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公開番号
2024173514
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091986
出願日
2023-06-02
発明の名称
作業機械用操作装置
出願人
ニシオホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
9/20 20060101AFI20241205BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】 より簡素なアクチュエーターの支持構造により、装置全体を簡素でコンパクト化させることの可能な作業機械用操作装置を提供すること。
【解決手段】作業機械は互いに交差する一対の操作方向X,Yに対し揺動操作可能な操作レバー320を有する。作業機械用操作装置100は、レバー保持部40と、第一、第二回転アクチュエーター10,20と、アーム30と、このアームを作業機械の一部に揺動可能に連結する揺動連結部Fとを有する。レバー保持部とアームとの間に、第一回転アクチュエーターの第一回転軸10b及び本体10a、並びに、第二回転アクチュエーターの第二回転軸20b及び本体20aがアームとレバー保持部とを相対的に駆動回転可能に中間接合部21を介して連結される。第一、第二回転アクチュエーターの回転軸心10c、20cが交差する向きX,Yに配置されている。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも互いに交差する一対の操作方向に対し揺動操作可能な操作レバーを有し、同レバーの操作機構を有する作業機械用操作装置であって、
同レバーを保持するレバー保持部と、駆動回転制御可能な第一、第二回転アクチュエーターと、アームと、このアームを作業機械の一部に揺動可能に連結する揺動連結部とを備え、前記レバー保持部と前記アームとの間に、前記第一回転アクチュエーターの第一回転軸及び本体、並びに、前記第二回転アクチュエーターの第二回転軸及び本体が前記アームと前記レバー保持部とを相対的に駆動回転可能に中間接合部を介して連結され、前記第一、第二回転アクチュエーターの回転軸心が交差する向きに配置されている作業機械用操作装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記揺動連結部は、前記作業機械の一部への支持部と前記アームとの間にこのアームの前記レバー保持部側を上下及び水平に揺動させるヒンジを備えている請求項1記載の作業機械用操作装置。
【請求項3】
前記アームが前記揺動連結部と前記第二回転アクチュエーターへの取付部との距離を伸縮可能且つ前記アームの長手方向軸周りで相対回転を規制するスライド手段を備えている請求項1記載の作業機械用操作装置。
【請求項4】
前記アームに前記第二回転アクチュエーターの本体を取り付け、同第二回転アクチュエーターの回転軸に前記第一回転アクチュエーターの本体部が前記中間接合部を介して取り付けられている請求項1記載の作業機械用操作装置。
【請求項5】
前記第一回転アクチュエーターの回転軸と前記レバー保持部との間にレバー保持部を左右に揺動させる保持部取付体を設けてある請求項4記載の作業機械用操作装置。
【請求項6】
前記揺動連結部及び前記アームが前記作業機械の一部である運転席のアームレストの運転者着座外側に配置され、前記第一回転アクチュエーターが前記第二回転アクチュエーターの前記運転者着座側に配置されている請求項5記載の作業機械用操作装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械用操作装置に関する。さらに詳しくは、少なくとも互いに交差する一対の操作方向に対し揺動操作可能な操作レバーを有し、同レバーの操作機構を有する作業機械用操作装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
上述のような作業機械用操作装置としては、例えば、以下の先行文献1、2の如きものが知られている。同先行文献1の特許請求の範囲の請求項1によれば、この遠隔制御システムは、
1)前記第1、第2の操作レバーを揺動可能に支持する箇所と前記運転席と前記肘掛け部とを一体的に結合し、
2)前記運転席に取り付けられ、かつ、
3)取り付けられた状態で作業者が前記運転席に着座可能な
4)フレームと、
5)前記フレームに一体的に取り付けられ
6)前記第1、第2の操作レバーを操作する
7)第1、第2のアクチュエータを含む第1、第2のアクチュエータと
を備えている。
【0003】
すなわち、同先行文献1の段落番号0018及び図2,3の構造によれば、第1、第2のアクチュエータにおける回転式のモーター3604,3804及び直動式の電気シリンダー3602,3802等を介して第1、第2の操作レバーを揺動させる。「上記7)の第1、第2のアクチュエータ」のうち特に回転式のモーター3604,3804は、操作モーメントに耐えるために、固定部に対して揺動してはならない。「上記5)前記フレームに一体的に取り付けられ」ることとなる。この一体的に取り付けは、「上記1)第1、第2の操作レバーを揺動可能に支持する箇所」との相対変異があっては意味がないので、「上記4)フレーム」は、「上記1)前記第1、第2の操作レバーを揺動可能に支持する箇所と前記運転席と前記肘掛け部とを一体的に結合」して、さらに、「上記2)前記運転席に取り付けられ」ることになる。すなわち、先行技術1の構成によれば、アクチュエーターの支持構造は、運転席とひじ掛けを一体化させるフレームにアクチュエーターの本体(3604,3804)が揺動等しないように固定された大がかりなものとなる。
【0004】
なお、先行文献2は、回転アクチュエーターが用いられているが、アクチュエーターの支持構造については、具体的な記載がない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-12951号公報
特開2000-38744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
かかる従来の実情に鑑みて、本発明の目的は、より簡素なアクチュエーターの支持構造により、装置全体を簡素でコンパクト化させることの可能な作業機械用操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る作業機械用操作装置の特徴は、少なくとも互いに交差する一対の操作方向に対し揺動操作可能な操作レバーを有し、同レバーの操作機構を有する構成において、同レバーを保持するレバー保持部と、駆動回転制御可能な第一、第二回転アクチュエーターと、アームと、このアームを作業機械の一部に揺動可能に連結する揺動連結部とを備え、前記レバー保持部と前記アームとの間に、前記第一回転アクチュエーターの第一回転軸及び本体、並びに、前記第二回転アクチュエーターの第二回転軸及び本体が前記アームと前記レバー保持部とを相対的に駆動回転可能に中間接合部を介して連結され、前記第一、第二回転アクチュエーターの回転軸心が交差する向きに配置されていることにある。
【0008】
同構成によれば、第一、第二回転アクチュエーターの回転軸の回転により、レバー保持部を介して操作レバーを揺動させるためのひねりの回転力が発生する。アーム先端の揺動連結部には小さな反力でもアームの長さが倍力装置として作用し、小さな支持力で操作レバーを揺動させることができる。この揺動連結部はモーメントに耐える必要がない。したがって、装置支持部の構造が大きな反力やモーメントに耐える必要がなく、簡素な構成とすることができる。
【0009】
上記特徴構成において、前記揺動連結部は、前記作業機械の一部への支持部と前記アームとの間にこのアームの前記レバー保持部側を上下及び水平に揺動させるヒンジを備えてもよい。同構成によれば、前記レバーのひねりにより、アームに傾きを生じるが、その傾きをヒンジにより吸収させることができる。しかも、アームの先端部にヒンジが備わっているので、揺動連結部を本体の一部に固定する際にも、モーメントに耐久する必要がなくて構成が簡素となる。
【0010】
また、上記特徴構成において、前記アームが前記揺動連結部と前記第二回転アクチュエーターへの取付部との距離を伸縮可能且つ前記アームの長手方向軸周りで相対回転を規制するスライド手段を備えてもよい。同構成によれば、上記ひねり操作により、レバー保持部は前後左右に移動するが、その移動に前記第一、第二回転アクチュエーターをスライドさせて追随させることができる。しかも、上記の如く相対回転を規制するため、第一、第二回転アクチュエーターによるひねり操作に支障を来すこともない。
(【0011】以降は省略されています)
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