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公開番号
2024162913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078896
出願日
2023-05-11
発明の名称
地下構造物の構築方法及び地下構造物
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E02D
29/05 20060101AFI20241114BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】順打ち工法によって構築された部分と逆打ち工法で構築された部分とに地盤の高低差が生じることを抑制することが可能な地下構造物の構築方法及び地下構造物を提供することができる。
【解決手段】建築物1の地下構造物の構築方法であって、地下構造物20の第1構造部21を順打ち工法で構築する第1構築工程と、地下構造物20の第1構造部21に隣接する第2構造部22を逆打ち工法で構築する第2構築工程と、第1構造部21と第2構造部22との境界部分Bにブレース30を設置するブレース設置工程と、を有することを特徴とする地下構造物の構築方法、及び、順打ち工法で構築された第1構造部21と、逆打ち工法で構築された第2構造部22と、第1構造部21と第2構造部22との境界部分Bに設置されたブレース30とを有する地下構造物20。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物の地下構造物の構築方法であって、
前記地下構造物の第1構造部を順打ち工法で構築する第1構築工程と、
前記地下構造物の前記第1構造部に隣接する第2構造部を逆打ち工法で構築する第2構築工程と、
前記第1構造部と前記第2構造部との境界部分にブレースを設置するブレース設置工程と、を有することを特徴とする地下構造物の構築方法。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
建築物の地下構造物であって、
順打ち工法で構築された前記地下構造物の第1構造部と、
逆打ち工法で前記第1構造部に隣接して構築された前記地下構造物の第2構造部と、
前記第1構造部と前記第2構造部との境界部分に設置されたブレースと、を有することを特徴とする地下構造物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物の地下構造物の建築方法及び地下構造物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば高層ビルなどの建築物には、複数の階層を有する地下構造物が設けられるのが一般的である。
【0003】
従来、このような建築物の地下構造物を構築する方法として、地下構造物の一部分である第1構造部を順打ち工法で構築するとともに、地下構造物の残りの部分である第2構造部を逆打ち工法で構築するようにした方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
このような地下構造物の構築方法によれば、例えば建築物の建築予定地に2つの既存建築物がある場合に、先に解体した既存建築物の敷地において順打ち工法により第1構造部の構築を進めつつ、残りの既存建築物が解体された後、当該敷地において逆打ち構造により第2構造部の構築を進めることで、第1構造部及び第2構造部の上に地上構造物を遅滞なく構築するが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-95693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記従来の地下構造物の構築方法では、順打ち工法によって構築された第1構造部から逆打ち工法で構築される部分の地盤に圧力が加わり、順打ち工法によって構築された部分と逆打ち工法で構築された部分とに地盤の高低差が生じる虞があった。順打ち工法によって構築された部分と逆打ち工法で構築された部分とに地盤の高低差が生じると、第1構造部と第2構造部との間に変形が生じる虞があるなどの種々の問題が生じることになる。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、順打ち工法によって構築された部分と逆打ち工法で構築された部分とに地盤の高低差が生じることを抑制することが可能な地下構造物の構築方法及び地下構造物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の地下構造物の構築方法は、建築物の地下構造物の構築方法であって、前記地下構造物の第1構造部を順打ち工法で構築する第1構築工程と、前記地下構造物の前記第1構造部に隣接する第2構造部を逆打ち工法で構築する第2構築工程と、前記第1構造部と前記第2構造部との境界部分にブレースを設置するブレース設置工程と、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明の地下構造物は、建築物の地下構造物であって、順打ち工法で構築された前記地下構造物の第1構造部と、逆打ち工法で前記第1構造部に隣接して構築された前記地下構造物の第2構造部と、前記第1構造部と前記第2構造部との境界部分に設置されたブレースと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、順打ち工法によって構築された部分と逆打ち工法で構築された部分とに地盤の高低差が生じることを抑制することが可能な地下構造物の構築方法及び地下構造物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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