能なよう形成され、
前記確認部は、バケットを所定の角度に傾けることで前記指示板の位置と重なるよう形成されており、
所定の間隔を空けて、前記確認部と前記指示板との組み合わせを複数有している
指示装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の指示装置であって、
前記筒状部は、開閉可能なように2つの円弧形状部材が連結された構造を有しており、2つの円弧形状部材が閉じた状態で円筒形状となる
指示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の指示装置であって、
前記確認部と前記指示板との組み合わせごとに色が異なっている
指示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の指示装置であって、
前記錘部は、前記筒状部の軸線を中心として回転自在なように前記筒状部に軸支されている
指示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は指示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ショベルカーなどの重機を用いて所定勾配で法面を切る際に用いられる技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、バケットに対し、軸線を前記バケットの角度調整方向と交差する方向として不動状態で取付けされる固定軸と、固定軸に、バケットの角度調整方向に自由回動可能として軸支された回動板と、回動板に、該回動板の回動中心から径方向に沿って離間するように設けられた錘と、固定軸と回動板とに亘って設けられた角度指示器とを、備える角度指示装置が記載されている。また、特許文献1によると、角度指示器は、回動板に設けられた基準指示器と、固定軸に、回動板の回動中心と同心で回動するように軸支された調節指示器と、固定軸に螺合され、締め込みにより調節指示器を基準指示器と対面する部位で回動不能状態に押える押さえ部と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3137313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
重機を用いて法面を切る場合、バケットの位置が操縦席よりも高くなったり低くなったりすることがある。このような場合、特許文献1に記載の技術では、バケットの側面に角度指示器が一つだけある状態であるため、バケットの位置などによって視認性が低下することがあった。このように、より容易に視認可能な指示装置を実現することが難しい、という課題が生じていた。
【0006】
そこで、本発明は、上述した課題を解決することが可能な指示装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態である指示装置は、
装着対象となるバケットの角度と連動して変動する筒状部の外周面に形成された確認部と、
前記筒状部の内部において前記筒状部に対して回転自在に軸支された錘部と、
前記錘部の外周面から径方向に向かって形成され、前記筒状部に形成されたスリットを貫通する棒状部材と、
前記棒状部材に保持された指示板と、
を有し、
前記錘部は、重さに偏りを有することで、前記バケットを傾けた際でも所定位置を保持可能なよう形成され、
前記確認部は、バケットを所定の角度に傾けることで前記指示板の位置と重なるよう形成されており、
所定の間隔を空けて、前記確認部と前記指示板との組み合わせを複数有している
という構成をとる。
【発明の効果】
【0008】
上述したような各構成によると、上述したような課題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1の実施形態における指示装置の概要を示す図である。
指示装置の構成例を示す斜視図である。
指示装置の構成例を示す斜視図である。
指示装置の使用例を示す斜視図である。
指示装置の構成例を示す斜視図である。
筒状部を開いた際の指示装置の構成例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1の実施形態]
指示装置100の構成例について図1から図6までを参照して説明する。図1は、指示装置の概要を示す図である、図2、図3は、指示装置100の構成例を示す斜視図である。図4は、指示装置の使用例を示す斜視図である。図5は、指示装置100の構成例を示す斜視図である。図6は、筒状部120を開いた際の指示装置の構成例を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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