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公開番号
2024157799
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072383
出願日
2023-04-26
発明の名称
通船ゲートシステム
出願人
ゼニヤ海洋サービス株式会社
代理人
個人
主分類
E02B
5/06 20060101AFI20241031BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】 船舶に損傷を与え難く、特に船舶のスクリュー部への破損がなく、安全に開閉できる通船ゲートシステムを提供する。
【解決手段】 ゲート領域を開放若しくは閉鎖する通船ゲートシステム1であって、ネットNとゲートフレーム5とからなるゲート本体と、前記ゲート本体から離間して押倒し可能に配置されたローラスイッチ43、43と、前記ローラスイッチ43、43の押倒しにより前記ゲート本体を開放させるローラメインフレーム40とゲートメインフレーム50とヒンジフレーム6、7とからなる連動機構を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ゲート領域を開放若しくは閉鎖する通船ゲートシステムであって、
ゲート本体と、前記ゲート本体から離間して押倒し可能に配置されたローラスイッチと、前記ローラスイッチの押倒しにより前記ゲート本体を開放させる連動機構を有することを特徴とする通船ゲートシステム。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
ローラスイッチは左右一対に配置された浮体であり、左右方向に軸支された回転可能な回転体であることを特徴とする請求項1に記載の通船ゲートシステム。
【請求項3】
左右一対のローラスイッチはゲート本体の前後に各々配置され、前後のローラスイッチは船舶が通過する際に前後とも押倒し可能な位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の通船ゲートシステム。
【請求項4】
連動機構は、ローラスイッチの回転軸を接続する上下方向に延びるローラメインフレームと、ゲート本体の左右両側に位置する上下方向に延びるゲートメインフレームと、前記ローラメインフレームと前記ゲートメインフレームとを押倒し可能に接続する前後方向に延びるヒンジフレームを有することを特徴とする請求項2または3のいずれか一項に記載の通船ゲートシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダム、河川、湖沼などの水域を区画した状態で、区画水域間を通過するための通船ゲートシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、水上において水域を区画する通船ゲートにおいて、船舶で移動する際に通船ゲートに備えられた扉の開閉や、扉を乗り越えることによって通船可能とするものがある。このうち扉を船舶で押し倒して進むもの(特許文献1)や、船で乗り上げるもの(特許文献2)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-21054号公報
特許第6506465号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の通船ゲートは、船が直接扉に接触するので船自体、特に船首に損傷を生じてしまう欠点があった。さらに特許文献1は扉体にローラが配置されているが、船舶の進入位置によってはローラではなく扉自体に接触することもあり、船舶の損傷が発生する可能性がある。特許文献2のようにかかる船舶の損傷を防ぐために乗り上げ式のローラを用いた先行技術も存在した。しかし、乗り上げ式のローラを用いた場合も軽量な船や小型な船では通船しにくく、船舶の中央後ろ側位置にあるスクリュー部を破損させることがあり、乗り上げ部の構造を変える必要があった。
【0005】
そこで、本発明は、船舶に損傷を与え難く、特に船舶のスクリュー部への破損がなく、安全に開閉できる通船ゲートシステムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題に鑑み、ゲート領域を開放若しくは閉鎖する通船ゲートシステムであって、ゲート本体と、前記ゲート本体から離間して押倒し可能に配置されたローラスイッチと、前記ローラスイッチの押倒しにより前記ゲート本体を開放させる連動機構を有することを特徴とする。
【0007】
また、ローラスイッチは左右一対に配置された浮体であり、左右方向に軸支された回転可能な回転体であることが好ましい。
【0008】
また、左右一対のローラスイッチはゲート本体の前後に各々配置され、前後のローラスイッチは船舶が通過する際に前後とも押倒し可能な位置に配置されていることが好ましい。
【0009】
また、連動機構は、ローラスイッチの回転軸を接続する上下方向に延びるローラメインフレームと、ゲート本体の左右両側に位置する上下方向に延びるゲートメインフレームと、前記ローラメインフレームと前記ゲートメインフレートとを倒立可能に接続する前後方向に延びるヒンジフレームを有することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、ゲートから離間した乗り上げ式のローラスイッチを用いているため船舶が直接ゲートに接触せず、船舶の損傷を防ぐことが可能になる。また、ローラスイッチを用いることで船舶の接触は点接触になることから船舶への損傷の発生を生じにくくして通船することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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